こんにちは
湖面をたゆたう漫画好きLuckoです
このブログではいい年した漫画好き(汗)の私が、これまでの漫画遍歴で好きだった漫画や作家さんの作品を中心にあらすじやキャラクターを簡単に紹介しつつレビューしていきます
完全に個人の独断と偏見ですのでその辺はご容赦ください
あとネタバレも含みますので注意してくださいね
今回ご紹介するのは塩塚誠(原作・河村ほむら)「魔女大戦-32人の異才の魔女は殺し合う-」です
原作は「賭ケグルイ」でお馴染み河村ほむら先生ですが、1話で連載中止になった伝説の漫画「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」でも名を馳せました(悪名だけど)
作品的には同じ出版社から出ている「終末のワルキューレ」に似た超人タイマン形式の内容になっています
壮大なバトルに相応しい画力があり読み応えは十分なのですが、32人のクセツヨキャラ作成や長丁場のトーナメントなど本当に完結まで走り切れるのかが心配な作品ではあります(汗)
他にも「テンカイチ」などタイマンバトルシリーズは多々出ていますが、美女ばかりで男臭さ少な目(なし?)なのもこの作品の特徴ですね
では現在出ている9巻までを読んで行きましょう!
作品概要
【作品名】 |
魔女大戦-32人の異才の魔女は殺し合う- |
【作者】 |
塩塚誠 原作・河本ほむら |
【連載期間】 |
2021〜 |
【巻数】 |
既刊9巻 (2024.5現在) |
【掲載誌】 |
コミックゼノン |
作品紹介
■ジャンル
この作品はこれまで世界中の表裏問わず活躍(時に暗躍)してきた女性達が、かつて叶えられなかった己の欲を実現する為に「魔女」として名乗りを挙げトーナメントを戦い抜くタイマンバトル漫画です
「週末のワルキューレ」「テンカイチ」などと同様にシステムを運営する者はいますが、基本的に特定の主人公はいません
言うなれば勝った者が主人公です
■設定的な諸々
舞台は魔界・魔宴(サバト)闘技場
そこに悪魔女王「アグラット・バット・マハラット」が集めた古今東西で名を馳せた女性達32人が「魔女」として敗北即死のデスマッチトーナメント「魔女千夜血戦(ヴァルプレギス)」に参加します
優勝者に与えられるのは生前叶えられなかった欲望に実現
そして敗者に与えられるのは輪廻の輪から外れる完全なる消滅・・
「魔女」の称号を持つ者は自身の「魔装」と「魔法」を駆使して敵を打ち倒します
「魔装」は「欲」を武器とし鎧とする魔女の戦闘装束です
自身に関連のあるものが具現化し装備となります
「魔法」は己の「欲」を源とし発揮する魔女の異能です
「欲」さえあれば誰でも使えるみたいですが、その威力や効果は千差万別
ここまで万能な戦いを出来る一方で敗者に与えられるのは輪廻の輪を外れこの世から完全に消滅する「永遠の死」です
途中からは「欲の強さランキング」と「魔女階位」が加わります
「欲の強さランキング」はその名の通り欲望の強さを「S(サメク)級・A(アレフ)級・B(ベス)級・C(ヘス)級」に分けるものです
・・回りくどい言い方なだけでよくある只のランク分けですね(笑)
「魔女階位」は観客が自分の「徳」をお金代わりに賭け、徳が上がれば来世は高位の生まれ代わりが出来、徳が下がれば虫になるそうです
・・・えげつないな・・・
これを反映し魔女にはオッズが加味されるようになりました
■悪魔たち
ただでさえ32人の歴史的美女が登場するのにアグラットの部下である悪魔(勿論女性)も沢山登場します!
アグラットに付き従う「リリム&リリス」や現場実況担当「リリートゥ」、科学担当(?)の「キスキル=リラ」やナースまで多彩な悪魔がいますよ~
■タイマンバトル開始
ここからはトーナメントに基づくタイマン形式の繰り返しです
「魔女の魔装解放」→「それぞれの過去エピソード」→「バトル決着」が延々続きます
特に初見の一回戦はこの流れなんでしょうがなんせ一回戦だけで16試合ありますからね・・・長い!
