BLUE GIANT SUPREME 11巻(石塚真一)【新刊コミックレビュー】File0020

BLUE GIANT SUPREME(11) 音楽
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

今回紹介する新刊コミックは10/30発売の
「BLUE GIANT SUPREME」11巻(石塚真一)です

BLUE GIANTといえばもう説明の必要がないくらいの日本を代表するジャズ漫画ですね

JAZZ JAPAN AWARD特別賞第62回小学館漫画賞一般向け部門第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞などの受賞をはじめ実際のジャズイベントとのコラボなど話題性は上がりっぱなしの作品ですよね


そんなビッグタイトルがこの巻をもってヨーロッパ編の終了となります

無名のサックス吹きからスタートしてついにヨーロッパ最大のジャスイベントに参加する事になった、大とNUMBER FIVEの未来は・・?

こんな人におススメ!

この漫画はこんな人にオススメです!

・音楽漫画が好きな人

・もちろんジャズが好きな人

・サクセスストーリーが好きな人

・夢を叶えたい人に見てほしい

11巻の見所は
「言うまでもなくNUMBER FIVEのラストセッション」です

あらすじ紹介

NUMBER FIVEは順調だった

バンドとしての一体感も高まり、周囲での認知度も上がり、ライブでの盛り上がりも最高だった


それを如実に証明しているのがオランダで行われる欧州最大級ジャズイベント「ノースシー・ジャズフェスティバル」からのオファーであった

しかも50人から1万人オーバーまである会場キャパの中で大達が演奏するのは最大のメガステージであった


しかし、そんな波に乗り始めたバンドの中で大だけは様子が違っていた

それは他のメンバーも気付いていたが、演奏自体に支障が出ていないため特に言及はしていなかった


それでも「ノースシー」の出演が決まると三人は一人夜の街を歩きに出て行った大を見つけて話し合いの場を持とうとする


「解散を考えている」

大の口から出た言葉はハンナの予想通りであり、ラファも感じるところはあった

ブルーノは当然の如く大反対する

バンドは好調で解散する理由など微塵も無いはずなのになぜと問う仲間に大は正直に心のうちを打ち明ける

それは三人ともがある意味納得できる理由ではあった


しかし、だからと言って大が始めたこのバンドをこのタイミングで終わらせていいのかと言う事には議論の余地は多くあった

だから大は提案した「ノースシーで勝ったら解散しよう」・・・と。

NUMBER FIVEの最後の挑戦が始まろうとしていた

感想

いやー、最終章になってしまいましたね


楽器一つの状態でヨーロッパに入り毎日腹を空かせているイメージしかなかった大もヨーロッパで成功を掴もうとしています


もちろん日本編も面白かったのですが、ヨーロッパ編に入って思ったのは文化の違いを超えてわかり合うことは難しいなって事と、外人ワガママだなって事ですね(笑)

自分が一番だと思っている人達の中で、ちゃんと主張して勝ち取るっていうのは日本人にはあまりないメンタリティですよね


大の成功の陰にはいつも楽器屋さんありですね

楽器屋さんに愛される事で音楽のネットワークが広がっていく感じってやはりプレイヤーだけの世界ではないのだなと感じますね

繋がりって大事です


解散の話になってブルーノが一番食ってかかってくるのも当然のようであり不思議な感じもします

一番ワガママですからね、彼(笑)


足を止めず高く前へ行こうという大の姿勢が鈍ることが無かったのがとても嬉しく思います

あれだけの苦労をして成功を収めたらやりきった感があってもよさそうなものですけどね


そしてすぐ物語はEXPLORERのアメリカ編へと続いていきます

いよいよ最終章です、多分

これがジャンプなら宇宙一のサックス奏者との戦いがありますが・・・

luck’o
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試し読みはこちらから↓↓

主な作者関連作品


ところで

みなさんは楽器は演奏出来ますか?

Luck'o
Luck’o

僕は口笛すらままならないです!(ビシッ)

ではまた次回の新刊で!

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