仄見える少年 1巻(松浦健人/原作・後藤冬吾)【新刊コミックレビュー】※ネタバレありFile0040

仄見える少年(1) SF・ファンタジー
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

今回紹介する新刊コミックは12/4発売の
「仄見える少年」1巻(松浦健人/原作・後藤冬吾)です

この作品は「トーキョー忍スクワッド」の松浦健人先生が後藤冬吾先生を原作に迎えジャンプ金未来杯でグランプリを取った読切を連載でスタートしたものです

テーマは妖怪、妖怪を吸い寄せる体質の女の子を霊媒師の少年が守る・・・って、若干あ○かしに似てなくもない設定ですが霊怪の独特な表現や迫力のあるバトルシーンなんかはいい雰囲気を出しています

ここからのオリジナリティ次第ではジャンプでいいとこ行くんじゃないかと感じさせる作品です

早いうちにチェック入れてみてはどうでしょうか?

こんな人におススメ!

この漫画はこんな人にオススメです!

・異能バトルや妖怪モノが好きな人

・謎の設定が沢山ある漫画が好きな人

・怖いお姉さんが好きな人

1巻の見所は
「伊織が繰り出す異能バトル」です

あらすじ紹介

哀別理久(あいべつ りく)には普通の女子高生にはない不思議な力があった

それは危険を察知する能力である

人助けが好きな理久はこの能力を気に入っていたが、ある日学校で霊感少年と呼ばれる片儺木伊織(かたなぎ いおり)に呼び出されたことから彼女の人生が一変する

伊織との待ち合わせ場所に向かうと彼の姉である霊媒師の片儺木夜生(かたなぎ やよい)が電話口で待っていた

彼女の話によると理久には霊怪と呼ばれるものが憑いており、生命の危険が起きる前に原因を調べた方がいいと助言をくれた上で伊織に命令し調査を手伝ってくれた

伊織は一見やる気がなく逃げ腰でなんとも頼り甲斐のない青年だったが、夜生の話によればいっぱしの霊媒師とのことで理久は彼に問題を一任する事にした


原因となった電車に乗った理久と伊織は霊怪によって別次元に引き込まれてしまうが、伊織が従える影の鬼「隠形鬼」によって原因となった霊怪・大首を退治する事に成功する


しかし問題は大首ではなく理久自身にある事を伊織から聞かされる

理久は「招き手」と呼ばれる霊媒体質で、勝手に霊怪を引き寄せてしまい周りに危険を振り撒いてしまうのであった

今まで自分が人助けだと思っていた力は自分が引き起こした危険が原因と知り理久は愕然としてしまう

その理久に対し、招き手は保護する決まりだからと夜生は伊織に彼女の保護を言い渡す


霊怪を寄せる少女とそれを祓う少年の物語の始まりであった

感想

設定そのものはありがちで特に目立つものはないんですが、その分頭には入りやすくストーリーを優先して追っていけました

ストーリーもテンポよく数回バトルを挟んで本題に近い片儺木家の話まで入って行ったので、能力バトルで広がっていくのかな~って感じです

最近のバトルモノはテンポよく出し惜しみなく行かないと読者飽きちゃうんですかね?


主人公の伊織はやる気はないけど実力は折り紙付で今後のバトルでも活躍しそうですが、理久をどう使っていくのかが気になる所です

招き手に使い道があるのか?そこにディテールだけ出した「隠」なる組織がどう絡んでいくのかが見ものですね

最近のラスボスはエグいくらい強いのが多いですからね(笑)


霊怪との戦いは迫力がありカッコイイのでキャラ次第では今後人気が出そうな気がするんですけど・・・期待してます

天狗とか独特のセンスで描かれてるから敵がかっこいいともっと映えるかなと思います

Luck'o
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試し読みはこちらから↓↓


ところで

みなさんはどんな妖怪を使役したいですか?

Luck'o
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僕は河童です!(ビシッ)

・・・友達になれそう・・

ではまた次回の新刊で!

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