彼女のみゆきと妹のみゆき。2人の間で揺れ動く真人の日常を描いた80年代を代表する珠玉の恋愛漫画
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
作品紹介
では漫画紹介やっていきましょう
今回紹介するのはあだち充先生の『みゆき』です
あらまた懐かしの名作いきますね
このコーナーで懐かしくないものないけどね(笑)
今も最前線で活躍するあだち充先生の初期の連載作品ですね
1983年にはアニメ化されブレイク前の荻野目洋子さんが声優を務めた事でも有名ですね
妹の方ね
同じく1983年に監督・井筒和幸、主演・長瀬正敏で実写映画化もされました
ちなみに竜一が嶋大輔で母が木の実ナナ
ナイスキャスト!(笑)
1986年には単発TVドラマも放映
真人役は野々村真
いい線いってるな
などなど多くのメディア化もしましたし、アニメのED曲「想い出がいっぱい」は音楽の教科書にも載った名曲でしたね
では作品紹介いってみましょう
おなしゃす
この作品のメインキャラクターは若松真人(登場時高1)とタイトルにもなっている妹の若松みゆき(登場時中3)と恋人の鹿島みゆきです
つまり2人のみゆきと1人の真人を中心に物語が進んでいきます
1人の真人はわかってるよ
舞台は真人とみゆき(鹿)が住む町にみゆき(妹)が帰って来た所から始まります
どこから帰って来たの
海外。直近はカナダだけどみゆき(妹)は父親の和人の仕事の都合で世界中を転々としていました
この家庭はちょっと複雑でまず和人と最初の奥さんの間に出来た子供が真人です
最初?
で、みゆき(妹)の母親と和人が再婚して真人と兄妹になります
つまり真人とみゆき(妹)は血が繋がっていません
この設定は終盤で大きな意味を持ってきます
その上、2人の母はそれぞれ他界しており真人は2度母親を亡くしています
複雑でヘビー
そんな真人はちょっとスケベでかなりスケベでほとんどスケベな男の子です
前振り台無しだよ。褒めてやれよ
入浴中の妹の着替えを見て喜びます
・・・・・
彼女のビキニの下を持って喜びます
・・・・・
家の中でもいつもみゆき(妹)をチラ見してます
・・・スケベでいいです!(屈服)
そんな真人をなぜかずっと好きな気の毒な女性が恋人の鹿島みゆきです
言い方
真人の度重なるスケベ行動を目にしても嫌いになりません
ビンタはしますが
結構カゲキ
頭が良くていい大学に行けたのに真人と同じ並みの大学を受験します
しかもその大学に真人が落ちると願書をわざと出し忘れて一緒に予備校に通います
めっちゃ献身的!
そんな真人が最終的の選んだのはみゆき(妹)です
ノオオオオオォォォォォーーーーーー!!!!
てかすっごいネタバレ!
もう40年近く前の作品だよ
時効って事で
時効ねえよ
新しくてもやってるくせに・・グフッ!
そのみゆき(妹)はというと容姿が良いのは言うまでなく、明るく健康的で家事も万全にこなすしっかり者です
出来の悪い兄と3人のストーカー、果ては海外から押しかけくる求婚者まで難なくいなします
ストーカー!?
あ。ストーカー規制法は2000年だからストーカーではなく変質者寄り
余計に悪くなってない⁉
ケンカが強く腕っぷしで物を言う留年同級生の間崎竜一
ヤンキー面でバイクは常時ノーヘル、人の家に勝手に押しかけて酒盛りはいつもの事
どこからか情報を入手してはみゆき(妹)に付きまとう
・・・・・
みゆき(妹)の学校の体育教師・中田虎夫
みゆき(妹)を追いかけて中学から高校に職場変更、おさわりやのぞき見は当たり前
学生をすぐ自宅に呼びたがりあまつさえ結婚を申し出る
・・・・・・・・・
みゆき(鹿)の父親・鹿島安次郎
警察官で通称二枚刃の安次郎
仕事中にみゆき(妹)をお茶に誘うのは当たり前、官憲の力を利用してまでみゆき(妹)を優遇
勝手に庭に立ち入ったり、時には娘の風呂も覗く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ストーカーで・・・・(屈服②)
ね!この作品は2人のみゆきが襲い来る変態を斬って捨てる物語です
内容変わってる!??
ストーリーはこの3人を中心に真人の高1~大学生(浪人含む)の約4年間の日常や恋愛が描かれています。
なんか位置的に三角関係を想像しがちですが2人のみゆきはお互いに好意を抱いており関係は概ね良好でした
4年間のほとんど真人はみゆき(鹿)と付き合っていましたが、いつも一緒に過ごしているみゆき(妹)に徐々に惹かれ始めます
三角はなくて両天秤だな
それでもそのまま行けば妹を選ぶという選択肢はなかったのかも知れませんが、終盤に入り若松兄妹の幼馴染だった沢田優一が登場した事で2人の関係は大きく動き始めます
何者?
スポーツ万能のイケメン大学生でサッカーが上手く本場ドイツで認められるほどの実力者でした
幼少時に若松家の隣に住んでおり、真人は兄のように慕っていました
ハイスペックだな
そんな優一が成長したみゆき(妹)に一目ぼれし結婚を申し出ます
いきなり!?
実は優一は真人の気持ちにも気づいていました
みゆき(妹)を真剣に好きな気持ちと同じくらい真人の事も真剣に考えていて本心を気づかせる為に外堀を固め逃げられない状態でみゆき(妹)の事を女性として好きなのか、それとも妹として好きなのかを決断させます
心も行動もイケメン
真人もずっとみゆき(鹿)とは両想いだったんだけど、楽しい時間を共有する恋人ではなく日常を共に過ごすみゆき(妹)に気持ちが向かっていくのは責められないよね
真人は優しいからみゆき(妹)が寂しい思いをしないよういつも気を配っていたんだよね
(初めて真人を褒めた!)
優一もそれをわかっていて2人の背中を押したんだろうね
もしそうならなければ自分がみゆき(妹)を幸せにすればいいと思って
優一とみゆき(鹿)が付き合えばいいのに
ちょっとエンディングでそんな雰囲気あったけどね
実際はわからないけど
そんな優しい人たちに囲まれた若松兄妹の物語ってのがメインテーマとしては正しいのかなと思います
ほのぼのとした日常と優しい恋愛を見たい方はよかったら手に取ってくださいね
でもワイド版は腕が疲れるから注意してね
何の心配?
ではまた次の作品でお会いしましょう
バイバーイ
Luck’opedia
主な登場キャラ
試し読みはこちらから↓↓
コメント