こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「不滅のあなたへ」12巻です
概要
”レンリルの街をめぐるノッカーとフシ達の戦いは遂に終局へと差し掛かる。防衛側に優勢だった戦況も束の間、カハクの左手が裏切りの末にフシを幾度なく殺したことで、かつてない危機が街に訪れる。フシを助けるべく現れたマーチがそこで見たものとは。そしてボンの頭をよぎる、逆転の秘策とは──。ひとつの時代に終わりが訪れようとしていた。不滅のあなたへ 第1部「前世編」完結。これは巡る生命の物語。”
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
不滅のあなたへ |
作者 |
大今良時 |
発売日 |
2020年1月17日 |
掲載誌 |
週刊少年マガジン |
ジャンル |
ファンタジー |
サブタイトル
#107 母の戦い
#108 胎動
#109 虚なゆりかご
#110 器の対価
#111 黎明
#112 そして日の出へ
#113 逆回転
#114 塵と半神
#115 復活者の宴
#116 時代の終わり
主な登場人物(新規・変更)
なし
あらすじ
「ふりだしのフシ」
裏切り暴走したカハクの左腕のノッカーからフシを救ったのは復活したマーチだった
カハクは決死の覚悟で左腕を切り落としノッカーにとどめを刺そうとしたが逃げられてしまう
フシの反応が全くなくなり不審に思っていたボンの前にマーチが現れると、有無を言わさずフシがいなくなった現場に連れて行かれ事情を聞かされる
ボンですらフシの気配を感じることが出来なかったが、突然やってきたエコが血溜まりの中からロープを手繰り寄せるとその先には小さな玉が一つ繋がっていた・・・
「最後の奇跡」
玉になったフシに刺激を与える為にボンが取った行動は自らの命を捧げる事だった
ボンの記憶を受け彼の姿になったフシは最初混乱したが、すぐ霊として目の前に現れたボンが新たな指示を与える
言われるがまま外に出てみるとそこにはぐグーグー、トナリ、リガード、カイ、ハイロ、メサール、オニグマがおり造る意識を集中すると・・・
壁の外ではエコを連れ去ろうとしていた自身のノッカーとカハクが相まみえていた
エコを新たな宿主にしようとしていたノッカーとの戦いは壮絶なものとなった
そしてヤノメ一族として一つの決断のもと、再びノッカーと融合したカハクはフシの元を去った
城内ではフシの前に死んで尚生きる気持ち持った霊達が集まり奇跡を起こそうとしていた・・・
「ノッカーのいない世界へ」
戦いは終わったがフシはノッカーのいない世界を作るために世界中に自分の根を伸ばす事を決断する
しかし、それはフシという自我との別れを意味していた
マーチはそんなフシとともにいる事を選び、他の復活者達もそれぞれの場所へと旅立っていった
ある人は怪我で、ある人は病で、老衰で、戦いで、、、それぞれの人生を全うして天へと旅立っていった
そして長い長い月日が流れて行った・・・
ーー第一部・「前世編」完ーー
レビュー
不滅のあなたへの12巻です
フシが玉になりマーチが復活しました→1巻に戻る⁉︎
ではなくこれがフシが持つ真の力の覚醒です
ここまでもどこぞの姫が生き返り、カイ、ハイロ、メサール達が生き返り何とな~く特定の人は生き返っちゃうってぼやけてましたがようやくその謎が解明されます
それもこれもボンがいてこそだったんですよね
最初ピオランが出てきた時にはここまでフシに影響を与えるキャラになるとは思いませんでしたが、ボンも同じくここまで物語を左右する人物になるとは思いませんでした
最初はただの馬鹿王子だったのに(失礼④)
フシは人の姿を得て知識を得ることで多くの能力を得てきましたが、その周りの人たちはフシと出会うことで多くの心の成長を遂げてきました
身体の無限の成長に対し心は成長の範囲にある程度限界がありましたが、それを補うように仲間の心がフシに寄り添うことでフシはより強い存在になれたのではないでしょうか?
そして最初の言葉を教えてくれたマーチが最後にフシの心を支えてくれるというのは、ここまで考えてたんですかね
大今センセー
カハクだけはちょっと最後可哀想な感じでしたが、大枠では大団円でしたね
メサールが無養生で死んだのは流石だと思いました(笑)
でもいまだ多くの事が謎なまま第一部終了となりました
フシの旅はまだ始まったばかりということでしょう
なんせ死なない主人公ですからね(笑)永遠に続けられますよ
第一部はフシの生きる目的よりも後半はノッカー戦に重点が置かれてしまったので、第二部ではまたフシが多くの事を得る時間がたくさんあればいいなと思いました
最後は大気になって世界中を旅してもいいんじゃないでしょうか
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13巻に続く!
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