こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
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TheWorkData
【作品名】 |
Mr.CB |
【作者】 |
漫画・谷嶋イサオ 原作・綱本将也 |
【連載期間】 |
2018〜 |
【巻数】 |
1〜10巻 (2022.11現在) |
【掲載誌】 |
ヤングチャンピオン |
最新刊・10巻(2022/9/20発売)
勢いは作れたものの得点を奪えなかったワンダーズのベンチは予想以上の明るい雰囲気を保っていました
後半に入ると各ポジションの選手が個々に躍動し始めます
主水は岡部を走らせて前線からパスコースを限定させ攻撃の起点を作らせません
動かないまま相手を牽制する主水に岡部も舌を巻きます
得点の糸口となるセットプレーでは明が競り合いに何度も勝ち相手ゴールを脅かします
終いにはゴール裏のサポーターを煽って声を要求しました
後半30分を過ぎた所で得たスローインに動いたのは鈴鹿でした
鈴鹿とエビちゃんはこの日に向けてある特訓を行っていたのです
それは・・「ロングスロー」
一直線に明目掛けて飛んできたボールを、2人にマークされた明は絶妙のタイミングでスルーし主水へと託します
後半開始のタイミングで楳埜は吉永に異変というか嫌な予感を感じていました
試合終盤になってもそれは消える事はありません
ピッチでは未だ吉永は新堀を完璧に抑えていましたが、流れたボールがGKとの中間に落ちるとスプリント勝負になってしまいますが・・・
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Story&Review&Character
【拾ったのは原石⁉】
東京ワンダーズを1部に昇格させる為に元日本代表のカイザーヨシこと「吉永衛(よしなが まもる)」が華々しく加入してはや4年
チームは未だ3部カテゴリのNF3を抜け出せずにいました
新シーズンを前にして吉永は不思議な高校生「千明明(ちぎら あきら)」と出会います
明は地元高校に通う高校生でサッカー部に所属していましたが目立った選手ではありませんでした
しかし彼のある能力に驚いた吉永が自身の年俸と引き換えでチームに獲得を要請します
果たしてこの青年は未完の大器か⁉はたまたただの凡才か?
【もうひとつのワンダーズ】
東京ワンダーズと契約した明が吉永の指示で送り込まれたのは「もうひとつのワンダーズ」、野球独立リーグに所属すると東京ワンダーズでした
そこで明がCBとして大事な「目」を鍛えている間に、ワンダーズは元プロ選手で吉永と因縁がある「楳埜(うめの)」を監督として契約を結びます
新体制が着々と進む中、GMの「桂木(かつらぎ)」は今年ワンダーズが昇格出来なければクラブの売却、解体を進めると会長に約束します
しかもその内容が日日スポーツの「星川薫子(ほしかわ かおるこ)」によって表ざたになってしまいます
遅れて明もチームキャンプに合流しますが、プロとしての技術が不十分な明に吉永自らCBとしての技を指導していきます
【NF3リーグ開幕】
遂に始まった新シーズン
待ったなしの状況で明に与えられたポジションはゴール裏の「アナゴンの中」でした
第1節前半から超ハイラインプレスで相手を圧倒するワンダーズでしたが、選手の体力がもたず失速し0ー1で初戦を落としてしまいます
楳埜も後半からは指揮を放棄した上、その後チームは無残な開幕4連敗
サポーターの居座り抗議が起こり、ゴール裏は紛糾するが突然アナゴンから飛び出した明が「自分がチームを勝たせる」と宣言します
【明のデビュー、吉永の離脱】
明は初めてベンチメンバーに名を連ねますが登録はなぜか「FW」
