ジャンプラブコメの金字塔!超能力が繋ぐ三角関係⁉︎
作品紹介
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
今回紹介するのは今のおじさん世代が心ときめいた名作ラブコメです
さぁ‼︎蔵シカさん何でしょうか⁉︎
えっ⁉︎(最近サッと始めてくれないな)・・・タッチ?
惜しい‼︎今日ご紹介するのはジャンプの名作ラブコメ
まつもと泉先生の『きまぐれオレンジ☆ロード』です
・・・(かすってもないし惜しくもない)パチパチ・・
この作品は他誌に比べても極端にラブコメのヒットが出ないジャンプに於いて全18巻としっかり連載して終わらせた作品です
ジャンプで恋愛したかったら殺し合いの最中にするしかないもんな
途中休載期間もありましたが足掛け4年で連載を完結させ愛蔵版、文庫版も併せて累計発行部数は2000万部を超える人気作となりました
人気の火付け役を担ったアニメ化や劇場版、OVA、小説版、ラジオドラマ、ゲームソフトとあらゆるメディアへの進出を成し遂げた不朽の名作です
愛されてないとこれだけの展開はないよな
では作品紹介に入っていきましょう
おなしゃす
主人公は春日恭介で登場時は15歳の中学3年生です
物語の舞台になる町に引っ越して来たのですがそれには秘密がありました
実は恭介の家系は代々超能力が使える一家でした
春日家ではそれを『能力(ちから)』と呼んでいましたが、便利な反面周囲にそれがバレるのを恐れ発覚する度に引っ越しを繰り返していました
悪い事してないのにかわいそうに
その原因となったのは恭介の双子の妹の片方・くるみでおてんばな上に何にも考えずに能力を使ってしまいがちです
もう1人の妹・まなみは成績優秀で家事も万能な家庭的なタイプです
父親はカメラマンで母親はまなみとくるみを産んで他界しています
能力は母親の家系のため父親は能力を使えません
おとーさんも大変だな
引っ越しばかりで
そんな恭介が町に出て最初に出会った女の子・鮎川まどか15歳がこの作品のヒロインですが彼女には想像できない裏の顔がありました
顔が3つで腕が6本⁉︎
アシュラマン⁉︎
そうでなくて美人なビジュアルとプライベートの穏やかな性格と打って変わって彼女は札付きの不良だったのです
その評判は学校を飛び越え町の不良で知らないものはいないくらいです
タバコ、酒は当たり前
ケンカは最強、夜遊び上等なフルスペックヤンキーなんです
ラブコメでしたよね?これ
世紀末救世主とかではなくて
タバコや酒は時代と言えますがここまでの不良に設定する必要があったのは確かに疑問です(笑)
でもカフェabcb(アバカブ)でバイトしたり音楽家の両親の血を受けて音楽の才能があったりと何でも出来ちゃうんですよね
1番の疑問はバカでスケべな恭介をなぜ好きになったのかということですが
言い過ぎ
そしてもう1人のヒロインがまどかの後輩に当たる檜山ひかる・中1
くるみ、まなみの同級生ですね
天真爛漫、活発な女の子でまっすぐな性格をしています
好きになったら一直線な感じが好感持てるタイプですが、空気読めないのが残念な所ですね
何でそんな良い子が恭介を好きになったの?
