あやかしトライアングル(矢吹健太朗)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

あやかしトライアングル11 SF・ファンタジー
luck’o
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 あやかしトライアングル 
【作者】
矢吹健太朗
【連載期間】
 2020〜 
【巻数】
1〜11巻
(2022.12現在)
【掲載誌】
週刊少年ジャンプ

最新刊・11巻(2022/11/4発売)

《かんたんあらすじ》

祓忍の任務に出かけた祭里とすずの前に現れたのは・・お約束のカゲメイ!

カゲメイがけしかけた妖「震々(ぶるぶる)」の攻撃に巻き込まれ震える水着の刺激で悶える祭里、そしてそれを欲情した眼差しで見つめるすず・・あ、ちょっとカゲメイ引いてる(笑)

その結果、すずの中にいるもう1人の妖巫女「幼心の君」は愛想を尽かし家出してしまいます



もちろんカゲメイは3つに分かれた妖巫女の魂を取り込もうとしますが、祭里が助けに入りカゲメイの魔の手から守ってくれます

ようやく幼心の君改めかなでがすずの元に戻りますが、今度はカゲメイが住んでいる廃ホテルに人間が出入りして迷惑を被っていると知り祭里が妖総出で人間排除に乗り出します



後半では穢れを帯びた妖「獏(ばく)」の影響を受けたすずの弟「律太(りつた)」を助ける為にすずとシロガネが夢の世界に入っていきます

そこで見た物は・・すずと祭里がエッ○な衣装で○ッチな事をしている真っ最中⁉

これを羨ましがるすず・・本当にコイツ大丈夫か⁉

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Story&Review&Character

《1~9巻》

【主人公、女になる⁉】

主人公の「風巻祭里(かざまき まつり)」は祓忍と呼ばれる妖退治を専門とする忍者です

その祭里の幼馴染「花奏すず(かなで すず)」が400年生きる妖怪「シロガネ」に命を狙われる所から物語は始まります

すずは「妖巫女」の素質を持っておりその強大な生命力は妖にとって格好のエネルギーでした



シロガネはただの太った猫に見えて実は「妖の王」という強力な妖ですずを食べて再び力を取り戻そうとしていました

シロガネの凶行を止めるべく祭里は風巻家秘伝の巻物で彼を封印しようとしますが、あと一歩でシロガネは最後の力を使い「性醒流転」の術をかけて封印を逃れます

力の大半を巻物に吸われてしまったシロガネはただのデブ猫に戻ってしまい、術をかけられた祭里は女に変化してしまいます



性別が逆転しても祭里は祓忍です

自分の性別が元に戻らなくてもシロガネ退治を優先しますが、それにストップをかけたのは他ならぬすずでした

想いを寄せる男の子が女の子になったらハレンチな行為もままなりません

・・ヒロインにしてムッツリスケベなすずと女になった主人公と太った猫と化した天敵の奇妙な生活が始まります



恐ろしいのは妖・・ではなくすずの方で祭里が女になってもハレンチな欲望が尽きることが無く事あれば祭里に引っ付こうとします

しかし我らが(?)シロガネのハレンチレーダーにより2人の行為は悉く阻止されます(どっちが主役だか・・)

【新キャラ続々】

その間にも祭里の先輩に当たる祓忍「二ノ曲宗牙(にのくる そうが)」とその式鬼「二ノ曲ポ之助(にのくる ぽのすけ)」にシロガネが狙われますが、強面の割に女性耐性が皆無な二ノ曲先輩は女になった祭里に手を焼き難を逃れます



すずも思念体の妖「オモカゲ」が暴走して欲望のままに行動したり、すずの友達でUFOマニアの「月丘ルーシー(つきおか るーしー)」が妖に憑りつかれたり周囲にトラブルの種が絶えません



そして本筋では有名画家の「歌川画楽(うたがわ がらく)」が登場して緊張感が増します

彼も実は妖で自分の筆で描いたものを具現化する能力を持っていました

この変幻自在の技に祭里と二ノ曲先輩2人がかりで挑みますが、駆け引きに長けた画楽にかなり苦しめられてしまいます

すずが妖巫女として成長するとより大きな敵を呼び込んでしまうと考えればもっと頑張らないといけないですね



更に祓忍に忍具を作る職人「香炉木恋緒(こうろぎ れお)」が新キャラとして登場します

今後色々な便利アイテムを出してくれそうだし、すずは恋のライバルとして警戒しているみたいですが果たしでどうなるのでしょうか?

【強敵・日喰登場!】

次に祭里達の前に現れたのは妖の魂である「魄(はく)」を食べる妖「日喰想介(ひのじき そうすけ)」です

彼は「人妖」と呼ばれる妖で人の姿を利用してすずに近付いて来ます

すずの危機を察した祭里&二ノ曲&シロガネは共闘して救出に向かいますが、祭里が返り討ちに逢ってしまいます

魄を吸いつくされた祭里は一時的にシロガネの術から解放され男に戻りますが、これに一番興奮したのは勿論すずでした(オイ!)

