サッカー漫画唯一無二の金字塔!天才サッカー少年・大空翼テイクオフ!
作品紹介
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
では漫画紹介やっていきましょう
今回紹介するのは高橋陽一先生の『キャプテン翼』です
おおっ!王道サッカー漫画ですな
サッカーの内容は邪道だけどね
やめい!イニエスタを敵に回す気か⁈
今更説明の必要がないくらいの人気作ですね
絶頂期の週刊少年ジャンプ作品だけあってアクロバティックなシーンやルール的にはアレな部分もあるけど、勢いと情熱が当時のサッカー少年の心をガッチリと掴んでいました
アレとか言うな
だって北斗の拳や聖闘士星矢と張り合うにはやっぱりサッカーの枠を飛び出す必要はあるよね
でもこの作品以降ジャンプでサッカー漫画の連載は続かないというジンクスが出来てしまいました
絶妙な飛び出し感ってやっぱ難しいな
中学生で連載は修了しましたがその後雑誌を変えて続編が続いていて翼クンは未だ現役で活躍しています
カズよりすげえ
この作品は大まかに分けて「南葛SC(小学生)編」「南葛中(中学生)編」「全日本Jr.ユース編」「旅立ち編」に分かれています
名称はいつも通り僕の独断です
では内容紹介いってみましょう
おなしゃす
時は連載当時と同じ1980台年代前半
静岡県南葛市に主人公の大空翼が引っ越してくる所から物語は始まります
翼は生後間もなく与えられたサッカーボールがお気に入りである時は車にひかれそうになったけどサッカーボールがクッションになって助かったほど翼とサッカーボールは切っても切れない縁となりました
そこであの有名なフレーズが生まれたんだんだね
そう!「ボールはモルテン」
スポンサー狙い⁉「ボールは友達」でしょうが
言ったのはもっと後だけどね
当時南葛市では「南葛小」と「修哲小」のサッカー部が学校ぐるみで対抗してたんだけど「南葛小」は残念なくらい弱いチームだったんだよね
率いていたのは顔面ブロックでお馴染みの石崎くん
そしてエリート集団「修哲小」を率いるのは天才GK若林源三
若林くんは翼の最初のライバルだね
そう。石崎くんは翼の最初のお荷物
やめーい!!
でも弱小サッカー部から日本代表まで登りつめるってある意味石崎ってすごいキャラだよね
修哲小とグラウンドの取り合いをしていた石崎は中学の先輩を連れて若林とPK勝負をするんだ
中学生のサッカー部はずるくない?
ううん。サッカーじゃないよ
へ?
ラグビー、ハンドボール、野球
若林はペナルティエリアの外からなら何でも止められるすごいGKだったんだよ
・・さすがに野球ボールは・・ねぇ
そこは少年誌の勢いで何とかね
止めないと話進まないし
ある意味そんな破天荒な勝負がまかり通るくらいサッカーの立ち位置って低いものだったんだよ
今では考えられないな
でその勝負を見ていた翼は丘の上から若林邸に向かって挑戦状のボールを蹴りこむ
おまわりさーん!族がいます!
で、翼の実力を認めた若林は南葛小と修哲小の対抗戦で行われる試合で決着を付ける運びになる(結果は下記参照)
ここで翼は日本に来ていた日系三世のロベルト本郷と出会いサッカーの何たるかを教わるんだ
ロベルトは本場ブラジルのプロサッカー選手で目の治療をする為に日本に来ていたんだ
しかも船乗りの翼の父親と知り合いという縁もあった
この時代にプロに教わるのは大きいよな
まだプロのない時代だからね
そこで翼は大きな成長を遂げ若林に勝利すると南葛小、修哲小、西が丘小、山吹小、水越小で南葛市選抜チーム「南葛SC」を作る話が持ち上がってくる
これに選ばれた翼は全国大会で優勝したらロベルトとブラジルに行く約束を交わすんだ
優勝がマストになったな
メンバーにはその後のカテゴリーまで名を連ねる来生、滝、井沢、高杉、浦辺、森崎に加えて生涯のパートナー・岬くんまでいたから静岡県予選はあってないようなもの
ヨメみたいに言うな
ごめんごめん
当時は「やおい」か
そういうことぢゃねーよ!
