【クラシック】第13回 CLAMP「魔法騎士レイアース」を読む!

魔法騎士レイアース01 SF・ファンタジー
luck’o
luck’o

こんにちは
湖面をたゆたう漫画好きLuckoです

このブログではいい年した漫画好き(汗)のボクが、これまでの漫画遍歴で好きだった漫画や作家さんの作品を中心にあらすじやキャラクターを簡単に紹介しつつレビューしていきます

完全に個人の独断と偏見ですのでその辺はご容赦ください

あとネタバレも含みますので注意してくださいね

今回ご紹介するのはCLAMP「魔法騎士レイアースです

これまでちょっとダークな作風(?)だったCLAMP先生がなかよしでの掲載で打ち出した異世界召喚美少女ファンタジー作品となっています
アニメ化もされ果ては「スパロボ30」にも登場するくらい一般に認知される存在となりました
一見子供向けのライト作品に見えて深い人間模様は健在の新機軸な作品になっています

作品概要

【作品名】
 魔法騎士レイアース 
【作者】
CLAMP
【連載期間】
 1994〜1995 
【巻数】
全3巻
【掲載誌】
なかよし

作品紹介

元祖異世界召喚!

主人公はたまたま東京タワー見学に来ていた3人の中学生
普通の中学生「獅堂光(しどう ひかる)」、進学校の中学生「鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)」、お嬢様学校の中学生「龍咲海(りゅうざき うみ)」
光の般ピー(死語?)が際立つのは置いときましょう・・

3人が召喚されたのは意志の力が全てを決める世界「異世界セフィーロ」
その世界で「柱」として世界を支える「エメロード姫」の依頼でセフィーロを救う旅に出ます

魔法戦士

柱が召喚した人間は「魔法騎士(マジックナイト)」と呼ばれ「魔神(マシン)」という巨大な騎士を使役する事が出来ます
魔法少女に巨大ロボット・・・これで萌えない人はいない!(自分調べ)
ちなみに3人の魔神は以下の通り

光→レイアース(炎の魔神)

風→ウィンダム(風の魔神)

海→セレス(水の魔神)

ラスボス

セフィーロを救う目的を達成するために立ちはだかるのは神官(ソル)「ザガート」
エメロード姫を捕えセフィーロを消滅させようとする悪い奴・・なんですが、その動機は単純なものではありませんでした
しかもお約束(?)のイケメンです・・倒すのが憚られる・・・

頼もしい味方達

勝手知らぬ異世界の旅路ですが勿論3人を助けてくれるキャラが存在します

まずは導師(グル)「クレフ」
エメロード姫に代わり魔法騎士を導く役割を担った人物で見た目は小学生ながら745歳の人生大ベテランです

次に創師(ファル)「プレセア」
俗に言う鍛冶師みたいなもので魔法騎士の武器を作ってくれます

そして旅の途中で出会った謎の剣士「フェリオ」
武力で3人を助けてくれるだけでなく個人的に風と良い感じになります(羨ましい)

最後は謎の珍獣「モコナ」
CLAMP漫画特有のおちゃらけ&意味深キャラを一手に引き受けてくれる優れもの

立ちはだかる刺客

ザガートには直属の強力な部下がおり3人に休む暇を与えす襲い掛かって来ます

☆アルシオーネ
クリフの元弟子、魔術に長ける

☆アスコット
召喚士(パル)、魔力は脅威だがまだまだ子供

☆カルディナ
幻惑士(ラル)、なぜか関西弁のナイスバディ女子

☆ラファーガ
剣闘士(ダル)、エメロード姫の新鋭隊長

各個がかなりの実力者ですがそれぞれ戦いのモチベーションはバラバラで統一感はありません(ラファーガに至っては洗脳されてるだけですから)

セフィーロならではの特性

いくら選ばれた戦士だからとはいえ普通の中学生が熟練の敵に敵う筈はありません
そこで肝になるのが「意志の力が左右する世界」×「成長する金属エスクード」の存在です
これにより「セフィーロを救いたい」「元の世界に戻りたい」という強い意志が3人の戦いを後押ししてくれます
なかよしらしいクリーンでポジティブな設定ですよね

物語に隠された真実

実はザガートはラスボスではありません
それどころか世界の崩壊を目論む悪人でもありませんでした
ではなぜ彼はエメロード姫を捕えセフィーロの秩序に背いたのか?
そこにはこの世界ならでは「闇」が潜んでいました



主人公の3人はどこまでもポジティブで苦しい戦いも力を合わせて乗り越えて行きます
その姿に子供達は勇気づけられロボット好きはテンション爆上げです(笑)
CLAMP先生ならではの美麗な魔法やバトルはもちろん、ちゃんと闇要素やラブコメまで含んでいるファンタジー作品となっています
是非興味がある人は読んでみてくださいね!

これにて「魔法騎士レイアース」読了です!


luck’o
luck’o

試し読みはこちらから↓↓

紹介中の作者関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました