葬送のフリーレン 5巻（アベツカサ/原作・山田鐘人）【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0171

Luck’o

こんにちは　Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは7/16発売の
「葬送のフリーレン」5巻（アベツカサ/原作・山田鐘人）です

概要

魂の眠る地(オレオール)を目指す旅を進む為に、
魔法使い試験を受けることになります。
新たに出会う、一筋縄ではいかない魔法使いたち――
物語は、各々の信念と覚悟を表出していく。
英雄たちの“歴史”を紐解く後日譚(アフター)ファンタジー!
Amazonより抜粋

作品情報

タイトル

　葬送のフリーレン　

作者

　アベツカサ/原作・山田鐘人　

発売日

2021年7月16日

掲載誌

　週刊少年サンデー　

ジャンル

ファンタジー

サブタイトル

第38話　隕鉄鳥（シュティレ）

第39話　捕獲作戦始動

第40話　鳥を捕まえる魔法

第41話　覚悟のための時間

第42話　戦う理由

第43話　特権

第44話　隕鉄鳥奪還

第45話　水を操る魔法

第46話　もっと美味しい味

第47話　フェルンと焼き菓子

主な登場人物（新規・更新）

【第2パーティー】

♡フリーレン

♡ラヴィーネ

♡カンネ

【第4パーティー】

♡フェルン

♡ユーベル

♤ラント

【第8パーティー】

♤ヴィアベル

♤シャルフ

♡エーレ

【第13パーティー】

♤デンケン

♤リヒター

♡ラオフェン

【試験官】

♤ゲナウ

♡ゼンゼ

ポイント紹介

「隠れた難解さ」

魔法使い試験・第一次試験の内容は森で隕鉄鳥（シュティレ）を確保しパーティーに欠員を出さない事

隕鉄鳥は一見可愛らしい小鳥だが極めて頑丈で最大飛行速度は音速を超える捕獲困難な鳥だった

加えて上空には巨大な肉食鳥・屍誘鳥（ガイゼル）がパーティーを狙っており空からの探索が制限された

想像通り厄介な試験だったがフリーレンはある魔法の実践する為様子見を提案するがパートナー達は早速見つけた隕鉄鳥を捕獲しようとする・・

「先を読む力」

ラヴィーネが湖を凍らせ始めたせいで水に魔力が残って敏感な隕鉄鳥が湖に寄り付かなくなってしまう

他のパーティーに喧嘩を売る行為の真意を知ろうと水に関する会話をしていたフェルンはある結論にたどり着く

そしてそれに気づいたもうひと組のパーティーは隕鉄鳥を捕獲したフリーレンの魔力を感知していた

老獪な魔法使い・デンケン率いるパーティーとの一戦は不可避になっていた

「後世に残す味」

街で一番美味いと評判の店

第一次試験終了後に図らずも複数の受験者達がその店に集まっていた

ある者はただの食事に、ある者は妻との思い出の店として訪れ、フリーレンも勇者時代の記憶を携えてテーブルに着いた

かつてその店を経営していた天才料理人・レッカーはフリーレンの長命ゆえの食べ癖に対してある約束をしていた

残念ながらその約束はフリーレンの予想を超える形で破られていた