こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがご容赦くださいませwww
カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
長編は切りのいい所で逐次UPする場合があります
ぜひ気になった作品はチェックしてみて下さい
皆さんの漫画ライフを広げる一助になれば幸いです
皆さんのオススメも随時募集中です
問い合わせフォームから未知の良作を教えて下さいね
※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします
TheWorkData
【作品名】 |
カノジョも彼女 |
【作者】 |
ヒロユキ |
【連載期間】 |
2020〜 |
【巻数】 |
1〜13巻 (2022.12現在) |
【掲載誌】 |
週刊少年マガジン |
最新刊・13巻(2022/11/17発売)
《かんたんあらすじ》
直也の努力が実り見事テストで1位を取ってひと安心・・かと思ったら、咲が教室で「二股されてる」と爆弾発言してしまいます
しかも渚、ミリカ、紫乃の事も次々に暴露!
これでクラスのみんながドン引き確定⁉にはならず意外にも受け入れてくれてちょっと複雑な咲・・
二股をちゃんと(?)進めたい咲の決意は、二股崩壊を目論むミリカとの新たな確執を産みます
そして直也は宣言通り個別デートを実行に移します
1人目は渚(ジャンケン)
普通のデートプランを速攻直也に否定され大好きなアニメのコラボカフェへ!
8時間待ちの間に原作読破しようと静かに読める場所を探して辿り着いたのは・・ラブホテル⁉
2人目は紫乃
片想いの相手と街を歩き手を繋いで幸せな気持ちで満たされる紫乃
しかし突然降って来た雨を避けて休める場所を探し辿り着いたのは・・・ラブホテル⁉
3人目はミリカ
いつも通りの色仕掛けかと思ったら出かけたのは屋外キャンプ
得意分野で楽しい時間を共有しますが、ここで事故が起きてしまいます・・
試し読みはこちらから↓↓
Story&Review&Character
1~10巻
この作品は小学生から告白し続けた男とそれを受け流し続けた女が高校に入りようやく付き合い始めた矢先に、彼氏が別の女の子に告白され「彼女公認二股」を通してそれぞれとの愛情を深めていくとんでもないラブコメ漫画です
主人公は「向井直也(むかい なおや)」高校1年生
小学校1年生から好きで中学卒業まで月1で告白し続けた同級生と念願叶い同じ高校で恋人としてのスタートを切ります
直也は好きな女の子の為なら身体を張って愛を証明する事も厭わない献身的で暑苦しい青年です
ていうか月1告白って立派なストーカーだよね?
勉強もスポーツも人並以下程度ですが、執念だけは人10倍ありました(怖いわ!)
そんな直也が射止めたのは小学校からの腐れ縁「佐木咲(さき さき)」
直也に見初められたのが運の尽きと言えばそれまでです(笑)
咲はアイドル並みに可愛い容姿を持ちながら胸だけは残念な美少女で、直也でなくても付き合いたくなる子です
本人的にも直也はありだったのですが、何せストーカーを超越したレベルでしつこい! 根源的な拒否反応が出ても仕方ないですね(納得)
そしてその2人に割って入った勇者(悪魔?)が同級生の「水瀬渚(みなせ なぎさ)」です
彼女は万全の状態で直也に告白する為に3ヶ月の間、筋トレとジョギングを毎日4時間、料理の練習を毎日8時間続ける努力家でしかも可愛くて咲より巨乳です
でもちょっと(かなり?)オツムがアレです・・・
さあ直也のファイナルアンサーは⁉
「咲に二股していいか聞きに行こう!」
だめだろおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
客観的に見ても無下にしにくいくらい渚が献身的なのはわかる(しかも巨乳) こんな子を振って選んだ未来に光はあるのか?(しかも巨乳)
しかしそれは不惑とは程遠い男の事情
足かけ9年告白して来た彼氏に言われたのが「二股していい?」だったらあなたはどうしますか?
よくこの時点で「十字架のろくにん」ばりのサスペンスにならなかったと称賛します
しかも直也と渚の熱意に押されてOKする辺り咲はとってもいい子ですね
この時点で直也は20000%のヘイトを集めます
でも向井直也という人物を見誤っていた全ての読者は困惑します・・
「こいつ・・・ガチだ・・!」
そう、彼は彼なりに2人を幸せにしようと本気で考えていました
そのせいでこの後起こる展開でも直也の頑なさに、咲や渚が困る状況まで出てきてさあ大変!
この作品で一番クレイジーなのは「向井直也」なんです!
