こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは11/4発売の
「SPY×FAMILY」8巻(遠藤達哉)です
作品情報
タイトル |
SPY×FAMILY |
作者 |
遠藤達哉 |
発売日 |
2021年11月4日 |
掲載誌 |
少年ジャンプ+ |
ジャンル |
コメディ、スパイ |
サブタイトル
MISSION:45〜53
SHORT MISSION:5
主な登場人物(新規・更新)
♤マシュー・マクマホン
バーリント市役所第一局政策部、ヨルの上司
♤ファーシル・グレイ
オルカの護衛に当たるグレッチャーの下っ端、本名はゼブ
♡シャティ・グレイ
オルカ・グレッチャーが変装した姿
♤鎖鎌使いのバーナビー他殺し屋多数
内容紹介
今回のヨルの任務はマフィア組織グレッチャー一家の生き残りであるオルカを豪華客船の中で護衛しその後第三国の船に亡命させること
しかしオルカには莫大な懸賞金が懸かっており一筋縄では行かない任務であった
それともう一つの気がかりはアーニャが旅行のチケットを福引で当ててしまいロイド共々同じ船に乗り合わせているという不運だった
オルカを守る
同行している正規の職員に正体をバレないようにする(上司のマクマホンだけは同じ殺し屋)
ロイドとアーニャに鉢合わせず正体がバレるなんてもっての外
・・・前途多難な船旅の始まりであった
しかもオルカを狙う殺し屋の質・量共にヨルの想像を遥かに上回っておりどれだけもしないうちにオルカの偽名や部屋がバレて襲撃されてしまう
しかも殺し屋サイドは連携や隠密という概念はなくロイドに懸かった懸賞金は早い者勝ちで攻撃を次々に仕掛けてくる
陰からチャンスを窺う、ボーイに変装して部屋を襲うなんていうのはほんの触りで、ついには往来で鎖鎌を振り回す殺し屋まで現れる始末であった
その奇襲をヨルよりも早く察知していた人物がいた
アーニャである
物騒な考え事をしている男の思考を読み取ってしまいヨルが襲われると察知する
しかしアーニャもロイドと同行しており彼は襲撃現場から遠ざけねばならなかった
それを曲解したロイドもまた己の道を踏み外す行為へと手を染めていく・・
迎えの船のランデブー時間が迫る中、ヨルは自分が何の為に戦っているのかを自問していた
戦いの結果如何でヨルはフォージャー家に戻れなくなってしまう
いばら姫としてあの家族を切り捨てる事が出来るのか・・?
答えはまだ宵闇の中を漂っていた・・
レビュー
こんにちは
もう2022年のアニメ化がすぐそこまで来ているSPY×FAMILYの8巻です
表紙はチョイ役にもならなかったフランキーです(笑)
最初から出ている割には遅い方でしょうか?
さて今回は豪華客船に乗り込んで要人護衛する「いばら姫」としてのヨルと、家族旅行で同じ船に乗り合わせたロイド、アーニャを巻き込んだスパイ隠密行動となっています
いつもならロイドがバレないように腐心するのですが今回は見事に蚊帳の外で只の旅行客と化しています(笑)
しかも娘の心がわからず苦悩する普通の父親です
なんかカワイイんですけど・・
そして今回の主役は「いばら姫」としての任務を遂行するヨルです
市役所の女性事務員の顔をしながら殺し屋として護衛するだけでもヨルの要領を考えればいっぱいいっぱいな気がするんですが更にロイドにバレないようにしなければいけないなんて大丈夫なんでしょうか?
いや、無理です
というか隠密行動を取ろうとするにはあまりにも殺し屋が無計画に襲い掛かり過ぎですよね
さすがに廊下で鎖鎌振り回すような輩はダメでしょう・・
というか自分の武器の長所わかってるのかな?(笑)
戦いに巻き込まれていく中でヨルはいばら姫としての使命感とフォージャー家での生活の意義について自問自答していきます
果たして自分は何の為に殺し屋をやっているのか?
やはりヨルの方もこれまでの生活の中でフォージャー家で家族を営んでいくことに喜びを覚え始めているんでしょうね
みんなが離れたくない素敵な家庭が出来て来た時に本業の殺し屋の使命と秤にかけなければならないなんて難しい選択ですよね
そしてそんなははを守ろうとする健気なアーニャが超愛おしいです
いつもズレた回答を出す彼女ですが、自分なりに家族を上手く回そうとしている所が泣かせますよね
やはりフォージャー家の未来はアーニャにかかっているのかも知れません
頑張れヨル!アーニャ!
気づくなロイド!
9巻に続く
試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
遠藤達哉先生のつぶやきはこちらからチェック!→Twitterリンク
コメント