夢を追い続ける青年達のサクセスストーリー‼︎
作品紹介
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
では漫画紹介やっていきましょう
今回紹介するのは北崎拓先生の『ヒーロー志願』です
パチパチパチ(拍手)
この作品は北崎拓先生の初期作品でヤングサンデー創刊に名を連ねたタイトルでもあるんだ
ヤンサンも惜しまれつつ2008年に休刊したよね
創刊のヤング誌に相応しく夢を追う若者のストーリーだったんだけど、残念ながら2巻で完結してしまってます
北崎拓先生といえばサンデー誌上や青年誌で絶えず作品を発表しているイメージだね
そうだね。1984年の『英雄行進曲』から始まって現在まで精力的に執筆活動をされています。青春ストーリーからちょっとオトナな恋愛や歴史モノ、最近では『クピドの悪戯』シリーズみたいにちょっとエッチなモノまで多彩な作品を手がけています
ちょっと・・・ほう・・じゃあそっちで!
それはまた今度ね
では内容紹介やっていきましょう
・・・おなしゃす
主人公は橘英雄・18歳
アクションヒーローになる事を夢見て映画の専門学校に通う若者だ
英雄・・ヒーロー・・タイトル回収
待て待て
間違って無いけど始まったばかりだから(汗)
夢はヒーローでも現実はアルバイトでヒーローショーの怪獣の中の人をやるのが精一杯
悲しい現実だな
そんな時、英雄が出会ったのは武藤桜子
彼女も同じ専門学校に通う女優志望の生徒だけど歳は1つ上の19歳
演技力があり見た目もいいのにオーディションでは落ちっぱなし
何か問題でも?
強いて言えば年齢かな
オーディションではより年が若く可愛い子が主役を射止めていくんだ
こっちもまた世知辛いなぁ
そんな夢と希望だけはある2人が出会ったのはデパートの屋上で行われたヒーローショー
着ぐるみ演者としてアルバイトをしていた2人だったけど英雄はショーの最中に桜子の顔を蹴って怪我をさせてしまう
一大事だな
本人がそう思っているのをいい事に桜子がからかい半分で責任取ってと言ったら英雄は結婚を決意して桜子を実家まで連れて行くんだ
唐突だな、マジメか?
クソ真面目な英雄と人を食ったような桜子はその後行動を共にするようになり、学校で映画の撮影のアルバイトを引き受ける
お!希望の映画関係か?
フタを開けてみれば内容はポルノ映画で監督は酔っ払い、主演女優はくたびれたオバチャンと低予算映画の現実にぶち当たるんだ
夢ぶち壊しだな
しかも英雄が引き受けたスタントはセーラー服を着て走り回る役で不満タラタラ
役なんか意識せずドタドタ走り回って最後には監督に殴られてしまう
まぁ自業自得だな。バイトなのに
思い直してワンチャンを申し出るけど後の祭り
やるべき時に全力を出さなかった英雄には苦い経験になるんだけど、上映された映画に小さく映る自分を見て感動の涙をながすんだ
次は頑張ろうな
そんな未熟な英雄が運命の出会いを果たすことになる
着ぐるみアクションの装甲戦機サバイバーを見ようと撮影所に忍び込む
そこで見たのはスタントマンの伊達が自分が怪我するのも構わず危険なアクションに何度も挑戦している姿だった
本物のプロだな
その姿勢に衝撃を受けた英雄は伊達と同じ事務所に入ってスタントマンの道をめざすようになる
危険も多くあり未知数な仕事だったけど英雄本人はやる気を感じメキメキと力を付けていったんだ
俳優より向いてたのかもな
でもそれとは逆に桜子はオーディションに落ち続けもう夢を追う気力を失っていた
しかも夢や希望に溢れ友人にも囲まれている英雄の横にいるのが辛くなり、年齢も上で自分を受け入れてくれる包容力のある伊達に惹かれていくんだ
三角関係勃発!
そこまでは発展せず英雄は仕事に追われる日々の中で段々と桜子とは疎遠になっていくんだ
伊達もちょっと顔出しで出たドラマ以降スタント以外の仕事にシフトチェンジし始めてそれぞれの道を歩み始める
そして一人前にスタントマンになった英雄は、同じく人気俳優になった伊達のスタントを引き受けて予想外の再会を果たすことになる
歩いた道が交わったんだな
お互い成功してよかったな
英雄も桜子の事はずっと気にかかってたんだけど、結局わかりあうことは叶わず脚本家をしていた同窓生のめぐむとの関係を育んでいく
夢もパートナーも色々あって変わってしまったけど、懸命に前に進んだ結果だから英雄にとっては大事な過去で大事な未来なんだね
これでこの話はお終いです
次の作品でまたお会いしましょう
バイバーイ
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