全国大会でもこの後ライバルとして翼に蹴散らされ続ける男たちが次々に登場する!
言い方!!
まずはGK枠で弾かれてここだけしか見せ場のない巨漢GK中西くん!
一番GK向きな体格なのに可哀そうすぎるな
秋田の変幻自在の双子プレーヤー・立花兄弟!
試合は線路を挟んだ駅のホームでパス交換
妙技トライアングルシュートに翼はポストの上に立って対抗する
色々あぶねーよ!
東京からは心臓病の天才プレイヤー・三杉淳
華麗なプレイと病気故の執念が翼の心を折ってしまう
北海道からは気合とハチマキがトレードマークの松山光も準決勝で登場
そして埼玉の直線ドリブラー日向小次郎、驚異の小4沢田タケシ、空手GK若島津健の明和SCと決勝で対戦して優勝を勝ち取る!
おおっ!約束のブラジル行きが決定⁉
しかしロベルトは既に日本を旅立っていた
ええーーーーーっ!何で?
大空家の1人息子を奪う後ろめたさと自分の目の病気で翼に影響を与える事を恐れたんだ
正論だけど翼かわいそうだね
逆に翼も吹っ切って中学でしっかりとサッカーやポルトガル語を勉強する準備期間と捉えて前向きに頑張る気持ちになって「南葛中(中学生)編」に入って行くんだ
まだ中学生だもんな、焦る事ないさ
小学生編の翼はひたすらサッカーを楽しんでいた
そこに勝負にこだわる若林や日向たち貪欲なライバルと交わり南葛SCの仲間と勝利を手にする少年誌らしい展開だったね
小学生キャラがジャンプで受けるってよっぽど面白かったんだね
で、ストーリーは相変わらず翼にやられるライバル達を踏みつけて全国優勝するだけだから置いといて中学編で新しいポイントをおさらいします
・・・(ストーリーやっつけたよ)全国優勝するだけって・・・
まずは翼のポジションがFWからMFに代わります
これはロベルトの指示によるものですが、ストライカーではなくゲームメーカーになれと言う事です
ある意味日本人の特性に合ってる。けど今日本が求めるのはストライカーだ!
ブルーロック⁉
続いて中沢早苗(あねご)が応援団長から彼女候補にポジションチェンジします
かぶせんでいい
まあ思春期ですからね。ジャンプに恋バナ突っ込んでくるあたりも高橋先生流石です
サッカーと恋愛って「キックオフ」もあったけどあっちはラブコメだもんな
一番大きい変化はウイニングショットが出てきた事ではないでしょうか
これにより少年漫画らしい勢いを得た上に小中学生の心をギュッと鷲掴みにしましたね
確かにかっこいいよな
では代表的なシュートを紹介していきましょう
まずは言わずと知れた翼の『ドライブシュート』
これは現実にもあるシュートですが進行方向への鋭い縦回転でボールが凄い勢いで落ちて来ます
ただ中学生の翼には負担も大きかったのは事実です
本物はネット突き破ったり次藤くん吹き飛ばす威力はありません
打てば入る時期あったよな
次は日向小次郎の『タイガーショット』
普通より重いボールを蹴り続ける事で波をも貫くパワーショットを完成させました
そして新キャラ早田のカミソリシュートは鋭く曲がる切れ味抜群のシュートでした
キャラもですが・・
だからイジるんじゃない
変わり種は立花兄弟の『スカイラブハリケーン』
小学生時代もルール無用の『トライアングルシュート』を使いましたが今回も彼らはやってくれます
片方が仰向けた足にもう片方が乗って超高度までジャンプしてシュートを打ちます
これも真似する双子が続出しました
いねーよ、そんな奴。森崎兄弟に謝れ
先程のSB早田、巨漢CBの次藤、軽快ドリブラーの佐野、ピンポイントシューターの新田などを加えて全国大会が開かれそのメンバーを擁して次の「全日本Jr.ユース編」へと入っていきます
おおっ!世界との戦いだな
中学生編は翼とケガとの戦いが印象的でした
痛くても無理をするのはスポーツとしてはダメなんでしょうが自分の限界を超えて敵を打ち破る姿は少年誌的で面白かったと思います
あとそれくらいのハンデつけないと翼クンが既にチート過ぎた(笑)
無理は禁物
そうだね
フランスで開かれたJr.ユース世代の大会に弱い日本が何故か参加出来る事になり代表メンバーを招集します
言い方
メンバーは以下の通り
GK 若島津 森崎
DF 高杉 石崎 次藤 早田
MF 松山 立花兄弟 沢田 井沢
FW日向 反町 来生 佐野 滝 新田
やけに前の比重が高くないか?
