イヌノサバキ-警視庁違法薬物撲滅課-(小幡文生/久慈希跡)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

イヌノサバキ-警視庁違法薬物撲滅課-03 サスペンス・ミステリー
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このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 イヌノサバキ-警視庁違法薬物撲滅課- 
【作者】
小幡文生
原作・久慈希跡
【連載期間】
 2021〜 
【巻数】
1〜3巻
(2022.12現在)
【掲載誌】
グランドジャンプむちゃ

Story&Review&Character

この作品は麻薬をテーマにした警察漫画です

主人公の「野島公也(のじま こうや)」警部補は妻を薬物依存で失って以来、麻薬に関係する者に強い嫌悪と怒りを抱いていました

そんな警察内でも狂犬として評判(⁉)の野島が所属するのは最近新設された「警視庁違法薬物撲滅課」、通称「シャブ課」です

・・・悪意ある通称(笑)



野島の存在意義を体現したかのような課ですが、その最たるものは「率先的潜入捜査」と呼ばれる特権でした

厚労省の麻薬取締官のオトリ捜査をエグくしたもので、日本の警察官としては常軌を逸した捜査で麻薬に関係する人間を逮捕していきます



それを取りまとめるのは見た目ただのチャラ男な「十勝純(とかち じゅん)」課長です

軽い見た目とは裏腹に警察内外へ謎のパイプを持ち破天荒なシャブ課をノリで治めています・・というのは冗談で、彼は野島の妻だった女性の弟なのです

あながちシャブ課が「野島が暴れる為の部署」と言われるのは的外れではない気がしますね



そして紅一点の「上杉セツナ(うえすぎ せつな)」巡査

なぜシャブ課にいるのか分からないくらい平凡な女性刑事ですがいつもギスギスしている野島と組んで事件に臨みます



彼らは麻薬が絡めばどんな事件にも首を突っ込みますし、どんな手を使ってでも犯人を逮捕して見せます

・・本当に警察⁉ダーティーハリー的な感じですかね?



違法薬物の押収量は5年連続で1トン超え2020年は2トンに迫る勢いの中で野島達はあらゆる敵を相手取って大捕り物を成功させます

麻薬の売人なんか片っ端から口に銃を突っ込んで自白を強要します(アウト!)

違法薬物の恐ろしい所は一般人の間にも知らない内にどんどん流通している事です



ある女子高生と麻薬の関係を調べてみると彼女の父親は警視庁監察官の「久米仁成(くめ ひとなり)監察官」警視正だったり、人気女優「桃月明日香(ももつき あすか)」の身辺を調べて行くと意外な人物に行き当たり操作が難航していきます・・



同じ麻薬捜査をする立場(というか主流の人達)の厚生労働省麻薬取締官「白石エレン(しらいし えれん)」とも捜査方針で揉めたり殴り合ったりもします

そんな中で唯一シャブ課がブレないのは麻薬に関わる人間は許さないと言う事実!

たとえ地の果てまで逃げても追いかけます

だって野島の目的は「世界中のマフィアを狩って違法薬物を撲滅させる事」ですから!

そんな大きなスケールの目標をたった3人のシャブ課でどこまで出来るのか見ものです(いや!無理じゃね?)



イカれた狂犬・野島とその手綱を握る・十勝、そしていつも2人に振り回されるセツナの捜査は続きます!

luck’o
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