こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは12/23発売の
「GIANT KILLING」57巻(ツジトモ/原作・綱本将也)です
リーグ戦残り4試合、ジャパンカップ決勝、そして椿の復活はあるのか?
いよいよ物語も佳境へと向かっていますが、そう簡単にはハッピーエンドに向かわせてくれないのが綱本シナリオです(笑)
なんと言っても鍵を握るのは椿の復活です
リーグデビュー以来破竹の成長を遂げてきた椿が初めて体験する失意のドン底
今や国民の敵となった椿が復活する手段はあるのか?
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この漫画のジャンルは「サッカー」
この巻の見所は「椿復活の鍵を握るあの男」です
ポイントあらすじ紹介
「常勝軍団の矜持」
迎えたジャパンカップの決勝は鹿島ワンダラーズvs東京ヴィクトリーの対決となった
五味を中心にまとまりをみせる鹿島に対し東京はエース・持田を欠いた状態でゲームに入る
リーグ戦での対戦を残しているETUのメンバーも見守る中、試合は鹿島のペースで進められていく
「椿復活の鍵となる2人」
ジャパンカップの決勝も椿の心を動かすことが出来ず、前半終了と共に椿はETUのクラブハウスを後にする
そんな椿にSNSで連絡をしてきたのはケガでリハビリ中の窪田だった
ケガにも前向きな窪田に椿は自分の正直な気持ちをぶつけていくと意外な答えが返ってくる
それを受けた椿は自分の悩みを払拭しようとクラブハウスでボールを蹴っていると達海が現れる・・・
「サポーターの計らい」
リーグ戦も残り4試合
落とせないゲームばかりのETUはホームで降格争いを繰り広げる大分を迎える
サポーター代表のスカルズはある話をETU広報に通し許可を取っていた
それは試合前のウォーミングアップ中はずっと椿コールを行うというものであった
気持ちを姿勢で表すサポーターに椿の気持ちは奮い立つのか?
感想
ヒーローから戦犯に落ちた椿に対し窪田はありのままを受け入れ、達海は気持ちを汲み、サポーターは応援の意志をはっきりと表す
これで心が震えなければプロでも男でもないですよね
やはり試合をしている選手というのはよくも悪くも結果に対し評価を受けざるを得なくなってきます
それが例え心ない批判であっても止むことはありません
甘んじて受ける必要はなくても、サッカーが好きな国民が総出で自分を批判しているとなれば落ち込まないわけがないですよね
考えただけで恐ろしい・・・・
そこに盟友の怪我がからんでいるとなれば尚更です
結果のみで厳しく批判する日本代表のサポーターに対し、クラブチームのサポーターの立ち位置は決して椿を批判するものばかりではありませんでした
むしろ全面的になんとしても椿を支えたい気持ちで溢れていました
クラブチームに所属する幸せを椿は一番感じたのではないでしょうか?
これを受けて男を見せる椿に期待したいのですが、それは次巻への持ち越しとなってしまいまいた
順風満帆椿を落とした責任をきっちり取ってもらいますよ
試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
- 「GIANT KILLING」講談社・連載中
- 「スピーディワンダー(漫画・山根章裕)」秋田書店・全17巻
ところで
みなさんは落ち込んだ事はありますか?
僕は水深3メートルです!(ビシッ)
・・・ホタテ落とした・・
ではまた次回の新刊で!
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