「東京トイボックス」「スティーブ」のうめがeスポーツ業界に一石を投じる待望の最新作!!
タイトル |
東京トイボクシーズ(2) |
作者 |
うめ(小沢高広・妹尾朝子) |
出版社・掲載誌 |
新潮社・月刊コミックバンチ |
刊行日 |
2020年8月15日 |
ジャンル |
eスポーツ、ゲーム、学園モノ |

インデックス
- プロローグ
- ROUND.7 リバース・エッジ
- ROUND.8 ミラーマッチ
- ROUND.9 乱入台
- ROUND.10 アキバズトリップ
- ROUND.11 ミライミライ
- ROUND.12 問題児たち
主な登場人物
♡安曇野蓮(あずみの れん)
15歳、TOMCATの名で活動するプロゲーマー、お金と勝利への執着が強くプロ向きだが学校に殆ど行っておらずゲームばかりの日々を過ごす
♡ソヨン
15歳、蓮の友達でありマネージャー的存在、ゲームは下手だが蓮からの信頼は厚い
♤仙水伊鶴(せんすい いづる)
ゲーム業界最大手ソリダスワークスの理事、業界のご意見番としてTV出演も多数こなすがことゲームに関しては子どもっぽい一面も持つ
♤神崎真代(かんざき ましろ)
15歳、白郷学園高等部eスポーツ科の生徒、成績は優秀だが親への当て付けでeスポーツ科に入学、ゲームは素人
♡窪ノ内千花(くぼのうち ちか)
白郷学園の理事長、eスポーツ科の仕掛人、仙水とも知り合いで蓮を白郷学園に引き込んだ張本人
♤楠木大作(くすのき だいさく)
千花に依頼されたサムキチのコーチ
♤亜桜(あざくら)
広告代理店アドリアエージェンシーの社員、サムキチ甲子園をプロデュースしている
♡環いづみ(たまき いづみ)
元子役スター、ミライミライ高校代表
ストーリー概要
楠木大作、白郷学園のサムキチコーチに就任(Point①)
↓
蓮、楠木にサムキチで敗れる(Point②)
↓
蓮、真代、ソヨン、秋葉原にて収録中の環いづみを発見
蓮、いづみに宣戦布告する(Point③)
↓(Point④)
サムキチ甲子園DAY1開始(Point⑤)
ポイント紹介
Point①タトゥー入りのコーチ
千花の依頼を受けて白郷学園にコーチとしてやってきた楠木大作のわかりやすい特徴は腕中に見えるタトゥーであった。しかしその実力は本物で先日蓮がケチョンにして追い出したコーチとは雲泥の差であった。なにより反抗的な子供の扱いに長けていた。
Point②チーム蓮の弱点
楠木はチーム蓮の弱点をあっさり看破して見せる。それは蓮で勝てる反面、蓮が研究されたら終わりという事であった。それを楠木は言葉ではなく実力で蓮をねじ伏せて証明してみせる。それでも意固地になって抗う蓮だったが楠木は更に隠し球を持っていた。
Point③新しい人生
いづみは「娘にしたくない子役No.1」としてブレイクしたが、その冠は彼女にとって決して面白いものではなかった。そこで亜桜のプロデュースを受けてミライミライ学園からサムキチ甲子園に出場して優勝するという新しいストーリーを描き実現しようとしていたのだった。
Point④真代・女装デビュー
サムキチ甲子園の事前番組で白郷学園にテレビカメラが入る事になった。その中で親バレが困る真代はソヨンのプロデュースで女装して取材に参加することになったのだが、これがなかなかの美人にまとまってしまう。
Point⑤大人は大人、子供は子供
いよいよ迎えたサムキチ甲子園DAY.1当日。会場では出場学校紹介VTRの事を巡って亜桜と伊鶴が水面下で火花を散らしていたが、蓮たちは優勝という結果しか考えておらず雑音などどこ吹く風であった。
名セリフ3選
①『「教えてくださいにゃん」って言ってもらおうかな』
楠木が蓮と対戦して蓮が負けた時の条件。人を喰った楠木のイジリは蓮も想定していなかった・・。
②『憧れの選手に胸借りる高校球児みたいな真摯さでおいでよ そうしたら 準優勝くらいはできるかもしれない』
公衆の面前で蓮がいづみにきった啖呵。あえての上から目線にいづみの怒りの炎が燃え上がる。
③『だからお前みたいなヤツを見ると少し責任を感じるのさ』
プロゲーマーが当たり前の時代になったが、それを望んでいた楠木は腕の怪我でプロにはなれなかった。プロを望みながら心の力量が足りずプロに届かない蓮をもどかしく思う楠木の言葉。

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主な作者関連作品
- 「ちゃぶだいケンタ」講談社・全6巻
- 「東京トイボックス」講談社・全2巻(新装版/幻冬舎・全2巻)
- 「大東京トイボックス」幻冬舎・全10巻
- 「大東京トイボックスSP」幻冬舎・全1巻
- 「南国トムソーヤ」新潮社・全3巻
- 「STEVES(スティーブス)」小学館・全6巻
- 「おもたせしました。」新潮社・全3巻
- 「アイとアイザワ」ナンバーナイン・既刊1巻
- その他Kindleにて電子書籍多数
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