劣勢が続く状況で前線のターゲットマンとしてプロのピッチに立った明は、手持ちの少ない技術だけに専念しチームに貢献しようと奮闘します
すると勢い余ってプロ初ゴールをマークし、チームに初の勝ち点をもたらします
その後チームは3試合連続引き分けで徐々にリズムを取り戻し、明も途中出場ながら1ゴール1アシストの活躍を見せます
ようやくチームがまとまりそうな所で、吉永が膝を痛めて長期離脱を余儀なくされてしまいます
大黒柱を失ったチームに合わせるように攻撃の柱である「目白主水(めじろ もんど)」まで調子を落としてしまいますが、明とコミュニケーションをとる内に復調していきます
戦力としてはともかく選手たちに愛されている明を見た楳埜監督は、チームのモチベーションを保つために彼をキャプテンに任命します
それが功を奏したワンダーズは8節で待望の勝ち星を手に入れます
【変化の胎動】
ワンダーズは親会社の「TIGRIS」スタッフが撤退し、桂木が全権社長に就任します
経営陣的にはチーム解体準備の一環でしたが、その裏で桂木は不敵な笑みを滲ませていました
吉永は早期の復帰を目指し膝の手術を決意すると、明は伸び悩んでいるチームメイトの「岡部(おかべ)」と特訓を開始します
その岡部の活躍で勝利し勢いが増すワンダーズでしたが、次の相手チーム「マルシャミーオ滋賀」には明が高校時代全く勝てなかった相手「西浦(にしうら)」が在席しリベンジの炎を燃やしていました
1対1の局面では西浦に負けなかった明でしたが、滋賀の試合巧者「八島(やしま)」に上手く利用され試合には負けてしまいます
【復調への足掛かり】
自分の欠点に悩みたい明でしたが、何に悩んでいいのか分からず吉永に相談します
吉永からはイメージトレーニングを提案され猿橋と一緒に取り組みますが、成果を出し試合でも好調の猿橋に対し、明はスタメンはおろかベンチメンバーからも遠ざかってしまいます
DFラインをノーマルに戻し好調を維持するチームは、残り10試合で首位と勝ち点10差に付け終盤を迎えていたが未だ明のCB序列は4番手のままでした
滋賀戦ではSBの怪我人が出てベンチ入りを果たすも出番はなし
ライバル認定してくれた西浦に顔向け出来るようトレーニングに励む明に続き、吉永がようやくリハビリに復帰してきます
【ベンチの3人】
クラブハウスを訪れた元日本代表でアトランタ組の「河野敦彦(こうの あつひこ)」に期待の言葉を掛けられた明
リハビリに精を出しシーズン内に復帰を目指す吉永
そしてシーズン終盤に調子を落とす事から「ミスター・フォーク」の有難くない異名を持つ主水
開幕スタメンを飾ったこの3人が36節で仲良くベンチを温めるなど誰が予想出来たでしょうか?
しかし、不調の原因を吉永に深堀りされる事で本当は不調ではないと知った主水は最終節を前に再びコンディションを上げ万全の状態で最後の勝負に踏み出していきます
そして迎えた最終節
勝てば文句なしで2部昇格を決めるワンダーズのスタメンに名を連ねたのは主水、吉永、そして明の3人でした・・・
【最終節の激闘】
順調な知部り出しを見せるワンダーズに襲い掛かるASリョーマのエース「新堀(しんぼり)」
1部で得点争いを繰り広げていた実力者には世界を知る男が対応し決定機を作らせません
すると明はコーナーキックの場面で2つの要求をチームに出します
「ボールは全て自分に合わせて欲しい」「キックはエビちゃんか鈴鹿が蹴る」
これは主水のプライドを逆なでするオーダーでしたが明の目を見て彼も全面的に受け入れてくれました
纏まり始めるピッチ内とは裏腹にピッチ外では大きな混乱が起きていました
スポンサー関係者を呼んだにも関わらず肝心の桂木が行方不明になっていました
慌てた部長の「飯田(いいだ)」は状況を誤魔化しつつも必死に桂木を探します
そして辿り着いたのは・・アナゴンの中⁉
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