こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは4/16発売の
「よふかしのうた」7巻(コトヤマ)です
概要
Q.七草ナズナとは一体、何者なのか?
Amazonより抜粋
ナズナの人間時代の記憶を求め、本田カブラに接触したコウ達。
カブラは自身が人間だった頃の血液をナズナに与え、
自らの過去を語り始める。
「私の血を飲みなさい
全て話してあげる。」
カブラの血に潜む記憶と感情……
「よろしくね カブラちゃん」
カブラの記憶の中で微笑む者の正体は?
深夜の病院に隠されたナズナの「秘密」が今明かされる!
作品情報
タイトル |
よふかしのうた |
作者 |
コトヤマ |
発売日 |
2021年4月16日 |
掲載誌 |
週刊少年サンデー |
ジャンル |
SF、ラブコメ |
サブタイトル
第60話 全然違うわよ
第61話 君はどうなりたい?
第62話 走れるようになりたいかい?
第63話 カブラちゃんへ
第64話 あなたと過ごした数年間
第65話 妙に情熱的
第66話 教えまてん‼︎
第67話 クオリティーを聞いてるんじゃねーよ
第68話 あの光一つ一つ
第69話 自分探しにはもってこいだ
主な登場人物(新規・更新)
♤エルジー
ミドリの眷属、LoveGreenの略。見た目オタクで相性はラヴ君
ポイント紹介
「ナズナの過去」
カブラとナズナに似た女性との写真の真実
それはその病院の過去に遡って行った
病弱で高校を出ても入退院を繰り返していた女性・本田カブラは友達との旅行の約束も1人体調不良で参加できず、その姿を長年見続けて来た親にはため息を吐かれていた
そんなカブラが唯一絶えず顔を合わせるのは病院の看護師・七草ハルであった
いつも優しく時にお節介なおねーさんはナズナにとってかけがえのない存在に変わっていく
そんなある日、カブラが周りにあるもの全てが嫌になった時ハルから突拍子もない申し出を受ける・・・
「探偵襲来」
カブラから自分の出生の秘密を聞かされたナズナ
それよりも気になったのは彼女が誰のモノでのなかったと知り安心感を漂わせているキモいコウだった(笑)
自分の過去を知る事ができたナズナはカブラにも過去に関わる物を処分するよう言い渡すと、後日何もなくなったカブラの部屋を蹴破って入っていくる女がいた
ウグイスである・・・
「ミドリミーツオタク」
今しか興味がないミドリは人間だった頃の自分と向き合うのが非常に億劫であった
それでもやむを得ず彼女が足を運んだのはオタクの聖地・秋葉原
その先にいたのはまごう事なきオタクビジュアルの青年・エルジーで、彼はなんとミドリの眷属であった
見た目はアレだがミドリ曰くステキな男性であるエルジーは、色々な情報に長けていてミドリすら知らない情報を抱え持っているキモい男であった
しかも更にエルジーには深い闇がある・・・のか?
レビュー
よふかしの7巻です
いやー相変わらず会話の外し方が絶妙ですね
入りのコウとナズナの外しで一気に引き込まれてしまいました(笑)
今回でカブラさんの過去とナズナとの謎な関係が明らかになります
なんかちょっと切ない話でしたね
後半で出てくるラヴ君といい今の自分とお別れするきっかけというのはそれぞれですね
皆さんは自分とお別れしたいですか?
・・・・・あっ、これ最後で使えた‼︎
普通の人より長い年月を生きている分、吸血鬼達には様々な過去がありますがその先には人間だった頃の過去まであるんだからそりゃあ忘れてた方が無難ですよね
そういった自分の過去と向き合う吸血鬼達を見ながら、コウ君は自分の今をどう感じるのでしょうか?
このシリーズはコウ君にとっても大事な時間ではないのかなと思ってしまいます
そしてウグイスの執念はどこからくるのかもいずれ明らかになるのでしょうが興味深い所です
一瞬バトルモノかバスターモノになるのかと思いましたが、また平常営業に戻って来ましたね
コトヤマ先生は非日常の中で日常感を出すのがとても上手いですね
ついついそのテンポにハマってしまいます
7巻の最後では新エピソードに入っており、8巻はまた人間のコミュニティーの中でコウが何を感じていくのか楽しみです
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主な作者関連作品
- 「だがしかし」小学館・全11巻
と、ところで、
みなさんはジブントオワカレシタイデスカ(棒読み)?
僕はイヤです!(ビシッ)
・・・マダタベタイ(煩悩)・・
ではまた次回の新刊で!
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