神のまにまに(猗笠 怜司)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

神のまにまに06 SF・ファンタジー
luck’o
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 神のまにまに 
【作者】
猗笠怜司
【連載期間】
 2021〜 
【巻数】
1〜6巻
(2022.12現在)
【掲載誌】
ジャンプ+

最新刊・6巻(2022/12/2発売)

《かんたんあらすじ》

絹千代の姉・絹依と宵の神によって陰陽隊は全滅した上、死体に再生の術をかけて不死の軍団にされていました

その上陰陽隊副隊長で絹依の式神「篝鉄仙(かがり てっせん)」も大暴れ!

もうカオス状態です



戦いは絹千代・稲葉レベルで対抗出来る状態ではなく、唯一篝と戦える真墨が自分の命と引き換えに陰陽隊を足止めしてくれます

ここで絹千代は鉄仙からどうして彼女がこんな凶行に走ったのかと、なぜ自分が彼女に嫌われているのかを知らされます

絹千代はかなりショックを受けますが、これまで姉と向き合ってこなかった自分を悔い今度こそ彼女を本気で止めようとします



不本意な形で雷の神戦を終えた一進と度会も合流し宵の神と絹依を追いますが、やっと対面したにも関わらず一進の事は眼中になくあっさり宵の神の術にかけられ意識の底に飛ばされてしまいます

しかしこのお陰で一進は再び「神の魂」と名乗る男と対面出来ましたが、自分の肉体を賭けての戦いに巻き込まれます



その間にも現実世界では絹千代と絹依の姉妹対決がヒートアップ!!

東北の嵐は続く!!

luck’o
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Story&Review&Character

1〜4巻

まず最初に「まにまに」とは・・・

《「…(の)―」の形で副詞的に》 《連語》…の思うとおりに。その動きに任せるさま

と、言う事です

なので「神のまにまに」というのは「神様の思う通りに」みたいな意味だと察します



では誰の思う通りなんでしょう?

という所からあらすじと主人公の紹介です



主人公はある村の村長の息子「一進(いっしん)」です

その村は決して裕福な村ではありませんが、村民を第一に想う人望厚い父と一進の考えを否定せずいつも優しく見守ってくれる母によって平和な毎日を営んでいました

一進もそんな父を尊敬し母を敬愛していました

やはり子供は親の背を見て育つものですね(ウンウン)



しかし村が日照りで飢饉に陥ると食べる事に困る毎日が続く中、父は家財を売り払い村人に施しを与えますが状況は頑として変わりませんでした

そこで一進は村の外れにある祠に祈りを捧げに行きます



これが間違いの始まりでした

今までも一進は神様に日照りが終わるよう祈っていたのですが、その神様が聞いてくれないなら別の神様にチェンジしたのです

でも残念ながら現れたのは「黒い神」という悪い神様でした

一進の「村人が飢えない」という願いは彼らが「死ぬ」ことで叶えられました

・・・ひどくない?



選択を誤ったと悟った一進はそれからの日々を後悔し続けます

そして数える事100年・・・

悔やみ続けた一進は「たたり神」になっていました(テッテレー)



神様になった事を知った一進はある事を目的に据え行動を起こし始めます

それは「神様を殺す事」です

この世界の神様は人間を弄んだり災厄をもたらしたりと我々が思う「神様」とはかけ離れた存在でした

じゃあいらなくね?

と思った一進を止める人はいるでしょうか?いや、いない!(反語)



こうして神を殺す神が誕生したのですがこの時代にはもうひとつの神を殺す組織が存在していました

その名も「神狩り隊」

彼らは陰陽師や半妖など多種な部隊で人に害をなす神を倒す事を目的に行動していました

いや、「神=悪」の概念で動いています

・・・・ん?一進は?? 勿論「悪」です!



というわけで人間視点で神を倒そうとする一進でしたが、後ろから神狩り隊にも狙われる始末でもう二進(にっち)も三進(さっち)もいきません(別に一進にかけた訳じゃないですよ)



ただひとえに人に害なす神を倒したかった一進でしたが、神狩り隊の陰陽隊少尉「織部絹千代(おりべ きぬちよ)」に命を狙われてしまいます

更に半妖隊上等兵「稲葉秋水(いなば しゅうすい)」にもロックオンされてしまいますが、辛うじて絹千代の信頼を得た一進は彼女から神狩り隊への入隊を勧められます



神様を狩る組織に入隊?

