こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなくレビューします
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今回は凡庸な冒険者がアンデットになってしまい新しい人生(?)を送る
「望まぬ不死の冒険者」を紹介していきます
TheWorkData
【作品名】 |
望まぬ不死の冒険者 |
【作者】 |
中曽根ハイジ 原作・丘野優 キャラクター原案・じゃいあん |
【連載期間】 |
2018〜 |
【巻数】 |
1〜9巻 |
【掲載誌】 |
コミックガルド |
Category
ファンタジー
主人公の冒険者レントがある事件をきっかけにアンデットになってしまい、人間に戻る道を模索しながら冒険をしていくファンタジー作品です
冒険
冒険者であるレントは、魔物退治やアイテム収集、進級試験など冒険者にまつわるイベントをこなしていきます。不死になり強くなったレントは今まで経験したことない難問にも多く出会います
美女
昔馴染みの学者兼冒険者、冒険者ギルドの受付嬢、高貴な家から家出した女性冒険者、果ては聖女やヴァンパイアハンターまで多彩な美女が登場します
PowerWord
ヤーラン王国
東の辺境国家
冒険者
神銀(ミスリル)・白銀(プラチナ)・金・銀・銅などの等級がある
龍
魔物の最高位であり魔王に匹敵する強さ
存在進化
倒した相手の魔力を吸収する魔物の能力
魔力
魔法を扱える力
気力
生命力を根源とする力
聖気
神や精霊の加護により得られるレアな力
水月の迷宮
ヤーラン王国の辺境都市マルトの近くにある迷宮
タラスクの沼
猛毒が発生する沼、巨大生物タラスクがおり竜血花が群生している
ラトゥール家
ヤーラン王国の貴族、都市マルトに絶大な発言力を持つ
宮廷魔術師
ヤーラン王国では魔術師として最高の地位
アルス聖王国
西の主要国家
黄昏の吸血鬼(トワイライト・ヴァンパイア)
お伽話にしか出てこない伝説のヴァンパイア
氾濫
10年~20年に一度起こる迷宮災害
Review&Character
骨からやり直し⁉
ヤーラン王国の辺境にある小さな都市マルト。「レント・ファイナ」はそこで冒険者をしていたが才能があるとは言えず10年ほど経っても階級は銅級下位だった。街のギルドの仕事を手伝う傍らで細々と冒険者を続けていたレントは近くにある「水月の迷宮」で未開拓の通路を見つける。もう10年通う迷宮での出来事に心躍らせるレントだったが、通路の奥で出くわした「龍」に襲われ短い生涯を閉じた・・・かに思えたが、気がつくとレントはスケルトンにクラスチェンジしてしまっていた
気づいたら骨・・嫌過ぎる!しかも声帯がないとか間接動かしにくいとかリアル!
早く人間になりたい!
魔物を倒して「存在進化」する事で人間に近づく希望を持ったレントは、迷宮にいる魔物を倒して魔力を吸収していった。屍食鬼(グール)に進化したレントは迷宮で苦戦していた初級冒険者「リナ・ルパージュ」の手を借りようやく地上に戻り、旧知の仲である「ロレーヌ・ヴィヴィエ」に助けを求める。
自分の状態を把握した上で再び迷宮の未踏破区域を訪れると、最深部に飛ばされ「骨巨人(ジャイアントスケルトン)」との強制イベントに突入する
多くの経験値を得たレントの身体には当然の如く「次」への変化が訪れる
ロレーヌの見立てによる進化の結果は吸血鬼の眷属「屍鬼」でより強力な力を得た代わりに厄介な衝動を抱え込む事になる・・
骨付き肉に進化するもまだ死んでます(笑)その過程が辛すぎる!
再び冒険者として立つ
未踏破区域の奥にもう一つあった転送用魔法陣の先にあったのは朽ち果てた部屋だけであった
しかしそこで圧倒的魔力を持った女性と出会い、特殊な地図「アカシアの地図」をもらい受ける
魔物の力を得た事で生前とは比べ物にならない強さを手に入れたレントは、改めて神銀級冒険者を目指すべく「新月の迷宮」で行われた銅級冒険者昇格試験で「ライズ・タナー」「ローラ・サティ」とチームを組んで迷宮突破を目指す
試験の表面だけでなく裏の振るいも知り尽くしているレントは、初級冒険者の2人を手解きしながら迷宮を進んでいく
だが、本人の預かり知らない所でレントのレントたる証左は解る人には伝わっていた
レントの愛され要素が沢山出てきてほっこりする。戦うだけが冒険者じゃない!
