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今回はあの大人気剣術バトル名作の続編漫画
「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」を紹介していきます
TheWorkData
【作品名】 |
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編- |
【作者】 |
和月伸宏 ストーリー協力・黒碕薫 |
【連載期間】 |
2016〜 |
【巻数】 |
1〜7巻 |
【掲載誌】 |
ジャンプスクエア |
Category
歴史
激動の幕末を経て明治の世を生きる伝説の人斬り・抜刀斎こと緋村剣心が、今度は北海道を舞台に新たなる戦いに赴きます。幕末志士の生き残りから歴史上の人物まで数多くのキャラが戦いを彩ります
バトル
剣心と言えば「飛天御剣流」の技の数々を駆使して強敵を倒していく姿が有名です。今回も過去作に漏れず激しく勢いのあるバトルが多数繰り広げられます
キャラ
主人公の剣心や前作のレギュラーは元より、今回は明日郎や明治を生き抜く次世代のキャラクター達が活躍します。新旧クセのあるキャラの価値観が違う生き様も今回の楽しみのひとつです
PowerWord
人斬り抜刀斎
幕末に暗躍した伝説の人斬り。その正体は緋村剣心その人
飛天御剣流
剣心が修行の末に体得した流派。数々の強力な技がある
写真
薫の父・神谷越路郎が写った写真、北海道で撮られたもの
劍客兵器
五百年前に元寇と戦った鎌倉武士の末裔
猛者人別帳
劍客兵器が所有する全国の猛者情報が載った本
赫力
劍客兵器は不随意の筋肉や血流(赫力)をコントロールして一人前となる
御陵衛士
新選組から分かれた組織。よって新選組と因縁の深い人物が多い
Review&Character
主なキャラクター
主人公は前作「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」から続いて「緋村剣心」
幕末の世に名を轟かせた伝説の人斬り「抜刀斎」の異名を持つ人物で、現在は妻の「神谷薫」と一緒に彼女の道場を切り盛りしている
息子の「剣路」がどうしてもなついてくれないのが悩み
神谷道場師範代にして幼少期から剣心に憧れ生活を共にしている「明神弥彦」や、幕末時代に剣心と幾度も鎬を削った元新選組三番隊隊長「斉藤一」も健在
そこに今回は元志々雄一派の下っ端で彼の愛刀「無限刃」を持つ少年「長谷川明日郎」や、同じく志々雄一派に所属していた女の子「久保田旭」、そして自称・文明開化の申し子「井上亜爛」が参加してきます
剣心は相変わらずだけど身体はどんどんボロボロになって行ってます。でも弥彦も成長し更なる若者達も登場して剣心の力になってくれるでしょう!(多分)
父を追って北海道へ
旭は5年かけて貯めた金で自分の見受けをして自由を手に入れようとするが、法外な見受け金で揉め事になり明日郎まで巻き込まれて大騒動となる
止めに入った剣心は間違えて旭の見受け主からある封筒を手に入れる
中を改めるとそこには一枚の写真が入っており写っているのは何と死んだと思われていた薫の父親「神谷越路郎」だった
その所在を探る為、剣心達は北海道・函館へと旅立つが今北の大地では「劍客兵器」と名乗る男達が暴れ回っていた
薫の父は一体何者なのだろうか?剣心が予想する通り大きな事件にからんでいるのか?それともただのお調子者か⁉
北の騒乱
剣心は北海道で「相楽左之助」と合流すると、北海道警察の依頼で五稜郭に囚われている劍客兵器「凍座白也」に面会する
そこで彼らの目的が「実検戦闘」と呼んでいる北海道を戦場にした実戦経験を積む事だとわかり驚愕する
函館に続き樺戸では集治監が襲撃され囚人が解放され日に日に緊張感が増してくる中、劍客兵器はかつて剣心と事を構えた武闘集団「闇乃武」を協力者として迎え入れる
対する北海道警察は「斉藤一」の号令で剣心を始め左之助と明日郎・旭・亜爛の「あの三バカ」、元・新選組二番隊隊長の「永倉新八」、更に元志々雄一派の生き残り「明王の安慈(悠久山安慈)」、「天剣の宗次郎(瀬田宗次郎)」、「刀狩りの張(沢下条張)」、「大鎌の鎌足(本条鎌足)」、「飛翔の蝙也(刈羽蝙也)」を加え連合軍を編成する
おおっ!前作生き残りオールスター結成!これは前作ファンに堪らない展開だけど相手が異様に強すぎない?
小樽の変
凍座から聞き出した次の実検戦闘が行われる場所は「小樽」と「札幌」
この二元作戦で剣心、左之助、三バカは小樽へと向かうが、交易やニシン漁で潤っている筈の町は「雅桐刀」と呼ばれるナマクラ刀が子供まで流通しギスギスした空気を醸し出していた
三バカがその刀を流布させた商人「雅桐倫倶」と面会のチャンスを作ると剣心は会ってビックリ、いや相手も会ってビックリ!雅桐倫倶の正体はかつて御庭番衆を従え剣心と戦った「武田観柳」だった。
一足遅れで小樽の暴動が始まってしまうと、左之助は観柳を襲撃した劍客兵器「於野冨鷹」と戦闘になる
僅かな手がかりから劍客兵器の小樽拠点を見つけ乗り込んだ観柳と亜爛は、劍客兵器「本多雨読」の攻撃に逃げまどうが武器倉庫にあった「回転式機関砲(ガトリング)」で反撃し本多を撃退する
闇乃武のザコ感凄いけどもう人でいなさそう。そして観柳の商人魂とガトリングフェチは憎めませんな(笑)
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7巻(2022/5/2発売)
劍客兵器の札幌での目的は「要人暗殺」
斉藤と永倉はそれを逆手に取って役人使った囮作戦を提案する
それに手を挙げたのは元新選組敵対組織「御陵衛士・阿部十郎」だった
しかし作戦は後手を踏み劍客兵器は札幌で無差別な大斬奸を開始してしまう
その中心を担う劍客兵器部隊将「雹辺双」の無双に北海道警察はなす術なく死体を増やして行くが、駆けつけた斉藤、永倉そして阿部がその行く手にたち塞がる
新選組の過去も絡んで戦いの激しさが増している。誰が本当の味方なのかわからない感じも油断できなくて良い!
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