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こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがご容赦くださいませwww
カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
長編は切りのいい所で逐次UPする場合があります
ぜひ気になった作品はチェックしてみて下さい
皆さんの漫画ライフを広げる一助になれば幸いです
皆さんのオススメも随時募集中です
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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします
TheWorkData
【作品名】 |
龍と苺 |
【作者】 |
柳本光晴 |
【連載期間】 |
2020〜 |
【巻数】 |
1~9巻 (2022.11現在) |
【掲載誌】 |
週刊少年サンデー |
最新刊・9巻(2022/9/15発売)
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道玄坂と手合わせをしてレベルアップを図りたい苺は、野球部のクラスメイトの指導を受けバッティングセンターへと今日もやって来ます
身バレや要らぬ詮索を気にした道玄坂はもう来ないよう言いつけますが、苺はまたやって来ます(しつこい!)
こなったらとことんやってやろうじゃないかと受けている内に伸びたのは・・道玄坂のバッティングでした(笑)
そして迎えた決勝トーナメント当日
やはり試合は圧倒的に実力で上回る道玄坂のペースでしたが、苺は常に自信満々の発言を繰り返していました
これにペースを乱した道玄坂は苺の言葉に振り回され現状把握を見誤って自滅してしまい敗戦します
次の対戦日が決まるまで1日も無駄にできない苺は、1回戦を難なく突破した古閑に対局を挑みます
すると試合後の疲れがあったとはいえ初めて古閑に勝利します
しかし次の相手はその古閑すら2戦2敗の「宮下裂鬼(みやした ざき)」
名前の通り鬼のような攻めをしてくる相手らしいが素性がさっぱりわからずイメージが掴めないでいました
次の宮下戦の日程が決まり大阪に入った苺は将棋会館で凛々と待ち合わせします
しかし凛々が奨励会の「辻井修哉(つじい しゅうや)」に捕まってしまうと、いきなり現れ声を掛けて来たメガネの青年に対局を求められます(絶対こいつが宮下だよな・・)
更に隣の部屋で対局していた王位「斉藤蓮(さいとう れん)」が退室すると苺達が対局する部屋に現れます
すると何を思ったのか苺は別の盤を用意し二面指しの行動に出るが・・・
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Story&Review&Character
《1~8巻》
この作品は命懸けの真剣勝負を求めている女子中学生が、あるきっかけで将棋と出会い才能を開花させていく将棋漫画です
将棋の技術的なものより駆け引きの妙や物事に熱中する事の素晴らしさが感じられる作品です
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ではまず主人公紹介から
主人公は「藍田苺(あいだ いちご)」・中学2年生の女子です
性格は直情的できつめ、のっけからクラスメイトを虐めている同級生に「虐めている奴は虐められる覚悟も必要」と椅子で殴り掛かるごく普通の中学生です(⁉)
そんな苺にはある思いがありました
それは自分の命を懸けられるような何かに出会いたいという欲求でした
凄いですね、15歳で武士みたいな女の子です(笑)
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学校で暴れた苺はスクールカウンセラーの「宮村(みやむら)」と面談します
宮村は元校長の立場から生徒の自主性を大事にする人で、自分の趣味でもある将棋を指しながら苺と対話しようとします
これが運命の出会いでした
将棋をやったことが無い苺から才能を見出した宮村は彼女を市の将棋大会に参加させます
すると苺はその大会で優勝してしまいます(将棋を始めて2日目)
しかも決勝の相手は名人「大鷹風雅(おおたか ふうが)」の娘「月子(つきこ)」
苺の勝負事に賭ける執念はかなりのものでした
でも情熱だけで勝てる世界ではありません
偶然会場に居合わせたプロ棋士「伊鶴航大(いづる こうだい)」に惨敗し将棋の壁の高さを実感します
すると苺はコツコツ将棋の勉強を・・ではなく、棋聖戦本戦に殴り込みをかけ再戦を要求します
ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
これにはポーカーフェイスの伊鶴も啞然(笑)
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結局再戦は叶わず最短で伊鶴と公式に戦える場を模索し将棋部の「滝沢圭太(たきざわ けいた)」に拳で相談します(⁉)
その結果「竜王戦」への出場が最適と知った苺は、滝沢と一緒にアマチュア竜王戦に参加します
神奈川県予選では元三段の強敵「浅井理久(あさい りく)」や現アマ王将位の「塚原大樹(つかはら だいき)」と激戦を繰り広げます
この時点でまだ将棋始めて何ヶ月なんでそう簡単に勝てるわけないんですよね
それでも決勝で塚原を倒した苺はアマチュア竜王戦全国大会に駒を進めます
が、ここでやっちまいます・・
開会式で現竜王の「山野辺彰人(やまのべ あきと)」に噛みつき一触即発の状況に・・・
ボクシングライセンス取りたての子が現役世界チャンピオンに軽口叩くようなもんです
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すると苺の取るべき行動はひとつ・・・そう!殴り込みです!
