こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「プロミス・シンデレラ」4巻です
概要
壱成の兄・成吾と早梅がデートに!?
離婚で行き場を失った元・専業主婦の早梅。
偶然出会った金持ちの男子高校生・壱成の提案で「リアル人生ゲーム」への参加を交換条件に、彼の家で居候生活をはじめる。そんな中でも、少しずつ心の距離が縮まっていく二人だったが早梅は、あと半年で家を出て行くことを決意。
一緒に居られる時間が残り少ないことに焦りを感じる壱成。一方、旅館では壱成の兄であり、副社長の成吾が現れる。
Amazonより抜粋
成吾と早梅は10年前に知り合い以上の関係だったようで早速、二人きりで高級レストランに行くことに。
さらに焦る壱成は二人を尾行することに!!
作品情報
タイトル |
プロミス・シンデレラ |
作者 |
橘オレコ |
発売日 |
2019年5月17日 |
掲載誌 |
裏サンデー |
ジャンル |
ラブコメ |
サブタイトル
第23話 「伝えること」
第24話 「存在価値」
第25話 「まっすぐに」
第26話 「再会」
第27話 「予定ってなに」
第28話 「どうしろってんだよ」
第29話 「大人の男」
第30話 「10コ年下」
主な登場人物(新規・変更)
♤片岡成吾(かたおか せいご)
壱成の兄で旅館の副社長、イケメンで大人の佇まいで仕事も出来る
ポイント紹介
「壱成から見た早梅」
これまで自分の存在価値を兄への反発と金の力を借りてしか表せられなかった男・片岡壱成17歳
その価値観がひっくり返ったのは金になびかない女に殴られてからだった
媚びない、持ち上げない、上から来ると今までされた事のない対応に戸惑いつつも、壱成をいち個人として見てくれる価値観は子供の頃から兄と比べられてきた壱成にとって欲しくて堪らないものであった
「目を覚ますのはあんたの方でしょ 本当のこと言おうよ」
「敵わない存在」
家出騒動が一段落し、早梅との距離をなんとか縮めたい壱成にとって1番現れて欲しくない相手がやって来てしまう
片岡成吾その人だ
旅館の副社長を務め、宿泊客を喜ばせる対応や行動を心得ており尚且つイケメンで独身
兄へのコンプレックスで満たされている壱成にとってここまで自分が小さく見える相手は他にいなかった
しかも何故か早梅と顔見知りらしく自分のアドバンテージはことごとく粉砕されてしまう
「僕のこと覚えてますか?」
「プロデュースドバイ洸也」
またしても成吾から逃げ出した壱成に心強いセコンドが登場⁉︎傷心で街を歩く壱成を見つけ早梅と成吾の話を聞いた洸也はプレゼントなどを送ればどうかとアドバイスを受ける
お掃除好きの早梅にお掃除スリッパをあげると思いの外喜んでくれた為、次の知恵を授かりに茶房に出かけると、成吾とバッティングしそうになりまた隠れてしまう
それではいけないと奮い立つ壱成洸也はとっておきの秘策を授ける・・・
「いつまでもガキのままは嫌だ 大人の男になりてぇ」
レビュー
こんにちは
プロミスシンデレラの4巻です
まずは家出編の続きからですね
ストーリーの大枠はいつも通り煮え切らない壱成の早梅に対する感情の落とし所がベースなのですが、その他それぞれのキャラの思いも複雑に絡み合っています
早梅は家を出て彷徨う間に正弘に出会ってしまいます
そこに間が悪く壱成から電話がかかってきて正弘の声を拾ったもんだからもう大変です
でもここで正弘と出会った事で早梅は何がどうでも良くて何が大事かに気づく事が出来ます
一方で壱成の取り巻きの野田も壱成へのやるせない気持ちを持っていました
最近付き合いが悪くなった壱成と仲良くしたい気持ちはあるのですがそこで素直になれずに金ヅル扱いして険悪なムードになってしまいます
早梅に責められる正弘も彼女の力になりたいと不器用ながらに自分の気持ちをぶつけていきます
そう、人間関係は素直になったもん勝ちなのです
それに誰が気づけたかは見てのお楽しみで
そしてそして遂に壱成の兄・成吾が登場してストーリーに絡んできます
全てに於いて良く出来た兄は弟にとって妬みの対象でしかありません
結果、ひねくれて金に逃げた壱成も今回ばかりは早梅がかかっているので逃げる訳にはいきません
恋愛マイスター(?)洸也の助言を得て自分を奮い立たせて成吾へと挑んでいきます
早梅もストレートな表現をしてくる成吾にドキッとしながらも、壱成に対する感情にもすこーし変化が出そうになっています
さあ、兄弟エントリーの早梅争奪戦の勝者はどっちだ⁉︎
橘先生のつぶやきはこちらからチェック→Twitterリンク
試し読みはこちらから↓↓
5巻へ続く!
コメント