未知の怪物との戦い
シェイラに正体を見抜かれたレントは、彼女が守秘の為に用意した魔術契約書を見て正直に話す決意を固める
彼の秘密を共有した仲間はさておき、見た目も出自も怪しい冒険者である事に変わりがない状況を鑑みレントはギルドの奉仕活動である「銅貨一枚の依頼」を受ける
町外れの孤児院で依頼者の「アリゼ」から僧侶「リリアン」が患った「邪気蓄積症」を直す為、猛毒で包まれたタラスクの沼に咲く竜血花を探しに出発する
孤児院で眷属にした小鼠の「エーデル」と共に沼の主である「タラスク」の討伐に成功すると、竜血花が群生する丘で謎の男「イザーク・ハルト」と出会う
これが後にレントにとって大きな依頼として帰ってくる
巨大なモンスターとの一騎打ち!生身では出来なかった新しい体験がレントを飛躍的に成長させる
吸血鬼への進化
イザークは都市マルトに強大な発言力を持つラトゥール家の関係者であった
そんなラトゥール家からレントに直接依頼がなされ、断る理由も術もないレントはふたつ返事で依頼を受諾する
ラトゥール家で当主の「ラウラ・ラトゥール」から竜血花の定期採取依頼を受けるが、魔道具庫で「機械人形(ゴーレム)」の暴走に巻き込まれてしまう
そのお詫びととして「吸血鬼(ヴァンパイア)の血液」が入った瓶を譲り受けたレントは、自身の存在進化を促すべくその血を飲み干して変化を待つ
ほどなく吸血鬼に進化したレントは背中の翼と飛行能力という新たな力を手に入れる
金持ちの底なし収集欲にドン引きのレント。いつの世も金は回る所に集まるもの
金級冒険者との邂逅
都市マルト有数の大店であるステノ商会の会頭「シャール・ステノ」に呼び出されたレントはそこでロベリア教の聖女「ミュリアス・ライザ」と金級冒険者「ニヴ・マリス」を紹介される
だがニヴ・マリスという人物は冒険者界隈で「吸血鬼狩り(ヴァンパイア・ハンター)」として有名な人物で先ごろ吸血鬼に存在進化したレントが絶対に会っていけない人物であった
当初からレントを吸血鬼だと疑っていたマリスの追求を逃れる術はなかったが、なぜか彼女の「聖炎」に反応しなかったレントは難を逃れる事が出来た
そしてマリスから今後3ヶ月以内にマルトで起きると思われる恐ろしい出来事について協力を求められるのだった・・・
要はネズミが駆除業者と対面したみたいなもの(笑)ブルブル・・・
レント、故郷に帰る
弟子にしたアリゼに杖(ワンド)を作ってあげようとロレーヌの依頼で新月の迷宮に潜ったレントはそこで2人の女の子の幻影を目撃する
1人は見知らぬ女の子、そしてもう1人は故郷ハトハラーに帰らない理由の少女・・・
見えない奇縁に導かれるようにレントはロレーヌと故郷への旅路につく
レントの冒険者としてのルーツに迫る旅
最新刊はこちら
9巻(2022/4/25発売)
レントの故郷ハトハラーへ向かう途中で「腐肉歩き(ゾンビ)」の集団とそれを追いかける金級冒険者・聖術師アルヒルディス(通称ヒルデ)と出会う
レントの特性を見抜いたヒルデは、彼に「聖気」の扱い方を習わないかと提案してくる
今まで意識した事のない聖気の「残滓」を扱えるようになったレントは、村に帰るなり隣のロレーヌを嫁と勘違いされちょっとした騒動になってしまう
ガッツリ関係を否定して落ち込むロレーヌをよそに、レントは義理の両親である村長夫婦と面会し歓迎の宴を催してもらい村人達との旧交を温める
エルフの冒険者登場!故郷ではレントに想いを寄せる2人の女子がいるのに、彼の鈍感力が本領を発揮する!
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