こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww
カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
長編は切りのいい所で逐次UPする場合があります
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このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
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TheWorkData
【作品名】 |
シャングリラフロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ |
【作者】 |
漫画・不二涼介 原作・硬梨菜 |
【連載期間】 |
2020〜 |
【巻数】 |
1〜10巻 |
【掲載誌】 |
週刊少年マガジン |
最新刊・10巻(2022/9/16発売)
サイガー0と共闘の意思を固めたサンラクは彼(彼女)が「最大火力」と呼ばれる所以の必殺技を繰り出す為の時間稼ぎに奮闘します
サイガー0の必殺技「アポカリプス」「カタストロフィ」を5発ずつ打ち込む時間を稼ぐ・・・出来るかぁぁぁぁぁ!!!!!
という訳で駆り出したのが神代のアイテム「規格外特殊強化走行【艶羽(あではね)】」の頭装備と「規格外戦術機鳥【朱雀(朱雀)】」
リュカオーンが闇に紛れられないよう月を隠す雲を朱雀で吹き飛ばすと、リュカオーンが想定外の行動に出てサンラクを焦らせます
なんと一切のヘイトを受け付けずサイガー0のみを攻撃し始めました
こちらの動向に応じて動くユニークモンスターに舌を巻いていると、突然の援軍「秋津茜(あきつ あかね)と「シークルゥ」が加勢に入ります
秋津茜はサンラクに続いてラビッツのユニークシナリオを受けた人物であり、サンラクご用達のクソゲー「ベルセルク・オンライン・パッション(通称ベンP)」で会ったことがあるプレイヤーでした
秋津茜、サンラクの奥の手に加えサイガー0の「アルマゲドン」でリュカオーンを討伐しますが何と何と倒したのはリュカオーンの「分身」でした
これにはサンラクもショック・・かと思いきやリュカオーンの強さにテンションが上がります
しかもリュカオーンを倒した事で消えた呪いに代わり「リュカオーンの刻傷」なるパワーアップした呪いまで食らうおまけ付き(泣)
新シナリオ「夜闇を祓うは勇気の灯火EX」を受注しリュカオーンと決戦へのシナリオを進めます
一向は新大陸に旅立つ前の最後の街「フィフティシア」へと辿り着くと、同じくしてルストとモルドもシャンフロのフィールドに降り立ちました
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【クソゲーからの神ゲー】
この作品はフルダイブ型VRゲームが主流となった時代を舞台に、クソゲーハンターを称する主人公が登録者数三千万人の神ゲーム「シャングリラフロンティア」に挑戦する所から物語が始まります
主人公は「陽務楽郎(ひづとめ らくろう)」
高校2年生でバグや不具合がゲーム進行をそがいするいわゆる「クソゲー」が大好きな青年です
・・・17歳でそんな性癖歪んで大丈夫か?・・
「サンラク」のプレイヤーネームで鳴らす彼は今回ゲームや店長の勧めで登録者三千万人の神ゲーム「シャングリラフロンティア」に挑戦します
「シャンフロ」は中世の文明レベルをベースにSF要素も取り入れた世界観のゲームでサンラクが選んだ職業は「傭兵(二刀流)」
最初に装備を売り払い武器に全振りした結果、「鳥頭に半裸のプレイヤー」が完成します
ちなみに鳥頭は素顔を隠す為のものです(笑)
そんな変態プレイヤーはシャンフロの精緻な作りに感心しながら早速レベル上げに精を出します
場所を移動しながら戦った結果、始まりの街「ファスティア」より第2の街「セカンディル」の方が近くなってしまいます
のっけから破天荒な始まりとなりましたがサンラクはエリアボスを倒してセカンディルへと辿りつきます
【七つの最強種邂逅】
そこでサンラクはシャンフロ世界の象徴とも言うべきユニークモンスター「七つの最強種」の一角「夜襲のリュカオーン」と遭遇します
三千万人のプレイヤーがいながら未だ誰も倒していないモンスターにサンラクも果敢に挑みますが敢え無く敗北・・
しかしその健闘を称えられある「呪い」を付与されます