・・・危なくね??

と思った皆さん!その通りです!!(ギャーース)

そこで一進は神狩り隊少将「黒羊(こくよう)」のアドバイスを受け自分の心臓を神狩り隊へ差し出します

「ヤバかったらいつでも殺ってね、テヘッ」

というアピールで一進は黒羊を隊長に絹千代、稲葉で構成された部隊「黒白隊」に配属されます



でもこれでオフィシャルな立場で神様を倒す権利を手に入れた一進のターゲットは当然村を壊滅させた「黒い神」です

生真面目な子の恨みは根深いですよ!(笑)



そんな一進・絹千代・稲葉の3人は港町に出た異形の調査に向かいますが、その町で立っていたフラグは「町で飲み食いすると豚人間になる」でした

ハイ!さっそく稲葉アウト~!そして一進も豚人間に食われてアウト~!



ツーアウトにも関わらず絹千代の活躍で「食欲の神」を倒しますが、その後ろに控えていたのは別格の強さを持つ「雷の神」でした

なんせ雷ですからね、強いに決まってます

仲間のピンチに一進はなにやら覚醒を果たし雷の神と互角の戦いを演じますが、自分をコントロール出来ずその矛先は復活した稲葉に向けられてしまいます・・



尋常ではない強さの雷の神を前に為す術がない稲葉

そんな彼を助ける為に無意識下で語りかける謎の男に一進が差し出したのは「母の記憶」



彼の存在意義とも言える記憶を差し出してまで稲葉を救おうとするが、雷の神の力は一進の常軌を逸していた

稲葉と共闘して健闘する一進だったが無惨な結果に終わってしまう

つーか4巻にして雷の神の強さはちょっと反則級では⁉

でも豚になって良い所なかった稲葉の実力が発揮されたし、一進との関係もちょっといい感じになった気がします



そのピンチに駆けつけた黒羊のお陰で命を長らえるが、何も出来なった現実は一進の心に暗い影を落とす

そして雷の神を追い詰めた黒羊だったが、その後に現れた「海の神」の宣戦布告によって戦いは神狩り隊と神様の総力戦になって来そうです

・・・なぜに海の神は爆乳⁉なんか意味あるのかな??(ないだろ!)

黒羊鬼強いし!もっと早く来てあげなよ



絹千代や稲葉との関係も良くなってきてさあこれからって時にポッキリやられちゃいましたね

今後は隊長クラスも出てきて戦いのレベルも激しさもアップする期待感しか勝たない!

5巻

一進は雷の神との傷を癒す為、自身の心臓を管理している神狩り隊総大将「日ノ産姫(ひのうぶひめ)」と面会します

彼女は1000年存在し続け必要な時に彼女の血を引く者の身体を借りて顕現していました

現在は黒羊の娘「ましろ」がその役目を務めていましたが、血の濃さを維持する為に近親交配を続けるという暗い歴史に支えられていました



その後、隊長クラスからの信頼を得る為に一進は黒羊と修行に励みます

自身から出る「煙」をコントロールする事で「神器」「神威」の使役が出来るようになる・・はずなのですがそう上手くは行きません



絹千代の彼を後押ししようと神狩り隊技術部部長「轟くるる(とどろき くるる)」の力を借りますが、これは絹千代を過保護に擁護するくるるに一進討伐に機会を与える危険なものにまってしまいました



神狩り隊東北支部が神の攻撃を受け一進・絹千代・稲葉と黒羊の副官「真墨(ますみ)」が応援に駆け付けます

しかもそこには忘れる事のない「黒い神」の気配が満ちていました

一進は不本意ながら武道隊隊長「度会将一(わたらい しょういち)」とのタッグで「火の神」「雷の神」を迎え撃ちますが、負傷した真墨を連れて引き上げた絹千代は信じられない光景を目にします



彼女の姉にして陰陽隊隊長「織部絹依(おりべ ぬい)」が黒い神こと「宵の大御神(よいのおおみかみ)」に寝返っていたのです・・・

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