ひと悶着あった3人でしたが、最終的に両親不在の向井家で一緒に暮らし始めます
そこで炊事、洗濯、家事全般が出来る渚と食う寝る遊ぶしか出来ない咲でスペック差が露わになりますがそんな事で引くような直也ではありません
さすがに学校で二股をオープンに出来るわけもなく隠れてお昼を食べていると、同級生の「星崎理香(ほしざき りか)」に二股関係がバレてしまいます・・・ていうか、勢いよく直也がばらしちゃったんですけどね(笑)
里香は「ミリカ」の名前で活動するミーチューバ-(ユーチューバー的な)で、金髪・ツインテール・牙・巨乳を兼ね備えた特定方面で支持を集めそうなキャラクターです
そんなミリカは3人の関係を知ると「自分が彼女になってやる」と上から提案しますが、あっさり直也に断られてしまいます
意地になったミリカは得意ジャンルのキャンプ技能を活かして向井家の庭に住み着き直也にアプローチしますが、親と揉めた際に自分の努力を認めてくれる直也にガチ惚れしてしまいます
これで間接三股となった直也ですがまだ打ち止めではありません 咲の親友である「桐生紫乃(きりゅう しの)」に三股がバレてしまい説教を食らいますが、実はこの紫乃も陰ながら直也に想いを寄せている人物なのです
紫乃はお金持ちの家庭で育ち成績優秀・品行方正な優等生です
残念なのは咲以上に胸が寂しい事ですかね(汗)
しかも4番手のビハインドを覆すかのようなラッキースケベ体質で直也の近くにいると服がはだけたりスカートがずり落ちたりと何もしなくても色仕掛けが可能なのです(笑)
公式彼女の咲
公式(?)二股の渚
非公式から彼女の座を狙うミリカ
公表すらできない紫乃
この4人を絡めたハーレムタイプのラブコメ日常がスタートします
一見公式彼女の咲が一番有利に見えますが、渚は家庭力抜群(巨乳)、ミリカは稼げるミーチューバー(巨乳)、紫乃は賢くお金持ち(貧乳)と実はそれ程安定した立場ではないのです
それは咲もよくわかっており事あるごとに2人の仲を進展させようとしますが、最後の一線での恥じらいや妨害工作が邪魔して上手く行きません
そんな中、一番相手にされていない感のあるミリカが得意ジャンルのキャンプに直也を連れ出して形勢逆転を図ります
結果的には上手く行きませんが、結果ではなく自分が好きな物や人に全力を尽くすスタイルに矜持を持っている彼女の姿勢が直也に刺さりチャンス猶予をゲットします
5か月アプローチし放題で直也が振り向かなけれな諦めるという条件を元にミリカもようやく共同戦線に足を踏み入れます
健全で不健全な共同生活が軌道に乗り始めた頃、遂に家を空けていた直也の親にこの事態がバレてしまいます
これでハーレム生活も終了かと思いきや、そこはこの変人(誉め言葉)の親です
次の試験で学年1位を取って愛を証明するという訳が分からない直也の宣言を受諾してしまいます
大丈夫か?この親子・・・
そうなると気持ちを表沙汰にしていない紫乃は行動しようがない上に、ミリカにその想いが知られてしまいピンチに陥ります
見てればわかるけどね(笑)
夏休みに入り、5人は2泊3日で紫乃の別荘に出かけるとここでようやく紫乃にもチャンスが訪れます
お約束のように直也と波に攫われてしまい気づいたら無人島に漂着・・
2人きりのサバイバルイベントで遂に紫乃は自分の気持ちを抑えられなくなってしまいます
さあどうなる⁉
11巻
バカンス編は紫乃のカミングアウトで幕を閉じます
他の女の子が直也と仲良くなっていく事実に悶々としながらも、時には渚やミリカそして紫乃を気遣う咲があってこその四股関係かも知れません
直也が直情バカ過ぎて付き合う相手はそれなりの対応力が求められますね
でも4人の中で仲間外れがいます
誰か⁉・・・・渚です!
既に他の3人は何かしらの形で直也とキスしてますが、渚だけは唯一のチャンスも体調が悪い直也の看病に充てた為未だプラトニックな関係です
こうなったら3人よりも素敵なキスをしなければいけない!
・・素敵なキスってどうやるの?
一番を目指す咲
二番を目指す渚
二股の暁には三番手に収まりたい紫乃
唯一オンリーワンを目指すミリカだけが5か月というタイムリミットにも追われる立場ですが、今回直也はポロっとえらい事を言ってしまいます
これが今後の展開にどんな影響を与えるのか?
そして迫るテストのXデー
猛勉強しながらイチャイチャも頑張りたい直也・・・もう人格壊れてるんじゃないの?(笑)
1位達成の暁には「1人1人と丸1日デートする」プランをぶち上げ純粋に不純な動機で団結する4人の行動は如何に?
12巻
学校から配られた進路相談に一番頭を悩ませていたのは渚でした
基本勉強は苦手で何をしても鈍くさい彼女は自分に出来る事を見いだせません
その横で咲やミリカはミーチューバ-目指すとかうるさいし(笑)
留年の可能性まで出て来たミリカも紫乃の説得で勉強を始めたり、咲が5時間並んで買ったグミをみんなで食べて贖罪の乳揉み会が行われたりしている内にテストまで半月を切りました
そこで驚愕の事実が露見します
「学年1位を目指す=紫乃を抜く」という図式なのですが、紫乃は基本定期テストは全科目100点という抜くに抜けない成績で同率1位を目指すという事は「全教科100点」という難題に立ち向かわなければならないという事なのです
それでも止まる訳にはいかない直也と付きっきりでサポートする紫乃の仲が深まった気がする3人は、あの手この手で直也をサポートしようと張り切ります(さすがに邪魔は出来ない)
そんな中、渚に送られてきたメールの相手はなんと母親!
自宅アパートがもぬけの殻なのを心配した母に良い訳しようと家を飛び出すとなぜか横には直也の姿が⁉
しかもあっさり二股自供しちゃってピンチに陥ります!
早く母から逃れないと直也の勉強の時間が無くなるのに、なぜか目の前の母と直也が意気投合して渚の進路を相談し始めます・・
迫るテスト当日を直也は乗り越えられるのか⁉
コメント