★一回戦第一試合☆
「血」の魔女「エリザベート・バートリー」
《魔装/血の伯爵夫人(カウンテス・オブ・ブラッド)》
VS
「豪」の魔女「巴御前(ともえごぜん)」
《魔装/大刀一人千力(だいとういちにんせんりき)》
エリザベート・バートリーはトランシルバニアの名家の生まれで権力を利用して殺しに殺しまくった人物でその数は650人と言われています
対する巴御前は平安時代に生きた人物で、木曽源氏の家系で女性とは思えない程の勇猛な武士でした
いきなり和洋対決(⁉)です
エリザベートは拷問大好きキ●ガイ美女です
一発目から何てヤバい奴を出して来るんだか・・
巴御前はそんなエリザベートと対局にいるストイックな戦士で平氏に敗れたが故に「悪」とされた仲間の汚名を返上する為に戦いに赴きます
ひたすら拷問器具を武器化するエリザベートが終始試合を押しますが、元々パワータイプでしかもアーチャーというまさしく「豪」な巴御前が最後は試合をひっくり返します
【勝者・巴御前】
★一回戦第二試合☆
「覇」の魔女「武則天(ぶそくてん)」
《魔装/凌征夷蛮戎狄(りょうせいいばんじゅうてき)》
VS
「純」の魔女「ジャンヌ・ダルク」
《魔装/無貌の乙女(ラ・ピュセル・ド・アンフィニ)》
人類史上最も高みに昇った女・中華帝国「唐」の女帝武則天と全てを神と戦いに捧げ最後は神に捨てられた無欲の女ジャンヌ・ダルクの対戦です
最初から上から目線で「自害」を強要する辺りさすが女帝って感じです
対するジャンヌはこれまで尽くす事しかしてこなかった為「欲」を持っておらず序盤は魔装すら出来ない状態・・・でも対戦相手が欲の塊みたいな武則天のお陰で「欲を欲する」というとんでもない欲望を持っちゃいました(笑)
もっともっとと欲を欲しがるジャンヌとブチ切れて技を発動する武則天・・結構ジャンヌちゃん煽り上手(汗)最後はジャンヌの底知れぬ欲望の勝利!
【勝者・ジャンヌ・ダルク】
★一回戦第三試合☆
「愛」の魔女「クレオパトラⅦ世(1位・1.8倍)」
《魔装/命冥加たる艶美(アフロディーテ・モイラ)》
VS
「鬼」の魔女「卑弥呼(4位・6.0倍)」
《魔装/日出処鬼巫女(ひいずるところのおにみこ)》
ここからは「魔女階位」のオッズが加わりますがいきなり1位と4位の対決!
美しすぎて全ての事象が彼女の言う事を聞いてしまうとんでもない魔法の持ち主のクレオパトラと全ての「嘘」を真実に変えて来た卑弥呼との戦いです
・・ていうか卑弥呼がかつてないギャルキャラで・・・推せる!!
正面からグングン圧かけてくるクレオパトラと裏の裏の裏(表?)まで奇策を仕掛けてどれが真実の攻撃かわからない曲者の卑弥呼!
最後は嘘を貫き通した卑弥呼の勝ち!
【勝者・卑弥呼】
★一回戦第四試合☆
「海」の魔女「メアリー・リード(24位・135.2倍)」
《魔装/双錨の海賊(パイレーツ・オブ・ダブルアンカー)》
VS
「密」の魔女「マタ・ハリ(14位・51.4倍)」
《魔装/踊り躍る理想郷(ダンス・ダンス・ユートピア)》
18世紀のカリブ海で「海賊」として欲しい物は力づくで奪って来た女と、第一次世界大戦の最中人気ダンサーとして興行を打ちながら「二重スパイ」として活動し非業の死を遂げた女
動と静を体現したような2人の対決はどちらが主導権を握るのか⁉
メアリー・リードはこれまでイチ筋肉質なパワー系で相棒の「アン・ボニー」の人格を持った二重人格です
二重人格vs二重スパイ・・・ここはかけたのか??
結果は・・・瞬殺!
【勝者・マタ・ハリ】
■謎のユニット登場!
強い・・・そして怪しいマタ・ハリ・・・
「焔」の魔女「八百屋お七(やおやおしち)」、「武」の魔女「厳詠春(げんえいしゅん)」、「戦」の魔女「ゼノビア」と「魔女の鉄槌」というユニットを組んで悪だくみをしている模様
怪しいと言えばアグラットも敗者の魔力を「七つの大罪を司る息子」に与える謎行動を披露してました
この戦い、単純なトーナメントでは終わらない??