バスケの授業で能力を我慢した恭介が、授業の後に不貞腐れて能力でン十メートルのロングシュート決めたの見て一目惚れ
ドーピング⁉︎ていうかそんな理由
カッコ良かったんだよきっと
この年頃で人を好きになるってそんなものでしょう
で、同じ中学の3年に恭介とまどか、1年にひかる・くるみ・まなみがいる状態から物語がスタートします
この作品は季節感と一緒に時間もちゃんと経過して行って連載終了時には恭介は高校3年生になっています
なので基本ストーリーは進級(進学)→夏休み→クリスマス→正月→バレンタインと日常イベントを繰り返していきながら、夏休みや冬休みでキャンプやスキーを絡めたり新キャラが登場してみたりする流れなんですね
季節感あっていいな
じゃあラブコメとしては恭介・まどか・ひかるの三角関係なんだ
そうだね
ひかるサイドは幼馴染の優作や同級生の真一が事あるごとに言い寄ろうとするけどほぼほぼ作中では相手にされないね
噛ませ犬ですらない(笑)
中盤で同じ高校の美少女・さゆりが恭介にアプローチするけどちょっとしたハプニング扱いだけで恋仲に食い込む事は出来ず終い
基本は恭介がまどかの事が好きだけどひかるの押しをかわしきれずに2人の間を行ったり来たりします
なんかダメな基本だな
ひかるは純粋に恭介と付き合っているつもりでいるんだけど、陰で惹かれていく恭介とまどかのちょっと背徳チックな恋愛模様もこの作品の見どころだけどそこはジャンプ作品だから上手くいきそうな所で邪魔が入る王道も外していない(笑)
あ~段々「早く告白しろよ!」ってなるやつだ
みんなそう思ってただろうね~
中盤以降は恭介とまどかは相思相愛な感じになるんで結構親密なイベントも増えてくるんだけどね
でも恭介が残念なくらいドジだからね~
そりゃダメだ
おすすめPoint① まさに三角関係の申し子!優柔不断な春日恭介‼︎
主人公の恭介は自他共に認める優柔不断
そのせいで好きなまどかと好きになってくれたひかるの間を行ったり来たり
中盤からはまどかと相思相愛になりつつもひかるを突き放す事が出来ず呆れられる事もしばしば
でもまどかにとってもひかるは妹同然だから後ろめたさもあったんだよね
絶妙な人間関係だな
そう
いとこや幼馴染など切っても切れない関係をうまく繋ぎ合わせているのもこの作品に良い所なんだ
だから誰も嫌いになれない
逆に壊しにくくて大変そう
おすすめPoint② やはり頼りになるのは能力です
この作品の中で唯一現実離れしているのが恭介の一族が使える超能力〝能力(ちから)〟なんだ
これがある事でどうしても物理的に無理な展開やちょっと突飛な出来事も読者が受け入れてくれる上手いエッセンスなんだね
普通超能力と言えば色々な種類の中の一つが使えるという設定が多いんだけど、恭介、まなみ、くるみ、おじいちゃん、おばあちゃんはオールラウンドに何でも使える反則級のスペックで物を動かす、瞬間移動、更には催眠術まで何でもありなんだ
何気にすごい能力だな
そこにプラスαされるのがいとこのあかねと一弥
あかねは変身能力(第三者にはわからない)、一弥はテレパシーが使えて恭介を助けたりピンチに追い込んでしまう
一弥は恭介と頭をぶつける事で身体を入れ替える事が出来て子供イベントなど幅をもたせてるんだ
中でも最強なのがおじいちゃんの懐中時計でなんと時間を止めてしまう
おおっ‼︎すごいけど大事な所で時間が動いちゃうとか?
恭介のオチはその通り(笑)
テニスのボールを探すのにひかるの服に手を突っ込んだ時にね・・
最悪のタイミングだな
あとは恭介は酒乱でそういう時はエッチなイベント起きがちとかお約束要素も多分に含まれています
・・・中学生・・
夏休みや冬休みはキャンプにスキーなどに出かけ中長編で楽しめるストーリーも満載になっています
イベント多彩な中学生ライフだな
羨ましい
でも最後に訪れるのはやはり決断の時
その前に6年前にタイムスリップするイベントがあってまどかやひかるが恭介に惹かれる伏線にもなっています
最終巻の恭介の母親のエピソードからのまどかへの告白はさすがジャンプ最強のラブコメと呼べる展開です
最強のラブコメってジャンプらしいな
お約束から非日常までが詰まったジャンプ黄金期のラブコメを是非手に取って読んでみて下さいね
それではまた次回の作品でお会いしましょう
バイバーイ
Luck’opedia
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