一番のダメージは胴と腕に装備が付けられない事・・要するに半裸確定です(笑)
リュカオーンとの戦闘で服を失いましたが代わりに幸運値が跳ね上がりその恩恵でユニークシナリオ「兎の国からの招待」が開始します
兎の国では頭の「ヴァイスアッシュ」に弟子入りし、ヴォーパルバニーの「エルム」がパーティーに加わります
【サンラクを探せ!】
大きい街で腰を据えたいサンラクは急ぎ次の街「サードレマ」を目指します
その間にセカンディルで撮られた「エルムと写った写真」が出回り、多くの上級プレイヤーの目を引いてしまいます
サードレマの前で待ち構えていたのはモンスター撮影クラン「SF-Zoo」の園長「アニマリア」とサンラクのクソゲー仲間にしてシャンフロでは有名なPKクラン「阿修羅会」の「アーサー・ペンシルゴン」とその仲間達
加えて乱入して来たのは「最大火力(アタックホルダー)」の称号を持つ戦士「サイガー0」
実はサイガー0はリアルサンラクに想いを寄せる女の子「斎賀玲(さいが れい)」ちゃんなのですが、シャンフロでは知らない人はいない上級プレイヤーなのでした
とんでもない四つ巴を切り抜けたサンラクは本腰を入れて兎の国のユニークシナリオに取り掛かります
兎の国にある闘技場「ヴォーパル・コロッセオ」で魔物10体抜きを果たしシナリオをクリアすると今度はユニークシナリオEX「致命兎叙事詩(エピック・オブ・ヴォーパルバニー)」がスタートします
【ウェザエモン討伐イベント】
新たなエリアを目指すサンラクに立ちはだかったのはサイガー0でした
その手をかざして現れたのは・・・「フレンド申請」・・・え⁉
晴れてサイガー0とフレンドになったサンラクはクソゲー仲間の「カッツォ」(本名「魚臣慧(うおみ けい)」/職業・プロゲーマー)共々ペンシルゴンに呼び出され七つの最強種のひとつ「墓守のウェザエモン」討伐を持ち掛けられます
しかもウェザエモンイベントはヴァイスアッシュにも繋がっており「神匠」の鍛冶師である彼の手から新たな武器【兎月(上弦・下弦)】を与えられます
悪辣な評判しかないペンシルゴンでしたが、今回はウェザエモン討伐の為の必須NPC「遠き日のセツナ」への感情移入で戦いを決意しておりサンラクとオイカッツォ(シャンフロ内でのカッツォ)も快く共闘を誓い合います
なので秘密を共有しながらも討伐に消極的な自分のクラン「阿修羅会」を他のクランに潰させて後顧の憂いを無くしいざ決戦へ!!(鬼)
ペンシルゴンが考えるウェザエモン攻略の鍵は「時間経過」
第1段階として「10分間生き残る」為の一番槍はサンラク
ひたすら攻撃を避けまくり時間稼ぎを続けます
今回の戦いに並々ならぬ決意で臨んでいるペンシルゴンは大金を投じ大量のレアアイテムを持参していました
そのお陰で死んでも生き返る(個数制限アリ)「ゾンビ戦法」で10分を切り抜けます
第2段階はウェザエモンが召喚した戦術騎馬「麒麟」にウェザエモンを乗せない事
ウェザエモンが乗ってしまうと蹂躙しかない為、ここでオイカッツォが麒麟を相手取り合体モーションを阻止します
ペンシルゴンも奥の手であるユニークアイテム「対価の天秤」で全財産を投入し3人のステータスをアップさせます
そして遂に迎えた第3段階・・
「咆哮」による衝撃波を「聖女ちゃんの聖水」攻撃で回避するとここからはほぼ未体験ゾーンに突入します
麒麟が人型に変化し明らかにウェザエモンと合体しそうな雰囲気を察したペンシルゴンはオイカッツォと協力して麒麟討伐に入ります
サンラクも兎月を装備し決着へと向かおう・・とした所でウェザエモンの新技「天晴(てんせい)」が発動⁉
回避もパリィも叶わない凶悪技攻略の先にあったのは「決着」の二文字でした
その報はシャンフロ中にアナウンスされてしまい3人の名前は一気に多くのプレイヤーの耳に入ってしまいます
そして消滅するセツナが残した「バハムートを探しなさい」という言葉
新たな攻略が幕を開けます
【本社騒乱】
ウェザエモン討伐は現実世界でも問題を起こしていました
シャンフロの開発会社「ユートピア社」ではウェザエモンのステータス調整を巡って創業者の「継久理創世(つくり つくよ)」とプロデューサーの「天地律(あまち りつ)」が取っ組み合いのケンカをしていました
どうやらウェザエモン自体後半に倒されるキャラだったらしくサンラク達はクリエイターにまで睨まれてしまいます
ともあれサービス開始以降「0%」だったシャンフロの進行率が初めて「12%」に進みました
【クラン結成】
ここでサンラク、オイカッツォ、ペンシルゴンは3人で「旅狼(ヴォルフガング)」というクランを結成します
