付き合ってあげてもいいかな（たみふる）【漫画あらすじ紹介＆レビュー】

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「？」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】

付き合ってあげてもいいかな

【作者】

たみふる

【連載期間】

2018〜

【巻数】

１〜９巻

【掲載誌】

裏サンデー

最新刊・９巻（2022/8/19発売）

Story&Review＆Character

この作品は百合と大学生活をベースにした百合恋愛漫画です

〈みわ＆冴子　カップル成立〉

主人公は２人の大学生

1人は清楚系美人の「犬塚みわ（いぬづか　みわ）」

何もしなくても大学だとメッチャもてそうなみわですが、恋愛対象は女性で大学では絶対に彼女が欲しいと思っていました

もう1人の主人公は「猿渡冴子（さわたり　さえこ）」

彼女も恋愛対象は女性ですがみわより早く目覚めており、そのせいで高校時代に大きなトラウマを持っていました



そんな２人は大学入学早々知り合い友達になって一緒に軽音部に入ります

みわは新歓の飲み会で早速バンド仲間の「鶴田（つるた）」と「ルチャ」に好意を寄せられます

しかし何となく同じ臭いを感じ取った冴子が女の子が好きだとカミングアウトすると、みわもそれに追随しほどなく２人は付き合い始めます



早速イチャイチャしている所を同じバンドの「みっくん」に見られたり、同性の軽音部仲間「うっしー」や「リカ」にも話しての同性カップルスタートは前途多難でした

〈軽音部合宿〉

軽音部恒例の合宿に参加したみわと冴子は、スキを見てイチャつこうとします

そんなサカっている２人に視線を向ける１人の男・・・

軽音部の先輩「鴻巣完（こうのす　かん）」は人目をはばかっている（つもり）の２人の行動を見た上でやたらとみわに絡んできます

完先輩は序盤からみわと冴子の関係を怪しんでいる人物でしたが、彼の言い分に聞き捨てならないみわは反論しますがあっさり撃沈されます（チーン）



しかも問題はそれだけに留まらず冴子の無意識下の独占欲やムラムラ（⁉）へと発展していきます

〈同窓会〉

表面上は上手く行っている２人でしたが、冴子の嫉妬問題に加えみわの初恋問題が浮上してきます



みわが女性に興味を持つようになったきっかけは高校時代の先輩「熊谷志帆（くまがい　しほ）」の影響が大きかったのでした

初恋を過去の物と言い切るみわでしたが、冴子にとっては気になる案件なのは確かでした

そんな時に舞い降りて来た「同窓会」問題

志帆を気にして躊躇うみわを表面上は信頼している冴子は背中を押して同窓会に参加させます



実際は超気になって仕方ないのに(笑)



そんな冴子の気持ちがどれだけわかってるかはさておき、同窓会に出席したみわは会いたくて会いたくなかった志帆先輩と顔を合わせます



この間に間違いは起きませんでしたが（そりゃそうだ）、みわの異変を冴子はいち早く察知します

そして一度は距離を取ろうとしますが一度狂った歯車はそう簡単に元には戻りません

冴子は意を決してみわに別れを切り出します



そんな冴子も平静でいられた訳ではなくバイト仲間の「鷲尾優梨愛（わしお　ゆりあ）」と話して傷心を紛らわせます



みわも別れを受け入れますが、気持ちが落ち込んでしまう日々が続きます

それは冴子との事もありますが、志帆先輩とのモヤモヤも大きな割合を占めていました

〈告白からの失恋〉

過去の恋愛を振り切れないみわを見過ごす事も出来ず冴子はちゃんと会って話をするよう背中を押します

しかし内心は穏やかではありません（そりゃそうだ）



その間にみわは両親（主に母親）を説得して念願の１人暮らしを始めます

ようやくみわが決意したのはそれから2か月後のことでした



志帆先輩が住む沖縄まで観光を兼ねて会いに行くと頃合いを見計らって告白します

・・・が、みわの意向に気付いていた志帆先輩には断られてしまいます

理由は「世間体」でした

これからずっと衆目を気にしながら女性同士で付き合っていく勇気はない

そうハッキリ言われてしまいます



傷心のまま帰って来たみわはすっかり憔悴して引き籠ってしまいます

そのまま心配して様子を見にくる冴子に依存して行きます

〈新しい出会い〉

みわの社会復帰が遅々として進まない中、冴子はバイト仲間の優梨愛と徐々に仲を深めて行きます

バイトの先輩「亀戸（かめど）」と３人で遊びに行った帰り道で遭難しかけた２人（亀戸は先に助けを呼びに行った）はお互いをさらけ出します

そのトラブルで優梨愛との絆が深まった一方で、冴子はみわとの関係に終止符を打ち２人は２年生へと進級します



冴子と優梨愛が付き合い始めた頃、みわにも新しい出会いが訪れます

新人歓迎会で声を掛けた新入生の「獅子尾環（ししお　たまき）」は驚く程志帆先輩に激似でした！

・・・これは仲良くなるしかない(笑)

動機はどうあれ気軽に話しかけるも相手には超警戒されてしまいます（泣）

それでも徐々にみわの人柄がわかってくると環も少しずつ心を開いてくれるようになります



優梨愛と正式（？）に付き合い出した冴子でしたが、身体の関係を通したお互いの考えに少しズレがあると認識します

それは優梨愛にとっては率直な気持ちでしたが、現状の冴子には受け入れにくい部分で悩みます

（要は攻めと受け関係ですね）



みわもマッチングアプリを通して新しい出会いを模索しますが、根が単純なみわはヤリ目相手と距離を置かれるだけで悩んでしまいこちらも前途多難な感じでした

そんな折、ちょっとした会話のあやでみわは恋愛対象が女性である事を環に知られてしまいます

〈合宿（２回目）〉

１年前にみわと冴子が関係を深め合った軽音部の合宿が再びやってきます

この頃には環もみわに対してかなり心を開いてくれるようになっていて、逆にどう出れば正解かみわが悩む立場になってしまいます(笑)



結局環が積極的に出る形でみわとのカップルが成立し、新しい関係を歩み始めます

あ、ついでに彼女と別れたみっくんも同じサークルのリカと良い感じなのを付け加えておきます



環の人間関係を慮って付き合っている事の公表を遠慮するみわでしたが、環自身が同級生達にカミングアウトして周知の仲となっていきます