ユース世代が世界への扉を開く!鷹の活躍を描く第2章!
作品紹介
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
では漫画紹介やっていきましょう
今回紹介するのは塀内夏子先生の『Jドリーム飛翔編』です
塀内先生3作目でJドリームの続編ですな
説明ありがとう!
そう今作品は以前に紹介したJドリームの続編となっています
前回が1993年のワールドカップアメリカ大会予選がメインでしたが、今回はその後に行われたワールドユースイタリア大会が舞台になっています
実際にあった大会?
いや
当時のワールドユースは1995年カタール、1997年マレーシアだから架空だと思われます
前回で中東メッチャやったしヨーロッパがいいんじゃね的な?
適当な事言うと怒られるぞ
でも1999年のナイジェリア大会で日本ユース代表は準優勝の快挙を達成するんだ
小野伸二や高原直泰、本山雅志、南雄太などがメンバーに入っていました
おー錚々たるメンバーが名を連ねてるね
あとお笑い芸人の播戸竜二さん
やめい!早く本編行って!
では内容紹介行ってみましょう!
おなしゃす
日本代表の弟分ユース代表がワールドユース出場権を獲得したところから物語はスタートします
本戦での上位進出を目論むコーチ陣はラストピースとして日本代表で活躍した赤星鷹の行方を捜していました
16歳で日本代表入りだもんな
てかいないの?
アメリカ予選以降行方不明になってたんだ
鷹を支持するひとつの要因は監督が日本代表コーチの松木氏だった事で、鷹の才能を知る彼は血眼になって行方を捜していました
で、結局何してたの?
鳶でその日暮らし
そんな奴が入ってきたら皆怒るんじゃね?
ただでさえプライドの高いユース出身者が自分たちの力で勝ち取った出場権にズカズカ入って来たらそりゃあ気分わるいよね
実績十分でもあの性格だからね
そう。鷹自身もA代表じゃないから嘗めてる所があったしね
しかも松木監督ってば鷹のご機嫌取るのに「キャプテンやらしたげるから」とか言ってるし
最低だな
それでも新世代の実力をもった上に若かった鷹はA代表では王様扱いだったけど同世代の方が反抗心強くてやり合うのはいい刺激になったと思うよ
そのへんも新しい世代ならではだな
そんな自由な鷹に加え名古屋からアヤックスにレンタルしていたDF立浪とアルゼンチン帰りのGK浜本が本戦への新戦力として加わるんだ
更に鷹の独断でヴェルディのボランチ柳と中居が押し込まれる
中居はどこの所属?
合宿所近くの高校
足の速さとパシリ気質を鷹が見込んだんだ
常識では考えられないキャラだな
鷹もかなり非常識な人間だからね
松木監督もご機嫌取りに一生懸命
監督の仕事しろよ
まぁここまでじゃなくても海外サッカーだと大層な問題児っているからねぇ
その点鷹の身勝手さはすべて勝つことに集約されているからまだ受け入れやすいんだろうね
なるほど
新しい子は合理的だね
対抗の急先鋒はエースで10番のMF迫丸
ヴェルディ川崎所属で愚痴しか言わない嶋、文句しか言わない岸川、存在感がない坂井と合わせてヴェルディカルテットと呼ばれていたんだ
紹介に悪意があるな
でもその中で迫丸は決してエリートじゃなく地方から親に無理を言って上京して今の地位を築いた苦労人なんだよね
だから最初こそ鷹に反発していたけどポジションは実力で取り返せばいいと正当な努力を続けて信頼を勝ち取って行くんだ
立派な選手じゃん
立浪はフェアプレーを貴ぶDF、浜本はやられたらやり返すタイプの気の強いGK、中居は大人しいけど走らせたら100m10秒フラットの俊足でチームを助けていく
力強い補強だったな
その曲者たちが得手不得手を晒しながらお互いをわかり合って本大会の優勝を目指して行くんだ
敵も強いんだろ?
そうだね
1回戦のスウェーデンのFWステファンスは高い位置から叩きつけるヘディングシュートが武器で立浪、浜本を苦しめた
2回戦のウルグアイ戦では敵もさることながら迫丸の母が急遽心臓の手術を受けることになり難しいメンタルでの試合を強いられる
海外にいると距離がもどかしい時ってあるよね
準決勝のアルゼンチン戦は浜本が元チームメイトのディアブロとバチバチにやり合う
そして中盤ではマラドーナ二世と呼ばれるリナレスが鷹を苦しめる
そして決勝ではカルチョの国・イタリアの次期エースの呼び声が高いMFロッシと生粋のACミラン選手のGKヴェルデが日本の優勝を阻もうとする
全体的な試合数は多くないけどその分濃厚な試合展開とそれぞれの事情を乗り越える為のイベントが目白押しで次の展開が気になってしょうがない
鷹の活躍はどうなの
同世代とチームを組む事で成長著しいチームの中で鷹も成長を迫られていく
臨機応変なチーム戦術の形成、ポジションや戦略の指示、そして勝負どころでは自分で切り込んでいく勝負勘など前作ではベテランに助けられた部分も自分で作って成長して行くんだ
相変わらず監督はお飾りなんだな
まーね(笑)
注目は鷹に足の速さだけを見込まれた中居が自分の居場所を作って行くために考えて努力を重ねて行く所や、最初はチームに興味がなかった浜本が試合や日常を通して日本代表としての責任とプライドに目覚めて行く所だね
成長著しい世代ならではだよね
そうそう。10代特有のバカ話したりとかね
塀内先生のいい所は外国人がしっかりと外国人らしく描ける事で、世界と戦っている雰囲気が凄く伝わってくるんだ
いるよね
髪が金なだけでハイ!外国人!みたいな人も
特にイタリアのロッシやヴェルデ、スウェーデンのステファンスとか実際にいそうな雰囲気出してるからね
カッコいいんだ
ぜひ皆さんの目で若き日本代表の活躍を見てくださいね
この作品はフランスW杯を目指す「完全燃焼編」へと繋がっていきます
ではまた次回の作品でお会いしましょう
バイバーイ
Luck’opedia
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