キャラ不足でしょう、モブ以外はかき集められてますから(笑)
これにケガ治療をしていた翼とフランス在住で特に実績のない岬、西ドイツで修行中の若林が加わって完成
岬くんの選考基準が意味不明だな
中西くんに謝ろうか
ここでは登場した世界の強豪を紹介していきましょう
まずはイタリアのGKジノ・ヘルナンデス
一年間無失点の男は日本のシュートを全て止めちゃいます
どうやって勝ったんだよ
日向くんの『ネオタイガーショット』で腕ごと粉砕
サッカーだよね⁉︎
ネオタイガーショットは通常のボールの3倍の重さの特殊なボールを蹴り続ける事で完成されます
人の身体を貫くなんて簡単(ウソ)
ジャンプ的!
続いてはアルゼンチンの未来の英雄ディアス
モチーフは多分マラドーナで、側転→バク転→オーバーヘッド、ダイビングヘッドキャンセル前転ヒールシュート(ボールに回転付き)、ドライブシュートと多彩な空中技で日本ゴールに襲いかかる
・・・・空中技でマラドーナ?
キマり具合とか?
やめんかい!
ディアスはボールの扱いは天才的でしたが、身体は小さかったので身軽さを活かした戦い方だったんじゃないかな
あまり大型の選手って少ないよね
次は開催国フランス
容姿端麗、性格温厚、家柄良質な極上物件ピエールと容姿ヤンキー、性格ヤンキー、シュートはキャノンなナポレオンのコンビネーションで日本DFを翻弄!
日本ヤンキー代表の早田は退場の憂き目に遭います
真逆のコンビだな。キャノンって何だ?
それに早田クンはヤンキー代表じゃないし
喧嘩上等な関西人
・・・・・・・ヤンキー・・・・?
で!最後は最強・西ドイツ代表
クールなゲルマン・シュナイダーのファイヤーショットはボールの表面が焦げてしまうくらいアツいシュートだ!そして両親別居中の家庭もファイヤー
やめーい!色々あるんだよ、多分
準決勝から突然現れた伝説のGKミューラーはFKの時に壁をどかせてビクトリーノの心をへし折った
山奥の修行で鍛えた反射神経と恵まれた体格で日本のシュートをシャットアウト
さすが伝説
師匠からの最後の試練ではなんと崖から岩とボールを落としてボールだけを止める荒業を敢行
岩陰のボールを取る為に彼は直径2mの岩をパンチで砕いて見せる!
師弟揃ってジャンル間違い⁉
世界の強豪との激戦を制して世界大会を優勝で飾り翼は念願のブラジルへ旅立つ「旅立ち編」に入っていきます
何するんだ。旅の準備?
まずは早苗に言い寄ってくる神田とタイマン勝負をします
最後は翼のオーバーヘッドキックが炸裂!!
いきなり青春&バトル⁉︎
続いて覇気のない日本代表にケンカを売りに行き奥寺監督と勝負します
展開の振り幅が大きい!
そして日本代表に選出されます
力ずくでもぎ取った⁉︎
日本人プロ1号の奥寺監督のお眼鏡に適ったって事でしょう
西ドイツで活躍した監督だから翼のワールドクラスの才能を見抜いたんだよ
プロお墨付き
多くの夢を日本で叶えた翼はより大きな夢を叶える為にブラジルへと旅立って行きます
彼はまだワールドカップで優勝するという夢を追い続けています
そんな翼の活躍は次のシリーズへと引き継がれていきます
それはまた別の機会にしましょう
では次の作品でまたお会いしましょう
バイバーイ
Luck’opedia
主な登場キャラ
対戦成績
試し読みはこちらから↓↓
コメント