アトワイトゲーム(新川直司)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

アトワイトゲーム03 SF・ファンタジー
luck’o
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こんにちは
湖面をたゆたう漫画好きラッコです

このブログは漫画好きの私ラッコが好きな漫画家や漫画作品を読んだ感想やあらすじを通した作品の魅力を紹介していきます

完全なる独断と偏見と趣向であることをご了承の上閲覧してください

※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

今回紹介するのはアトワイトゲームです・・・って終わっちゃったよ!

さよなら私のクラマー四月は君の嘘で有名な新川先生の最新作だったので期待していたのですが、完全に打ち切りですね(汗)

自分もあまり読んでて気持ちが乗ってこないので怪しい感じはしていたのですが、それにしても早かったですね

作品概要は以下の通りです

TheWorkData

【作品名】
 アトワイトゲーム 
【作者】
新川直司
【連載期間】
 2022〜2023 
【掲載誌】
 週刊少年マガジン 
【巻数】
全3巻
【ジャンル】
ファンタジー

新川先生の次回作にご期待ください・・って前に作品紹介行ってみましょう!

Story&Review&Character

物語始まりの場所はヨナ暦216年バーランド領貿易都市クンロン

うん!ゴリゴリの西洋風ファンタジーですね

ドラゴン乗ってたり中性的な雰囲気出してるし・・



この町は「蛇輪」という組織が支配していてその数は「10人に1人が構成員」という多さ!

アウトロー世界はマガジンの専売特許です(笑)

主人公の「マルコ」はそんな危ない組織には関せずドラゴンの死体漁りで生計を立てています・・それもどうよ・・

彼は平穏を愛し貯めた金でエロい奥さんと結婚してイチャイチャする事しか考えていません・・既にキャラが掴めなくなりました(笑)



正直1巻を通してマルコは普段下っ端に見られているけど、実は秘めた力持ってますよ~ってのはプンプンさせていました

もう最近は匂わすより一気に力を使っちゃう方がわかりやすいんじゃないかなと思いましたが・・



それはさておき、

マルコは空から降って来た「アトワイト・バーランド」という少女を保護した事で街のいざこざに巻き込まれていきます

皆さん最初の地名覚えてます??

「バーランド領貿易都市クンロン」

アトワイトが狙われるのは領主の娘だからです

手放せばいいものを文句言いながらもしっかりアトワイトを守るマルコ、やる気なさそうに見えて及第点の働きはして見せます



マルコは蛇輪大勢力の2つ「骸組」「幽鶴組」と事を構えながら町に現れた謎の大剣を持った剣士にも追われながら追手である骸組の「ファルゴ」は異端者という異能の力を持っていました・・・

しかも保護したアトワイトは剣で銃弾を弾く超人的動体視力と反射神経を持っています・・

待て待て待て!!!!

情報が渋滞し過ぎてるよ!



整理していこう!

タイトル回収よろしく街ではアトワイト争奪戦が始まります

まず参加したのは蛇輪の骸組と幽鶴組

街一番のマフィア組織ですからね、そりゃあこの厄介ごとに関係しているでしょう!



次にアトワイトと謎の剣士、これはセットです

剣士はバーランド領国黒羊兵団団長「ロビン・オルデモンド」

・・・見た目は完全に安達太良なんだけどな・・・

お嬢様奪還に来たって訳です、そしてこれがまた強い!アトワイトも謎に強いのですがこの辺ももったいぶってあまり説明がありません



そして「異端者」と呼ばれる異能力者の存在

これは「伝統的に理から逸脱した能力を持って生まれた子」という存在で5年前に「ヨナ教会」という大きな宗教が「大改宗」と呼ばれる異端狩りの大虐殺を行い絶滅した筈の人達でした



ストーリーの根幹になるのはこの異端者だったんでしょうが、1巻では殆ど触れられません

しかも先に出たアトワイトやロビンはノーマルなのに強い!ちょっと強さの定義がわかりにくかったですね

蛇輪も骸組・幽鶴組・緋丹組・鉄虎組・碧玉雪花組と別れそれぞれ特徴があるみたいなんですがネーミングがなんかチャイニーズマフィア・・

キャラもちょっと弱かったかな~?



2巻から3巻で蛇輪にまつわるトラブルに巻き込まれますがマルコ率いる異端者軍団でこれを解決します

最後はバーランド領と隣国の戦争に巻き込まれていくアトワイトとマルコが「俺たちの戦いはこれからだ~!」でフェードアウトして行きます

ちょっとマルコの謎感棚上げしたままで蛇輪の抗争と異能力と宗教と国家間闘争とヒューマンドラマが渋滞してしまいましたね

3巻の帯には「ギャング・ファンタジア」って書いてあるんですよね

蛇輪との抗争ベースにしたかったのかな?

異能力も「鉄になる」「死なない」「衝撃波を飛ばす」「冷気」「水」とそんなに目新しさがないのも気になりました

これからだったんだとは思いますが3巻は早かったですね~



これならもうちょっとクラマー続けて欲しかったなと思うのは我儘でしょうか?

恋愛、女子サッカー、ファンタジーと来て次回は何をテーマにするのか楽しみではあります

今後とも新川直司先生の応援をよろしくお願いします!(すっかり安定の謎目線)

luck’o
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