だが現実は厳しく山野辺は将棋連盟会長の「守屋(もりや)」と話しながら盤面も見ずに苺をねじ伏せます
鼻っ柱の強い苺を将棋と腕力とヤクザ性で凌駕する山野辺の存在は大きなショックとなりました
気を取り直して参加した予選リーグでは同じ女性棋士の「鴨島凜々(かもじま りり)」と対局します
決勝トーナメントの1回戦でアマ名人の「谷悟志(たに さとし)」を倒すと観戦していた1人の男が目に留まります
声を掛け無理矢理勝負をしかけますが、その男実は月子の父親にして名人の「大鷹風雅」だったんです
ハンデで何とか勝った苺は大会で優勝すると大鷹の家に殴り込みを掛けます
うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!!またかい!!
そして苺は瞬殺されるのですがこの時点で伊鶴、山野辺、大鷹との再戦を心に誓います
要は仕返しリストに記入です(笑)
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宮村はここまでハイスピードでステップアップしてきた苺を、「奨励会」に入れてきちんと地力を付けさせたいと思います
奨励会はプロを目指す人の「虎の穴」的場所で、ほんの一握りの人間しか入る事が許されない上に「師匠」がいなければいけません
そこで滝沢の師匠だった「古閑武人(こが たけひと)」七段に依頼しますが、結局苺は奨励会には入らずトーナメントを勝ち進む道を選択します
苺にとって命を懸ける勝負は出来るけど、将棋に人生を懸ける事は出来ないという考えからの選択でした
意外に冷静な子ですね
ここで苺以外の同年代、滝沢・凜々・月子・古賀の生徒で女性棋士の「水沢蒲公英(みずさわ たんぽぽ)」は奨励会入りを目指して試験に挑みます
苺は実力が遥か上の古閑と対局しレベルアップを図ろうとしますが、古賀も「2組」で竜王戦に参加する実力者だけに簡単に勝てる相手ではありませんでした
その上宮村には一抹の不安材料がありました
それは女子中学生が将棋トーナメントを勝ち進めば遅かれ早かれメディアに露出するという心配です
苺の性格では問題になるに決まっています(笑)
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そんな宮村の心配も知らず3年生になった苺は自動的(滝沢が卒業)に将棋部部長になります
で、苺が部活紹介で言い放ったのは「誰も入るな」(⁉)
竜王戦に勝つことが目標の苺は後輩の相手なんかしてられない!
それ以前に絶対この子コミュ障だよ(笑)
苺の願い虚しく3人の新入部員を迎えた将棋部は新しいスタートをきった
宮村の予想通りランキング戦で勝ち進み全勝中のホープ「神崎明日人(かんざき あすと)」に勝利するとワイドショーでも取り上げられ始めます
ここで動いたのは守屋と山野辺の2人
苺が朝起きると藍田家の食卓にはいかつい風体の2人が座って朝ご飯を食べていました・・・悪夢!
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竜王戦6組決勝戦に臨む苺
対するはプロ棋士の「高地秀斗(こうち ひでと)」
努力を重ねてプロになった苦労人でその道中多くの仲間も失っていた
実力でも執念でも苺を凌駕する相手に押される中、高地が苺の師匠を軽んじる発言に奮起します
いつのまにか苺はおじいちゃんっ子(宮村)になってました(笑)
極限の戦いを勝ち抜いた苺にはある変化が現れます
それは相手の強さがオーラで見えるようになったのです(⁉)
その変化よりも苺が驚愕したのは竜王戦決勝トーナメント表の内容で、5・6組の1回戦以外はすべてシード!
とんでもないトーナメント表より気になるのは1回戦の相手・・「マリオネット」??
その名前の理由は「自分達は将棋の神様の操り人形に過ぎないから」・・って、アホかぁぁぁぁ!!
しかし彼の師匠は将棋連盟会長の守屋で当然弱い訳がありません
ここまでくると実力的には苺より上の対戦相手ばかりなので、どこかしら穴を突く戦法を見出さないといけません
何気にちゃんと少年誌の戦いなんですよね(笑)
ギリギリの戦いでマリオネットに勝つも次の対局は翌週⁉
少しでもレベルアップしたい苺が向かった先にいたのは・・・次の対戦相手・道玄坂達哉⁉
駒をバットに持ち替えた戦いが始まる・・・
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