こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「娘の友達」5巻です
2/10発売の第7巻で完結を迎えた「ミドルエイジ・ミーツ・ガール」の恋愛漫画です
連載当初からタイトルやPVから連想される内容に批判的な意見もあった本作だったが、結果的に累計発行部数も100万部を超える人気作として幕を閉じることになった
社会で生きて行くために自分を抑圧し、何かである事に必死になる大人達に自分の内面と向かい合い受け入れる勇気を語りかけてくる作品となっています
紹介
タイトル |
娘の友達 |
作者 |
萩原あさ美 |
発売日 |
2020年8月11日 |
掲載誌 |
コミックDAYS |
ジャンル |
恋愛・家庭 |
サブタイトル
第36話 それぞれの受け止め
第37話 怪文書
第38話 ある夜のKK
第39話 背中恋しい夜は
第40話 雨、雨、雨
第41話 双方向
第42話 静かな攻防
第43話 魚
第44話 猫
主な登場人物(新規・変更)
なし
あらすじ
「母の暴走」
家を飛び出して自由を得たつもりになっていた美也は、何も楽しめていない事を実感する
ただ逃げているだけだと気づいた美也は家に帰り学校にまた通う事を決意する
美也から連絡を受け一安心の晃介だったが、課長としての忙しい毎日は変わらず自分をすり減らしていた
一方で古都の母は夏休みの間古都の靴を隠して軟禁した上に、晃介の事を調べ会社宛に晃介を誹謗中傷するメールを送りつける
「・・学校休んだりこうやって家出したり逃げてばっかりだよね・・」
「突然の訪問者」
箱根にある旅館のリニューアルプロジェクトで、本間と一緒に現地視察に訪れた晃介は打ち合わせが終わり用意された部屋で一息つくと亡き妻恵子や古都に思いを巡らせていた
食事後に恵子の実家に電話をし、思いに耽っていると部屋をノックする音が聞こえてきた
本間かと思いドアを開けるとそこには雨で水浸しの古都が立っていた
言葉を失う晃介だったが濡れた身体を拭かせ、落ち着いて事情を尋ねると彼女はそっと晃介に身を寄せてくる
その時、本間が部屋を訪れ思わず2人は顔を見合わせる・・・
「私が・・これから『良い子』じゃなくなってしまっても見捨てないでくれますか・・?」
「古都と水族館」
本間をやり過ごし2人で一緒に布団に入ると、晃介は話題ついでに古都をもっと知りたいと言うと彼女は自分が水族館に通うようになった理由を話してくれた
水族館は家族で出かけた思い出の場所だったが、その時から父と母の間には大きな溝が出来てしまっていた
その気持ちは同じ物を見ても違う意見に別れ、母は水槽の魚を綺麗というが父はそれを可哀想だと言った
本題とは離れていく内容だったが、晃介は古都が自分の内面を曝け出そうとしているのだと感じ耳を傾け続けた・・
「(・・後になって思えば この時初めて如月古都は俺に・・彼女の〝内側〟を語っていたように思う・・)」
レビュー
5巻です
今更ながら古都の母がヤバいです
最初は古都自身が晃介を振り回して小悪魔的な役割を担っていましたが、その古都自身も家庭内の様々な軋轢に苦しんでいるのが明るみに出てきます
その中でも夫婦の不和による余波で母は古都に偏った愛情や束縛を見せるようになります
そんな母にいい子でいようとしていた古都でしたが、晃介に出会い彼を好きになることで母が望む枠組みの中から自分で飛び出していくようになってきます
そして、その矛先は晃介へと向かってきます・・・
コワッ‼︎
ストーリー展開は元々鬱寄りですが、全てが晃介貶めようとする流れが恐ろしいですね
これまでも晃介は壊れてもおかしくないイベント盛り沢山でしたが、美也のため、そして古都への思いから何とか踏みとどまって来ました
願わくば晃介に早く安息の日々が来て欲しいのですが、ここに来て古都も苦しんでいるとわかると他人なんかほったらかして2人だけでも幸せになって欲しいって思っちゃいますよね
そうは古都母が許さないまま6巻に移ります
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試し読みは下記でどうぞ
6巻に続く!
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