こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは6/17発売の
「め組の大吾 救国のオレンジ」2巻(曽田正人)です
概要
生命の危機から。悪夢から。人々を連れ帰る。
消防士こそ、現代のヒーロー!!
特別救助隊員となった斧田 駿。
「初めて共にした出場。大吾は凄い。
”本物”の救助隊員になっていた。
そんな時にオレは知ったんだ。雪の壮絶な過去を。
炎と氷のような仲間たち。
今のオレはかなわない。
でも、全力で食らいついていく!」
傷はそれぞれ、決意は一つーーー要救助者を救い出す!!
『シャカリキ!』『昴』『capeta』『Change!』など
数々の名作を執筆してきた曽田正人が次に挑む題材は、
命を救出するレスキュー現場!
特別救助隊員(通称:オレンジ)を志す若き消防官を主人公に、
満を持して再び「命の現場」を描く!熱き消防官の物語、最新刊!!
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
め組の大吾 救国のオレンジ |
作者 |
曽田正人 |
発売日 |
2021年6月17日 |
掲載誌 |
月刊少年マガジン |
ジャンル |
レスキュー |
サブタイトル
第4話~第6話
主な登場人物(新規・更新)
♤甘粕士郎(あまかす しろう)
東京消防庁警防部参事兼警防課長
ポイント紹介
「スコア」
大吾と初めての出場で改めて彼の凄さを知った駿だったが、ひとつだけ気がかりな事があった
それは大吾のロッカーの扉に刻まれていく「正」の文字で、駿の考えが間違ってなければ大吾自身が対象を救助したと思われる時に増えて行っていた
まるで救った命をゲームのスコアのようにカウントする傍らで、救助現場での繊細な判断や声掛けが要救助者の心に強く響いているのも事実だった
「2人のA」
10年前に起きた「ホテル・ニュースナイシス火災」
140の奪われた命の中に中村雪の家族4人も入っていた
その苦難を乗り越えてレスキューになったシンデレラストーリーは消防庁にとっても格好の宣伝材料であった
マスコミからインタビューを受ける中で不用意な回答をしそうになった雪を止めてくれて男性を見て彼女は目を見張る
甘粕士郎、かつて日本レスキュー界2人のA(エース)の1人にして朝比奈大吾の唯一の相棒(バディ)であった
「命の判断」
台風が上陸した都内で床上浸水を伴う災害が発生した
大吾や駿も危険物排除に出場する中で、駿は一瞬耳を疑うような状況を伝えられる
「大吾が要救助者と一緒に地下室に残っている」
建物全体が水に覆われる状況の為水圧が高くて地下からドアは開けられない
しかし何とか水位を下げなければ地下室にも水が入り大吾が死んでしまう
無策のままでは命が失われる状況に駿の背筋が凍りつく
レビュー
こんにちは
め組の大吾救国のオレンジの2巻です
相変わらず緊張感と情熱と涙がごっちゃ混ぜになる曽田ワールド全開でございます
今回は雪の過去に少し触れるエピソードが登場します
どうして雪はレスキューを目指すようになったのか?どうしてあそこまでの執念を持って訓練に取り組み高みを目指しているのか?その片鱗が明らかになっていきます
そして1巻ではチョイ出でしたが、甘粕もしっかり登場します
年取りましたね(当たり前)
自信も身と命を削って危険な現場を潜り抜けて来ましたが、これからは後進の育成とかに携わって行くんでしょうか?それとも消防庁のトップを目指していくのかな?
どちらにせよ今後も重要な立ち位置になりそうな感じですね
そしてようやく出てきましたね
朝比奈大吾・・・の名前だけ(笑)
多分本人もいずれ出てくるんでしょうが、曽田漫画の主人公って他の全部を持ってっちゃう存在感だから十朱大吾も頑張らないと食われちゃいますよね
でも危なすぎてこの2人はコンビには出来ない気がしますが・・
異常なくらいというか普通に異常(?)なストイック2人組の間で駿の存在感も徐々に大きくなってきています
前巻といい現場での機転は大吾達よりも優れている気がしますので、今のキャラのまま成長して行って欲しい所です
次巻は台風荒れ狂う現場をどう切り抜けるのかが注目です
3巻に続く
試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
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ところで
みなさんはラーメンのスープは飲みますか?
僕は健康上禁止です!(ビシッ)
・・・エンブンヒカエメ・・
ではまた次回の新刊で!
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