【すず、妖の王になる】

日喰を退けたすずはシロガネの要請を受けて「妖の王」になる決意を固めます

そんなすずに再び歌川画楽が接触して来る事で物語が一歩進展します

画楽の手引きで付喪神の王「塵塚怪王(ちりづかかいおう)」を復活させると一時的にすずは窮地に追い込まれますがこれにはある目的がありました



画楽は幕末時代に塵塚怪王の部下として活動していましたが、そこから脱却する術を教えてくれたのは先代の妖巫女「比良坂命依(ひらさか めい)」でした

すずは命依の面影を残すだけではなく彼女の転生体である事が判明し、すずや祭里にも少なからずショックを与えます



命依に並々ならぬ想いを寄せる画楽を見てただの幼馴染である祭里は引け目を感じてしまいますが、これまで曖昧だった祭里とすずの関係を進展させるのにはいい刺激だったかも知れません

【外来種襲撃!】

妖巫女にまつわる人間関係が複雑になっていくのをよそに、次にやって来たのは「外来種」でした

ロシアの妖「スネグーラチカ(通称ラチカ)」と日本の妖「雲外鏡」がタッグを組んですずに襲い掛かって来ます

強力な冷気と鏡の世界による二重攻撃で一時はピンチに陥りますが、そもそもラチカは雲外鏡に唆されただけでただの大人しい妖だったのです

こうして一連の騒動を経てラチカは画楽の家に居候する事になります

【古の三体の妖】

気が付けばすずはベテランフリーランス妖の「歌川画楽」、ロシアの外来種妖「ラチカ」、そして旧妖の王「シロガネ」を率いる一大勢力になっていました

もちろん本人にその気はさらさらないのですが・・

これを脅威とした五老星・・もとい「関東祓忍衆」は御頭である祭里の母「風巻纏(かざまき まとい)」自らがすずの見定めに動き出します



辛うじて母の信頼を勝ち得た祭里は鈴と一緒に妖の隠れ里に立ち入り、すずの新しい装束を作ってもらいます

ここからメインストーリーはかつて比良坂命依が封じた「古の三体の妖」編に突入します

1体目は日照りの妖「魃(ばつ)」

強烈な日照りが祭里の街を襲う・・というのはお題目でただの水着回です(笑)

解放的な女子と耐性に苦しむ二ノ曲先輩の構図がナイスでしたね



2体目は人間を自殺に見せかけ殺す妖「縊鬼(くびれおに)」

厄介な事にすずの親友「鳥羽弥生(とば やよい)」が目を付けられてしまいます

縊鬼に憑りつかれた弥生は妖が見える体質に変化してしまい、祭里とすずは事情を素直に話す事にしました

【比良坂命依の妖⁉】

3体目は何と比良坂命依自身のオモカゲ・通称カゲメイです

比良坂命依の最期は人間に裏切られ湖に沈められるという悲痛なものでした

その結果人間への恨みが妖になるまで昇華しカゲメイが出来上がったのです

しかも実力は本人と遜色なく祭里単独では全く歯が立ちません

そんなカゲメイは自分の力を十二分に発揮する為に受肉として選んだのは、同じ体質を持つ転生体のすずでした



カゲメイは自分の能力で支配した日喰も使ってすずの乗っ取りに成功しますが、祭里はカゲメイを口から吸い出そうとします

・・状況的にはただのキスですね・・・

そんなハレンチイベントを見逃せないすずはカゲメイの支配を押しのけます(さすが!)



今度はカゲメイに援軍が登場します

何とここまで味方寄りだった画楽がカゲメイサイドに与してしまいます

別人格とわかっていても過去の想いは捨てきれません



次の一手としてカゲメイは日喰を差し向けてきますが、彼はすずとの接触以来妖を食べておらず空腹状態でした

弱った所をカゲメイに操作され日喰は能力を暴走させてしまいます

ここではラチカと雲外鏡の助力で日喰をカゲメイの支配から解放する事に成功しました



次なる刺客は激しい戦いを経て祭里への恋愛感情暴走モンスターと変貌してしまったすずでした(笑)

祭里への想いが止まらないすずは遂に自分の気持ちを告白します

元々相思相愛なので状況が悪くはならないけど、ハレンチ事案が増えないか心配です・・

【カゲメイの策略】

祭里達との戦闘で大きなダメージを負ったカゲメイは一時休戦してお互いの親睦を深めようと提案してきました

そしてカゲメイは周囲の人間の記憶を操作して学園生活に参加します

しかし真の目的は祭里とすずの分断にありました

事ある毎に祭里に接触してくるカゲメイを快く思わないすずは、何かにつけて対抗心を燃やしていきます

特に熾烈だったのはプール授業で祭里の唇を奪い合った事ですが、ハレンチにおいてはまだすずに一日の長がありました(いいのか?)

《10巻》

カゲメイは道端で見つけた異妖「スケルーペ(仮)」をこっそり祭里に憑りつかせると、なぜかすずやカゲメイの服が透けてしまい大パニックになります



今度は恋緒が調合した香で性醒流転の術を解除しようと試みますが、香りの副作用でシロガネが存在意義を見失い消えてしまいそうになります

慌てた祭里達はあらゆるハレンチでシロガネを鼓舞しますが彼を認めてくれたのは意外な人物でした・・



二ノ曲先輩まで女になってしまった⁉

と思ったらその正体は先輩の妹「二ノ曲刃夜(にのくる はや)」

女性耐性が0の兄を心配し祭里と先輩を引っ付けようとしてきますがすずには不興を買いちょっとした手違いでカゲメイにまで絡まれる始末に・・



妖の里に向かう途中で祭里と口論になったすずは道を間違え歪んだ次元のせいで4か月前の世界に出てしまいます

そこではまだ祭里は男のままでシロガネの術を阻止すれば女にならない未来の可能性が存在していました

すずは自分達のやり取りを見守りながら術を阻止する機会を伺いますが・・

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