こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「不滅のあなたへ」7巻です
概要
”ピオランの死後、独り無人島で過ごすフシの前に、ハヤセの末裔の少女ヒサメが現れた。フシは彼女の率いる守護団と共にノッカーに襲撃された村へと向かう。新たな別れを経験し、フシは仲間を求めて街へ出ることを決意する。しかし“不死身”の伝説は長い時を経て、フシを信じる者と求める者、──そして恐れる者を生んでいた。これは仲間を見つける物語。”
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
不滅のあなたへ |
作者 |
大今良時 |
発売日 |
2018年6月15日 |
掲載誌 |
週刊少年マガジン |
ジャンル |
ファンタジー |
サブタイトル
#55 退屈な日々
#56 転生する愛執
#57 毒となる教え
#58 仇なす左手
#59 鼓動する遺言
#60 宿願の行き先
#61 同朋
#62 待ち望まれた者
#63 愉快な王子
#64 視える青年
主な登場人物(新規・変更)
♡ヒサメ
ハヤセの孫、護衛団を率いてフシを探す
♤カハク
6代目継承者
♤ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス
ウラリス王国王子、霊が見える体質
あらすじ
「フシ、再びノッカーと対峙へ」
ピオランの死から40年が経った
その間フシはサールナイン島を出ず誰とも接しない生活を続けていた
島を出るきっかけとなったのは今まで自分を襲ってきていたノッカーが島から離れた一般人を襲うようになった事
そしてハヤセの孫に当たるヒサメとの出会いもその一つであった
ヒサメは9歳にしてハヤセの遺志を継ぎ護衛団を率いフシの居場所を探していた
どうやって探し当てたのか不審に思っていたフシだったが、ハヤセは生前フシに捨てられた時ノッカーに襲われていた
それ以降子孫はノッカーを体内に宿しており、フシを探し当てる事が出来たのである
「フシを知る2人」
ノッカーに襲われた村で出会った中年の男女2人組
彼女達は村の支援に訪れていたがなぜか〝フシ〟という存在を知っていた
そしてヒサメ達警護団への警戒を呼びかけていたが、女性はヒサメの体内に巣食うノッカーの暴走で致命傷を負ってしまう
それを知ったフシが病床の彼女を訪れると、フシが今まで出会った人達を見せて欲しいと言い出してきた
最初の青年から順に出会いの経緯を話しながら姿を変えていくフシ
40年の歳月はフシに辛い現実を知らしめてくる
シン、酒爺、リーン、ナンド・・以前は変われなかった人達の死を身体が教えてくれた
その中でトナリとサンデルに変わる事が出来ず喜んでいるフシを、目の前の男女2人は穏やかな笑顔で見つめていた
「新たな仲間を求めて」
女性の遺言で仲間を探し始めたフシだったが、時代の流れと共にフシはノッカー戦う者ではなくノッカーを引き寄せる疫病神だという噂が回り始め、青年の姿絵と共に金1000枚の懸賞金が懸けられるようになってしまう
カハクのアドバイスでパロナの姿で行動するフシだったが、何故かウラリスの王子ボンシェンはダマせずに捕まってしまう
ボンシェンはフシの事が何となく分かると力強く曖昧な言い方をしたが、それは彼が持っている体質に由来するものであった
レビュー
不滅のあなたへの7巻です
ピオランが死んでしまいました
悲しいですね
一番フシに恩恵をもたらしてくれた人だっただけに
当のフシもかなりショックだったようで、40年も島に引きこもってしまいます
その間に彼はカニに変身出来る様になりました(笑・他の水生生物にもなれます)
基本的に観察者はフシに時間を設けていません
彼の好きなように生きた結果、観察者が求める結果に辿り着けばいいんですよね
でも、40年ただフシの生活を観察するだけってヒマじゃないのかな・・?
当のフシも退屈だといってますから
で、ようやく第2章に入って行きます
主要な人物はなんとハヤセの子孫です、恐ろしくしぶとい女ですね・・
ハヤセがのノッカーに襲われ体内に寄生されたお陰で一族はフシ探知機のような感覚を手に入れフシを代々追いかけ回してきます
なんて迷惑な一族なんでしょう(笑)
しかもノッカーの暴走というリスクまで孕んでおり、最終的には制御出来なくなるケースがあります
お陰でトナリは死んでしまいます
そう、謎の女性は40年後のトナリです
わかりますよね、多分
彼女は死後フシが自分に変身した時に役に立てるよう文字通り死ぬような思いをして毒耐性を獲得してくれます
めっちゃ涙ぐましい努力ですよね
更にボンです
ヤバいビジュアルとヤバいキャラの彼はこれからフシに大きく関わっていきます
敵に回せば天敵とも言える能力を持ったボンにフシはどう接していくのかは8巻以降で
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8巻へ続く!
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