目的は「シャンフロ攻略」です
【古匠育成】
謎の多いウェザエモン討伐報酬の中で目を引いたのは「格納空間」に転移出来る鍵「インベントリア」で、そこには遥か昔「神代」と呼ばれる時期の遺物が多く眠っていました
端的に言うと機械文明の名残です
それを動かすには「エーテルリアクター」が必要で、オイカッツォが麒麟との戦闘報酬で手に入れた物は破損していて使えませんでした
修理するには「古匠」の称号をもつヴァイスアッシュの腕が必要でしたが、不在だった為エルムの姉「ビィラック」を古匠にランクアップさせようと画策します
必要な物は「遺機装(レガシーウェポン)」と「魔力運用ユニット」
遺機装は手持ちがあったので鳥頭と2匹の兎は魔力運用ユニットを目指して「去栄の残骸遺道」を目指します
第4の街「フォスフォシエ」を抜けた先にある「奥古来魂の渓谷」の上部に「水晶群蠍(クリスタルスコーピオン)」がいるという話を聞いたサンラクは2匹の目を盗んで攻略にチャレンジします
水晶群蠍戦でゲットした宝石の売却を巡り猫妖精の国「キャッツエリア」の「長靴銃士団」副団長「アラミース」と知り合い彼も旅に同行します
【クラン連盟】
去栄の残骸遺道ではこれまでと違いメカメカしい敵や設備が多く現れまた違う時間軸での広がりを認識します
・・が、問題はそれではありませんでした
ウェザエモン以降サンラク達に目を付けていた討伐クラン「黒狼(ヴォルフシュバルツ)」の団長「サイガー100」と考察クラン「ライブラリ」のリーダー「キョージュ」、更には「SF-Zoo」のアニマリアを交えて4クランでの会合が開かれます
黒狼はリュカオーン情報、SF-Zooは兎の国「ラビッツ」に関わる情報、ライブラリはウェザエモンの情報を求めて旅狼にコンタクトして来ました
そこでキョージュから聞いた話によるとリュカオーンとウェザエモン以外でわかっている七つの最強種は「深淵のクターニッド」「天覇のジークヴルム」「冥響のオルケストラ」で後の2体は発見すらされていません
盛り上がる会話をまとめ上げペンシルゴンが3クランに出した提案は「クラン連盟」の結成でした
【蠍討伐】
レベリングと金策
そんなおいしい要素を兼ね備えた水晶群蠍の狩りをぶち壊したのは運営による「サイレント修正」でした
しかし!
クソゲーハンターがそんな真っ当な運用でへこたれる訳はありません
スキル「スカイウォーカー」を駆使して水晶群蠍を大量討伐するといきなり現れたのはレアエネミー「金晶独蠍(ゴールディ・スコーピオン)」
ウェザエモンと遜色ない強さの敵に萎縮するどころか燃え上がるサンラク
激闘の末、大量のレアアイテムを持ち帰ったサンラクを迎えたのは無事古匠のレベルアップしたビィラックでした
修復が完了したエーテルリアクターを使って神代のアイテムを装備・・・装備・・・装備⁉
呪いで出来なくね????
【気分転換からの・・・】
サンラクは呪いのショックを払拭する為にロボットアクションゲーム「ネフェリウム・ホロウ」にログインします
すると最後のログインで行われたランキング戦で引き分けた1位の「ルスト」が反応し対戦を仕掛けてきます
3ヶ月のブランクがあるサンラクはあっさり敗北しますが、ルストは敗戦するまで同じ機体を使い続けるという習慣を聞いて是が非でも機体を変えさせようと燃え上がります
再戦に向けて秘策満載の機衣人(ネフィリム)「フィドラークラブ」で応戦します
久々の対戦で得た物は充足感だけではありませんでした
ルストと補佐役の「モルド」から七つの最強種「深淵のクターニッド」に関わる情報を手に入れたサンラクは11番目の街「フィフテシア」を目指します
その際ソロプレイに限界を感じたサンラクはある人物に協力を依頼し承諾を得ます
「最大火力 サイガー0」に・・・
【リュカオーン再び】
そんな異色パーティーの前に意外な人物が立ちはだかります
『クラン「SF-Zoo」とアニマリア』
ペンシルゴンにあっさり情報を売られたサンラクを横目に動物専門クランはその特性を活かしリュカオーンの動向まで把握していました
目を丸くするサンラクの前で行われるリュカオーン捕縛作戦
一見完璧に見える作戦でしたがその包囲網はリュカオーンの能力によってあっさり破られてしまいます
2体目の「分身」によって蹴散らされていくSF-Zooの面々・・
その脅威を前にサンラクは討伐したい衝動とサイガー0までユニークシナリオEXが発現するリスクに悩みます・・・
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