こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「不滅のあなたへ」2巻です
概要
“彼に“フシ”と名前をつけたのは、オニグマ様への捧げ物に選ばれたニナンナの少女マーチ。少女たちと共にヤノメに囚われたフシはママになることを夢見るマーチの側で刺激を受けながら成長していく。そんな中、マーチを助けるために少女パロナはヤノメからの脱出計画を練っていた。希望を抱く少女たちからフシは一体何を獲得するのか。これは自分の未来を選択する物語。”
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
不滅のあなたへ |
作者 |
大今良時 |
発売日 |
2017年3月17日 |
掲載誌 |
週刊少年マガジン |
ジャンル |
ファンタジー |
サブタイトル
#5 追想の旅路
#6 住みよい国ヤノメ
#7 大きな器
#8 解放計画
#9 意味ある死
#10 にんぎょう遊び
#11 共にゆく人
#12 集める者、奪う者
#13 私達の目的
主な登場人物(新規・変更)
♧球体→フシ(不死)
♧オニグマ(1巻から登場)
ニナンナ地方で祀られている巨大な熊
♡ピオラン(1巻から登場)
ヤノメ国の囚人、祈祷師のフリをさせられていた
あらすじ
「高度に成長した国での刺激」
ハヤセの命令でヤノメ国に連れて行かれたマーチ、パロナ、オニグマ、そしてオオカミ
少年とオオカミの姿に変化する生き物をマーチはフシ(不死)と名付けた
ヤノメ国はニナンナの村とは比べものにならないくらい文化の発展した国であった
そこで囚われの身となった一同だったが、パロナは囚人として働かされる傍らで脱出計画を練り続けていた
フシを手懐けるよう言われたマーチは、フシが見つけた穴を伝って隣の広間に抜け出すとそこには息も絶え絶えなオニグマが横たわっていた
「大脱出行」
パロナはマーチとフシ、それに脱出に協力してくれた囚人の老婆を連れて馬車で収容所から逃げ出す事に成功する
しかしハヤセ率いる追手の対応は早く馬車は矢の猛攻にさらされてしまう
防戦一方のパロナに狙いを定めたハヤセの矢は彼女の死角から真っ直ぐに飛んでいくが、いち早く矢に気づいたマーチがその射線に割って入る
矢を受けて倒れ込むマーチを見て入れ替わるように飛び出したフシは、その身体をオオカミからオニグマに変えてハヤセ達を迎え撃つ・・
「フシ、言葉や文字を習う」
ニナンナの村に戻ったパロナと別れたフシが再び当てもなく森を歩いているとロバを失い野宿する囚人の老婆に再会する
2人で歩いていると程なく地図を記した看板に突き当たる
それを模写し始めた老婆の行動に興味が湧いたフシは、それ以降老婆・ピオランと旅をしながら文字と言葉を習い始めたフシは拙いながらも言葉によるコミニュケーションが出来るようになってきていた
海を渡りヤノメと対立する国・タクナハに入ったフシは夜を過ごした森で自分の姿を奪う生き物と遭遇する・・
レビュー
不滅のあなたへの2巻です
まだ文化レベルの低いニナンナを飛び出して舞台はヤノメ国に移っていきます
ヤノメ国には城下町のようなものがあり露店がめっちゃ出てます
ニナンナと違いすぎですよね・・いきなり石器時代から大正時代ぐらいまで飛びましたよ
フシの頭の中もデモクラシーです(笑)
そうそう、ようやく球体に名前がつきます
死なないからフシ(不死)くんです!
なんとなくアイヌなのかと思った矢先にニッポンになります
そこで囚人として囚われた3人でしたがパロナの不屈の魂で脱出に成功します
まるで勝利への脱出のスタローンのような・・・知らないよ(ビシッ)
でも逃げている最中にマーチがハヤセの矢によって帰らぬ人になってしまいます
1巻からの流れでまだフシに主体性が薄い分、周りを固めるキャラクターがフィーチャーされやすくマーチも日々ままごとをしながら早く大人になりたい少女という設定を十分に踏んでいる分ショックでしたね
あー、この漫画こんな感じなんだって気づきました
そしてもう一人
今後のフシの成長に関わる重要人物・ピオランが登場します(登場は1巻からですが)
色々めんどくさい老婆ですが彼女は文字が読めます
そして書けます
これがフシの興味を引いて彼は文字や言葉を覚えはじめます
最初の先生はマーチだったのでありがとうぐらいしか教えられてませんでたからね(笑)
ここでやっとまともなコミュニケーションを取れるようになってきます
そしてフシの命を唯一脅かす者、ノッカーと初めて出会うことになっていきます
作品の最新情報は公式Twitterでチェック→公式Twitterリンク
試し読みはこちらから↓↓
3巻へ続く!
コメント