★一回戦第五試合☆
「純」の魔女「マリー・アントワネット(第10位・35.9倍)」
《魔装/百の花びらを纏う薔薇(ロサ・ケンティフェリア)》
VS
「意」の魔女「エカチェリーナ2世(第5位・11.7倍)」
《魔装/生まれながらの王(ナチュラル・ボーン・キング)》
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」で名を馳せた稀代の魔女と「非ロシアの血を以ってロシアを支配した魔女」
奇しくも同じ時代に生きた2人の魔女同士の対戦です
マリーは(こう書くとかわいいな)1巻から既に顔出ししていたのですが実物とかけ離れたロリキャラに仕上がってます(笑)
エカチェリーナもキリッとした見た目で躓いたりセリフ噛んだりする天然キャラで対抗です(すんなよ)
そして人の話を全く聞かないマイペース人間・・・天然マイペースって強くね??
自分が克服した物を召喚できるマリーと初登場・三種類に変化する魔法を駆使するエカチェリーナとの戦いは初の限界突破魔力切れまで引き起こす激しい戦いに!
【勝者・エカチェリーナ2世】
★一回戦第六試合☆
「地」の魔女「黄月英(こうげつえい/第26位・210.7倍)」
《魔装/黄式機巧兵器“美美(めいめい)壱号”》
VS
「理」の魔女「マリ・キュリー(第15位・57.7倍)」
《魔装/世界を変革せよ(ターン・ザ・ワールド)》
諸葛亮孔明の妻にして夫に劣らぬ才能を持った魔女と「ノーベル物理学賞」「ノーベル化学賞」を受賞した人類史上最も頭が良い魔女
・・・これは頭脳戦だ!!
しかもマリ・キュリーのナイスバディ且つクールなキャラ・・・良い!!
ちなみに黄月英はメガネっ子!
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ロボ!!?????
しかもノコギリやパイルバンカーといった一撃必殺の武器が満載!!
・・・・孔明の妻???・・・だよね・・・・
歴史上類を見ない優れた頭脳同士の戦いが導いた結論は・・「バカが強い!」(ドーン!!)
【勝者・黄月英】
★一回戦第七試合☆
「焔」の魔女「八百屋お七(第31位・601.5倍)」
《魔装/大江戸百火繚乱・纏(おおえどひゃっかりょうらん まとい)》
VS
「星」の魔女「織姫(おりひめ/第29位401.1倍)」
《魔装/ぴゅあぴゅあ☆恋愛(ラバー)伝説》
焦がれた恋の末に「自宅に放火」して火炙りの刑に処された女とイチャイチャが過ぎて恋人と念しか会えなくなった女
イヤイヤイヤイヤ!!!!遂に架空の人物登場ですか??
・・・と思ったらその正体は・・
政党幹事長の娘にして地下アイドル「織姫」は父親を脅し都内のマンション一棟を買い取らせファン104人を監禁、史上最悪の連続監禁事件・・・
最新魔女キタアアァァァァァーーーーーー!!!!!
現代過ぎて超コワイんですけど!!しかも目標は365人監禁して毎日違う彦星とラヴラヴ♡
こいつ優勝でよくね⁉
相手も嫁ぎ先に火を着けてまで好きだった人に会おうとしたクレイジーガールですからね
良い勝負です!
恋に身を焦がした2人の戦いの末路は・・先に織姫が燃え尽きちゃいました・・・
【勝者・八百屋お七】
★一回戦第八試合☆
「奪」の魔女「ボニー・パーカー(第21位・91.5倍)」
《魔装/鉛の弾丸をぶちかませ(ボニー・パーカー・ストーリー)》
VS
「絵」の魔女「モナ・リザ(第28位303.5倍)」
《魔装/宿命の女(ファム・ファタール)》
1930年代アメリカを震撼させた男女2人組の犯罪者と世界一有名な肖像画のモデルの対決
この作品ならではのマッチアップ・・・ていうかモナ・リザって戦えるの??
しかも手に持っている武器は・・包丁⁉トンベリか??
アウトローな簒奪者というアメリカっぽく荒々しいキャラのボニーは終始相手をなじりながら銃を乱射します
キャラ的にはかなりストレートですね
対するモナ・リザはイメージ通りミステリアスな雰囲気から実体を掴ませない魔法でボニーを攪乱しますが散々悪事を行って来た筋金入りの悪党は意外に頭が良い⁉
ここまで奇抜なキャラと異能力で楽しく読んできましたがまだ一回戦の折り返しなんですよね
このテンションで果たして最後まで持つんですかね?
途中で魔女の鉄槌あたりが大会を攪乱して違うストーリーに入って行くんでしょうか?
正直ちゃんと続いてるな(誉め言葉)という感想ですが、物語の鍵を握るのはやはり無欲の女王ジャンヌですかね~
アグラット的にも彼女はかなり不確定要素っぽいのでその資質が更に開花すると面白そう・・・ですがあと最低でも9巻は一回戦です(笑)
試し読みはこちらから↓↓
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