刷ったもんだ! 3巻(染谷みのる)【既刊あらすじ&レビュー】File0026-03 ※一部ネタバレあり

刷ったもんだ!03 職業・ビジネス
Luck'o
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こんにちはLuck’oです!

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします

既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです

※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください

今回ご紹介するのは刷ったもんだ!」3巻です

概要

真白悠(元ヤン・目つき悪し)は、虹原印刷の新入社員。クセの強すぎる職場のメンバーに囲まれながら、印刷物と向き合う毎日を過ごしていた。そんな中、遂に迎えた社員旅行!学生時代は修学旅行にも行かなかった真白だが、今回は参加を決意する(裏の思惑あり)!社員旅行をここぞとばかりに満喫する虹原印刷のメンバーたち。しかしその傍らでは、魔の「冬の繁忙期」が目前に迫ってきていた――!笑いあり涙ありな印刷会社コメディー、第3巻!!

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 刷ったもんだ! 
作者
 染谷みのる 
発売日
2021年3月23日
掲載誌
モーニング
ジャンル
仕事

サブタイトル

第23刷 拳トラッピング

第24刷 刷版はキレッキレ

第25刷 印刷が教えてくれた

第26刷 アウトラインとボーダーライン

第27刷 みんな被写体

第28刷 嵐前の社員旅行(前編)

第29刷 嵐前の社員旅行(後編)

第30刷 紙と機械に囲まれたい

第31刷 ハクがつくお仕事

第32刷 デジタルとアナログ

第33刷 色味濃すぎるこの一年

主な登場人物(新規・変更)

♤柳武寿(やなぎ たけひろ)
製版課課長

♤宍土功一(ししど こういち)
写真課

♡桑実奈央(くわみ なお)
アルバム制作課

♤織部真路(おりべ しんじ)
製本課、いかつい見た目だが仕事は細かい

内容紹介

ここは東京の外れにある虹原印刷株式会社

今日も目つき悪目の新入社員が社内を駆けずり回る

黒瀬に「こしあん」を辞めると聞いて真白の口を突いて出た言葉は

「んなの 寂しいっスよ」

・・・・・・・・・・・・自分、何言った?

そこはあわてて適当な言葉で濁し理由を聞いてみるとどうやら「こしあん」のアカウントが弟に特定されたとの事であった

アカウントの引っ越しと鍵かけを提案してみると黒瀬は目を見張って「その発想はなかった」と心底驚いて目を輝かせる

・・やっぱコイツ天然・・⁉︎

ひと騒動乗り越えると仕事では待っていたのは小学校の総合学習による見学だった

担当はコミュ拒否症の青井と元ヤンの真白

・・小学生大丈夫⁉︎

印刷会社という地味な職場にがっかり感を隠さない子供達の中に目を輝かせている女の子を見逃さなかった真白は声を掛けて本を作る事の楽しさを伝えてガッチリ心を掴んだ・・はず

そして虹原最大の繁忙期である冬コミを前に社員旅行の実施が通達される

しかし真白には学生時代から旅行にいい思い出がなくやっぱやめとこ・・
・・ん?

行き先は日光・・・・⁉︎

「白銀の拳・日光学園編」の聖地‼︎‼︎‼︎

参加でお願いします‼︎(もちろん「こしあん」こと黒瀬もしれっと参加)

・・・勢いってコエェー(汗)

いざ旅行に行ってみると仲間との触れ合いに盛り上がったり黒瀬と「白銀の拳」のシーンの写真を撮ったりと想像以上に楽しいものであった

思えば自分のスマホのカメラロールには風景写真しか入っておらず人が写っている写真はなにか新鮮な感じがした

シメの「天空印刷ミュージアム」では黒瀬の弟・幸高に兄を取ろうとする敵としてロックオンされてしまうと同時に、改めて黒瀬が天空印刷の御曹司なんだなと当たり前の事を再認識してしまった

その他、製版課の仕事を知ってみたり、営業の仕事に理解を示してみたり、特殊な名刺作りに絡んでみたり、冬コミの準備に追われてみたり今日も彼女は大忙しです


レビュー

こんにちは

印刷業界話題騒然(?)の刷ったもんだの3巻です

いや~相変わらずいぶし銀職人達の仕事っぷりが刺さりますね

自分の仕事にプライド持って働いている人って輝いている

虹原の社員は中堅企業らしく縦の関係も横の関係もいい感じに纏まっていますよね

先輩社員は後輩の育成を心掛けつつも出しゃばり過ぎないよう程よい苦労はさせる

後輩はそれに応えるために失敗を積み重ねながら成長して行く

素敵な関係ですよね

中には自分のペースだけで働く人やそんなに労働への情熱がない人もいますけど仕事場としての働きやすさは感じているのではないでしょうか?

え?虹原の回し者じゃないですよ(笑)

今回は社員旅行のビッグイベントが催されますが、我らが真白は孤高の元ヤンだけあって学校イベント関係にはてんでいい思い出が無いらしくエピソード聞くだけでホロっとしちゃいますね

しかもその環境自体を受け入れて悟ったような所が悲しいのですが、同僚たちとの旅行は真白のいい記憶として残ったのでしょうか?

心なしか黒瀬との間の雰囲気もいいものになりつつある感じですよ

この調子ならゴルゴ13くらい続けば手つなぐかもしれません

気長に待ちましょう

逆に黒瀬の方も少しづつ真白に慣れてきたみたいなので両想いならゴルゴ×0.5でいけるかもです!

4巻に続く


luck’o
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4巻へ続く!

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