こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
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※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは10/15発売の
「め組の大吾 救国のオレンジ」3巻(曽田正人)です
概要
重版続々の話題作!熱き消防官の物語!
災害と戦いーーー新たなミッションの謎が明かされる。暴風雨で沈む街。潜水ミッションに挑む駿。
「もう無理だ。そう頭をよぎっても負けない‥‥。
オレは消防官(ファイアファイター)!人が死ぬのは嫌なんだ!!」大吾、駿、雪3人の闘いが今ーーー
『シャカリキ!』『昴』『capeta』『Change!』など
Amazonより抜粋
数々の名作を執筆してきた曽田正人が次に挑む題材は、命を救出するレスキュー現場!
特別救助隊員(通称:オレンジ)となり奮闘する若き消防官たちを主人公に、
満を持して再び「命の現場」を描く!
作品情報
タイトル |
め組の大吾 救国のオレンジ |
作者 |
曽田正人 |
発売日 |
2021年10月15日 |
掲載誌 |
月刊少年マガジン |
ジャンル |
レスキュー |
サブタイトル
第7話~第9話
主な登場人物(新規・更新)
♤去年春樹(こぞの はるき)
鐘鳴館大学教授、文学博士
内容紹介
残り少ない時間の中で限られた最大限の選択肢を実行に移す為に駿は果敢にも最前線へと飛び出していく
ほんの一瞬の躊躇をしている間に大吾が閉じ込められた部屋の水位はどんどん上がり救助が困難になってしまう
駿の機転をすぐさま山上は行動に移し、仲間もそれに続いていく
空気呼吸器は本当に大丈夫なのか?
ポンプ車の給水は間に合うのか?
シートの押さえ付けは十分なのか?
・・・・そして大吾は無事なのか?
多くの不安や疑念を追いやり出来る事から行動に移す
水中での呼吸、よし!
ポンプの給水、よし!
シートが剝がれそうだが給水ポンプの水流を使って何とか、よし!
水上から山上はその駿の機転と行動力に目を見張っていた
しかしその時駿にしかわからない異変が起こり始めていた・・・
十朱大吾には果たさねばならない目的があった
それは過去の清算であり未来の生産でもあった
そして何よりある男と絶対に果たさなければいけない約束だった
その約束の証明が今自分の両腕に抱かれている
水位に押される大吾の目に部屋の外の水位が下がっていくのが見えた
仲間の頑張りを実らせる為に自分のやるべきことがハッキリと整理される
ひとつはドアが開いた時の強烈な水流に備える事
もうひとつはその時の為に要救助者の緊張を解し恐怖を取り去る事・・・
気の利いた言葉が出ない大吾が話題にしたのは、今この窮地で諦めない女性と同じ強さを持った頼もしい同期の彼女についてだった
駿の粘りは、大吾の覚悟は要救助者を助けられるのか⁉
レビュー
こんにちは
め組の大吾救国のオレンジの3巻です
いや~大吾と雪のストイックさに置いて行かれて3番手ポジションかと思われた駿がメッチャカッコよかったですね
多分曽田マンガの主人公たちの例に漏れず大吾や雪というキャラクターは自身を高みに導く為に文字通り研鑽し目的以外のものを切り捨てながら成長して行くタイプなのではないかと思います
その結果、常軌を逸した精神力や体力を身に着けるのですがそれはある意味細く鋭く尖っていくあまり何かの衝撃で存在そのものまで危うくしてしまう鋭さに見えてしまいます
しかし駿は一見そんな孤高の人種に比べれば凡才のように映ってしまいますが、持ち前の明るさやキャラクターで周りを巻き込みながら全体を底上げできる稀有な存在なのではないかと期待をして見守ってしまいます
どっちがいいとかの話ではなく個人の特性によるものなんですが、駿のようなタイプこそ高いレベルでのチームプレイを引っ張ることが出来るリーダー気質を持っている気がします
被害が甚大な救助現場において一人で出来る事は限られています
それがスーパー消防官でも同様です
だからこそグループで効率を高められるリーダーは必要とされるし、駿にはそういう意味で今後も大吾と違った活躍が期待されますよね
それを見て大吾や雪も刺激を受けていくというのは理想的な仲間でありライバルなのだと思います
カッコいいけど誰でもなれるものではありません
それに見合った努力を重ねるからこそ出来上がる関係なんでしょうね
羨ましいけど僕には無理なんで3人の成長を見守ることで参加した気になろうと思います(笑)
とにかく今回は駿がカッコいい
それに尽きます
4巻に続く
試し読みはこちらから↓↓
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ところで
みなさんはどれくらい息を止められますか?
僕は3秒です!(ビシッ)
・・・オマエラッコダロ・・
ではまた次回の新刊で!
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