よふかしのうた 6巻(コトヤマ)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0069

よふかしのうた(6) 恋愛
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは1/18発売の
「よふかしのうた」6巻(コトヤマ)です

コトヤマ先生の最新刊です

よくこの漫画のレビューで言われる通り2巻まではほのぼのした吸血鬼モノなんですが、吸血鬼の仲間が出てきた辺りからいきなりバトルアクションや謎要素なども盛り込んでギアアップしてきました

6巻も引き続き吸血鬼のキクとコウの友達のマヒルとのちょっと複雑な恋愛模様や吸血鬼の退治を目的とした探偵・餡子も登場します

さらに未だ正体不明のナズナの出自にも踏み込む展開も見逃せません

こんなに激しいクライムサスペンス感出してるのに、登場キャラクター達の緩さや絶妙に外した会話によって緊張感が程よく削がれています

この独特の空気を楽しみに読んでるのは僕だけではないはずです

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この漫画のジャンルは「吸血鬼・ラブコメ」

この巻の見所は「裸の付き合い」です

ポイントあらすじ紹介

「この恋の行方は」

コウはナズナに連れられて東京に来ていた。ナズナは眠らない街で恋愛についてのレクチャーを始めるがコウにはちょっとわからない言い分も多々含まれていた

しかし、人の多い東京は恋愛についての観察対象は腐るほどいて皆がそれぞれに恋愛を楽しんでいた

吸血鬼の恋愛は肉体関係でもあると力説するナズナの話を聞きながら、多少飛躍していたがコウの中で恋愛について落とし所になる考え方を発見する

「コウ君 恋愛なんてギャンブルはな まともなやつはやらねェんだよ。」

「男同士の会議からの・・・襲撃」

コウはマヒルからキクの事で相談を受けるが自分だけでは情報が足りず助っ人を呼ぶことにする

呼び出したあっくん、ハツカの4人で銭湯に行く(ハツカ提案)と、二手に別れコウはハツカとサウナでキクの事を聞き、マヒルはあっくんから風呂場で眷属としての薫陶を受ける

まだ腑に落ちない事が多いコウだったが、脱衣所であっくんの眼鏡が変わっていることに気づき指摘する。すると番台席から探偵の餡子が現れ意味深な話をし始める

「会いたかったよ『あっくん』 そして嘘つきの夜守くん・・」

「吸血鬼の過去」

人間だった頃の私物が吸血鬼の弱点たりうることがわかったコウは、ナズナに人間だった時の記憶を思い出すよう促してみる

しかし、彼女は人間だった頃の記憶が殆どなく手掛かりが掴めなかったが年齢は30~40歳くらいだということがわかった

部屋にあるナズナの私物を漁っていると出て来たのは古びた診察券で最後に診察に行ったのは30年前だった

示し合わせたような情報に2人はその病院に行ってみることにする

ナズナ「50年前のこと思い出せる?」

コウ「いや俺14歳だし・・・」

感想

もう少しキクの話が続くのかと思ったら、一旦棚上げされて色々とややこしい話に展開して来ました

吸血鬼と眷属の関係や吸血鬼の弱点、そして過去などドンドン設定が深掘りされていきますね

面白くなる一方です

も、もしかしてナズナが恋愛話を照れるのにも何か伏線が・・・⁉︎ないか(笑)

コウにとってもマヒルが眷属を目指す事で、元々友達だった所から同じ目的を共有しながら競争相手にもなる良いライバルが出て来ましたよね

このまま眷属目指してまっしぐらと行きたい所なのに、未だナズナとの間に恋愛感情は芽生えず・・・ニコ達にいいようにいじられてしまってます

かなりシリアスな設定や展開なのに緊迫感や悲壮感がないのはひとえにコウの緩さ故でしょうか

距離感は確実に近づいているんだけど、あと一押し何が足りないんでしょうか?

さすがに14歳では踏み込んだ恋愛事情になりにくいですよね

でも、このままだとダークな展開に片足突っ込みそうだからここは眷属ホヤホヤのセリとあっくんにラブラブ感出してもらって・・・無理?

Luck'o
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ところで

みなさんは診察券はちゃんと保管してますか?

Luck'o
Luck’o

僕は再発行率高めです!(ビシッ)

・・・すぐなくす・・

ではまた次回の新刊で!

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