凸凹のワルツ(森野きりこ)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

凸凹のワルツ04 恋愛
luck’o
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
長編は切りのいい所で逐次UPする場合があります
ぜひ気になった作品はチェックしてみて下さい
皆さんの漫画ライフを広げる一助になれば幸いです

皆さんのオススメも随時募集中です
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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 凸凹のワルツ 
【作者】
森野きりこ
【連載期間】
 2020〜 
【巻数】
1〜4巻
【掲載誌】
コミックガーデン

Story&Review&Character

この作品は過去のトラウマで自分の好きを表現できない男子高校生が無口な長身古文教師と出会う事で新しい人間関係築いて行ったり好きなものに対する認識を新しくしていく漫画です



要するに・・・

キレイな先生を好きになりましたーーーー!!!

って感じです(どんな感じ?)



主人公の春海(はるみ/多分苗字)なんの変哲もない只の男子高校生です

母子家庭に育ち料理が苦手な母に代わって見様見真似で覚えた事から料理を好きになります

しかし、小学生時代にそれをある女子にケチョンにけなされたせいで好きな事を人に晒すのが怖くなってしまいます

それから人とコミュニケーションを避けがちになる中高とぼっちが定番化しました

唯一の楽しみは作った料理をSNSに上げる事です



そんな寂しい春海(失礼)がとあることから古文の「水原(みずはら)」先生と料理で話題を共有するようになります

水原先生は長身・無口な所から生徒には「巨神兵」の相性で親しまれて(?)いました

声も小さくどうひいき目に見ても「呪詛」にしか聞こえません(怖っ!!)

必然生徒から恐れられていましたが、準備室を訪れた春海はある物を目にして驚愕します

そう・・お弁当箱です



中に入っていたのは煤の塊りみたいなもの・・

聞けばあるSNSのレシピを参考にしたという・・・・俺のじゃん!!??

あまりのショックに腰を抜かしそうになります

しかも水原先生から内密に「弁当を作って欲しい」との依頼を受けますが、菓子パンとじゃがりこというランチメニューを見て放って置く訳にはいきません!

こうしてコミュ障な2人は料理を通してひとつの秘密を共有し始めるのでした



弁当を作る代わりに先生の料理を添削するようになった春海はその料理スキルに頭を抱えます

しかし教えれば筋は悪くない

そしてもうひとつの発見・・先生はよく見ると超美人だった!!!!

意識すればするほど雑念が入り込んで来ますが、実は水原先生もちょっと春海を意識していました



秘密裏に行っていた料理勉強がクラスメイトの「藤俊甫(ふじ しゅんすけ)」にバレると春海はいつの間にか彼の友達である「緒方直樹(おがた なおき)」「巽龍平(たつみ りゅうへい)」ともお近づきになっていました

これも相手には誠実な対応をせよという水原先生の助言あっての事でした



先生と出会ってから変わり始めた春海の日常

その最たるものは過去のトラウマとの再会でした

常態化してきた男子グループに天然ギャルの「菊池琴子(きくち ことこ)」と大人な雰囲気のJK「雨ヶ谷(あまがや)」を加えると街である女子と顔を合わせます

彼女は中学時代に琴子達と同じ塾だった「屋代まどか(やしろ まどか)」春海の料理をけなした張本人でした

最初は出来るだけ避けていた春海でしたが夏休みにみんなで海に出かけると彼女の方から話すきっかけを探ってきました

逃げる春海は藤たちに背中を押され晴れて仲直りをします



今まで無風だった生活の春海でしたが初めて同世代の友人と夏休みを過ごし充実する一方で水原先生との距離が開き始めます

2人で秘密を共有して以来春海の人柄に惹かれて行った水原先生でしたが、距離が近くなりすぎるとどうやって対応していいのかがわからなくなってしまいます

その結果春海との距離を開けようとしますが、勿論本意ではありません

しかし自分を避け始めた先生にこれ以上嫌われるのを恐れた春海も必要以上の接触を避けようとします

こうして2人の間には見えない「壁」が出来てしまいます・・・



どうしていいかわからない春海は、その天然さからクラスメイトの女子に嫌われていると知りショックを受ける琴子と意気投合

一緒にまどかの元を訪れなぜか人生相談する羽目に・・・



過去のトラウマから他人に対してオープンに話せない春海と内向的な性格から上手く人と接する事が出来ない水原先生のコミュ障ミーツコミュ障作品で、お互いのわだかまりが解けていく所が醍醐味なのですがその後に残るのは生徒と教師という現実なんですよね

2人がこの壁をどう乗り越えるのかが楽しみなのですが・・この作品5巻は電子のみの配信とアナウンスされています

アプリで見る限り閲覧順位も低くないのになぜ⁉

出版社様、世にコミックを送り出したら腹くくって最後までして下さいよ~(泣)

luck’o
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