傷だらけのピアノソナタ 3巻・完結(齋藤頸吾)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0162

傷だらけのピアノソナタ03ヒューマンドラマ
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは7/2発売の
傷だらけのピアノソナタ」3巻(齋藤頸吾)です

概要

ルナのピアノは上達し、ヒナコは人前で弾けるようになった。二人はピアノコンクールに参加することに。そしてヒナコをきっかけにピアノを始めたルナは、彼女に勝負を挑んだ。「負けた方が、勝った方の言う事をなんでも聞く」傷だらけの青春が奏でた、二人の行方を描く完結編。

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 傷だらけのピアノソナタ 
作者
 齋藤頸吾 
発売日
2021年7月2日
掲載誌
 少年ジャンプ+ 
ジャンル
音楽・ピアノ

サブタイトル

第14楽章 父親

第15楽章 コンクールへ

特別編

第16楽章 姉弟子の来訪

第17楽章 小さな鐘

第18楽章 ライバル

特別編

第19楽章 それから

最終楽章 そして未来へ

主な登場人物(新規・更新)

なし

ポイント紹介

「父の思い出」

陽一がルナのレッスンで気に留まったのは彼女の耳の良さであった

それを手放しで褒めるとルナはバツが悪そうな顔をして部屋を出て行ってしまう

ルナと音楽を結び付けているものがあるとしたらそれは紛れもなくいなくなった父親がやっていたバンド活動だった

今でも思い出す・・彼の家の前まで訪ねた日の事を・・

「トップピアニストの戦慄」

突然泥酔状態で現れた姉弟子・カノン

彼女の目的のひとつは日本を発つ前に妹弟子達の演奏を聞く事であった

ルナの一生懸命な演奏はセンスこそ感じさせたがやはり始めて間もないが故の練習量不足は補えなかった

続くヒナも経歴からしてさして変わらないと踏んでいたカノンだったが、ルナがリクエストしたピアノ最難曲ラ・カンパネラに躊躇することなく指を滑らせ始めると後は戦慄しか残らなかった・・

「2人のピアノソナタ」

ルナとヒナが出場するピアノコンクールの日がやって来た

ルナが引き当てた順番はなんと1番、初めてのコンクールで1番手を持ってると笑える少女はちょっと前までは想像もしなかった環境にも気後れすることはなかった

そして2年後の春、音大生になったルナの横にはデビューのチャンスを蹴って同じ学校に進んだヒナの姿があった

まだ2人の物語は始まったばかりである・・

レビュー

傷だらけのピアノソナタの3巻にして最終巻です

いよいよルナが本格的にピアノを始めた所だったのでとても残念です

作中で陽一が語っていましたが練習や色々な始めて、挫折を繰り返し年代相応にステップアップしていく事を飛ばして天才は飛び級よろしく駆け上がっていってしまう。それはもったいないことだと。

十分な実力と十分な才能を備えたヒナが今後ピアニストとして大成していくためには、早く大きな舞台ではなく小さくともピアノに関係が無くともゆっくり多くの経験を積み上げていくことが大事だと陽一は思っているんでしょうね

英才教育とは逆行する考え方ですがとても素晴らしい事だと僕は思いました

本気で陽一は親してますね

多分ルナはヒナやカノン程の高みには届かなかったのではいかと思います

それ程にピアノの才能に濃密な練習を重ねた時間というものは簡単には覆らないものなのが当たり前なのでしょう

この物語はルナが遅咲きながらチートな才能でピアノの世界を駆け上がっていく物ではありません

ヒナが抱えているトラウマで出来た大きく分厚い壁をぶち破ってくれる存在がルナだったのではないでしょうか

もちろん彼女も並々ならぬ努力をして高い評価を得る可能性はあります

でもただのピアノのサクセスストーリーであればルナのような存在ではなくカノンとヒナでも良かったんだと思います

そこにルナが入った意味こそがこの作品の魅力であり、ストーリーの核だったと思うだけに終了は残念です

友達の為に積み上げてきた何かをいとも容易く捨てられるルナの様に大事な物を見極められる人でありたいと感じさせられる作品でした

齋藤先生お疲れ様でした

また次回作も期待しております

齋藤頸吾先生の次回作に続く

作者の主な作品

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Luck'o
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ところで

みなさんは得意なマジックはありますか?

Luck'o
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僕は一瞬でホタテが消えるマジックです!

・・・モグモグ・・ゴックン・・

ではまた次回の新刊で!

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