こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「不滅のあなたへ」13巻です
概要
”レンリルの街をめぐる攻防戦から数百年。時は移ろい、ノッカーの脅威の去った時代。かつてのフシと仲間たちの戦いは今や”伝説”となり、人類は平和な世を謳歌していた。そんな時代に再びフシは目を覚ます。人も、物も、あらゆるものがかつてと違う。道路を走る車、空にたなびく電線、煌めくネオン。彼は新たな時代で、何を見て何を感じるのか──。これは変わる時代と変わらない心の物語。”
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
不滅のあなたへ |
作者 |
大今良時 |
発売日 |
2020年7月17日 |
掲載誌 |
週刊少年マガジン |
ジャンル |
ファンタジー |
サブタイトル
#117 穏やかなる世
#118 手綱
#119 あたらしいであい
#120 いぶんしのゆくえ
#121 いたる すみか
#122 こころのむすびめ
#123 みちしるべ
#124 みずは
主な登場人物(新規・変更)
♤アオキ ユーキ
中1、オカルト研究部副部長、好奇心の塊で口は軽い
♡ミズハ
中2、才色兼備の少女
♡ハンナ
中2、オカルト研究部部長でミズハの友人
♡ミズハの母
ハヤセの末裔、ミズハを溺愛している
♧ユーキの家族
しっかり者の妹アイコと孫に弱い祖父カズミツ
♧オカルト研究部員
頭脳担当のセンバ、力担当のタマキ
あらすじ
「数百年後の世界」
フシは蘇った
世界中に自分の根が行き届き平和になった世界で・・
観察者はその褒美としていつでも根と繋ぎ直せる「再接続」という能力をフシに与え消えていった
約束を達成したフシは早速みんなを縁の場所で蘇らせてあげる事にする。しかし、かつて生きた時代から時間が経ち過ぎており、ボンやマーチは自身の博物館で蘇り困惑してしまう
フシも早速人混みの中に出ていくとそこはビルや車、スマホなどが街を覆い尽くしていた・・・
「釣られたフシ」
波止場で釣りをしていたユーキは魚に変身していたフシを釣り上げてしまう
目の前で人間に戻った姿を見て早速家に連れ帰る(鹵獲)
フシが命を蘇らせる事が出来ると知ったユーキはその力が見たいとせがむ
するとフシは馬とエコをこの時代に蘇らせる
ボンの遺志を継いだテイスティビーチ財団の力によってボン達もフシの元に集められ久しぶりの再会となる
手狭なユーキの家は突然降って湧いたフシの仲間によって大所帯生活に巻き込まれていく
「子々孫々」
ユーキが好きなミズハ先輩は何でも出来るスーパーな女性だった
しかしなんでも出来すぎてひとつの事を達成すると、次の目標に行ってしまいやる事が定着しなかった
家には彼女が高みに到達したあらゆる賞状やトロフィーがこれでもかと飾ってあった
そんなミズハを母は大切に思うあまり束縛し、1日も自由を許さない生活を強制し続けてきた
心をすり減らし続けるミズハを見かけたフシは、彼女の外見でヤノメの少女の生まれ変わりだと確信して近づいていくと・・
レビュー
不滅のあなたへの13巻です
レンリルの戦いから数百年後の世界は我々が住む現代と何ら遜色のない文明に進化していました
車や電気はもちろんスマホまであります
ほぼほぼ現代ですが、その世界にはフシが生きてきた時代がそのまま歴史になっており世界中にはフシの根が張り巡らされています
あれだけ夢見たノッカーのいない世界を実現したフシですが、あまりにも時代が変わりすぎていて取り残されています(笑)
まあ、仕方ないでしょうね
江戸時代の人が現代にタイムスリップしたようなものですから
何となくマーチとかボンの雰囲気でアイヌ色やヨーロッパ色が強いのかと思いましたが、現代はまごう事なく日本ですね
世界は広いのでもっといろいろな文化があるのだとは思いますが
それでもフシの適応能力はさすがなものですぐにユーキに馴染んでしまいます
ユーキは好奇心が強いとかじゃなくてただの変態ですね(笑)
普通そんな怪しい奴家に持ち帰らないでしょう
カズミツもなんだかんだで世話している所を見ると一家そろってお人好しの変態です
しかし世界変わりすぎ
ここまで文化がレベルが違うと普通もっと馴染むのに時間がかかりそうですがさすがは
フシファミリーで結構あっさり馴染んでますよね(笑)
仲間をいつでもどこでも簡単に復活させてしまうので、命の軽い感じは否めませんが復活した仲間と一緒に暮らすというのは素敵ですよね
成長よりも戦いに追い込まれていた第1部と違うテイストで、フシがどうやって人間的な成長を遂げていくのか楽しみにしたいと思います
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14巻に続く!
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